読書感想文。

メインは読んだ本の記録です。

「鏡の国の戦士」を読んで。

2007-09-21 12:31:15 | 作家さん/か行
栗本薫さんの「鏡の国の戦士-グインサーガ外伝(21)」、小池真理子さんの「虹の彼方」を読了しました。

まずは「鏡の国の戦士」から。

過去のサイドストーリーではなく未来のストーリーで、満足度は65%かな。

次に「虹の彼方」を。

W不倫の話で、満足度は75%です。

「今からでも遅くはない、自分さえ妻を愛してやればいいのだ、って。心からそうしてやれば、僕のことを疑っていた妻も、そのうち安心してくれるに違いない。そうなったら、僕たちはお互いが家に帰っても、今みたいに暗くてとげとげしい空気に包まれていなくてもすむようになる。」

「夫には借りがある。負い目がある。人の感情に貸し借りなどあり得ない、とわかりつつ、どこかでそう思ってきた。常々、心の奥底でそんなことをひそかに思いながら、必死になって封印してきた理不尽な感情が、今まさに白日のもとに晒けだされそうになっている気がする。」

この本を読んでいたら、無性に恋がしたくなりました・・・。

それでは、また。