今日は、鶴林寺の由来や歴史を知る機会を頂きました。
まず、加古川には文化財が他地域に比べて多くあります。
市内には25の文化財がありますが、うち20の重要文化財、そして2の国宝が鶴林寺にあるのです。
実は、国宝は近隣でもここだけ。
これだけでも大いに誇れることです。
この国宝は、鶴林寺本堂と、鶴林寺にある太子堂の二つ。
本堂は1397年の建立で金閣寺と同年、太子堂はもっと古く903年前にできたとのことです。
本堂の貴重なところは、当時にあった建築方式の禅宗洋式・大仏様式・和洋式の3つをミックスした折衷方式
であるということ。
これは本当に珍しいもので、各大学の建築系学部がこぞって研究に来るものです。
太子堂は、日本最古の修業場であること、堂内壁画、太子信仰の中心地という点で重要です。
なお、壁画は宝物殿のなかに、様々な学術団体が復元した元の色鮮やかな姿が展示されています。
そもそも、加古川は文化の集積地でありました。
大和の時代に、聖徳太子が加古川に拠点を作られたのも、それが要因です。
その後の困難な歴史の中でも、鶴林寺は荒廃せずに残ってきました。
そのような文化を知り、文化活動の盛んな土地としていきたいものです。
ちなみに、「鶴林」というのは、仏陀が入滅する際に周りの沙羅双樹が白枯れし、それが鶴の林に見立てられた
ことから、鳥羽天皇に名づけられたものだそうです。
地域に歴史あり。
知れば知るほど面白いですね。
まず、加古川には文化財が他地域に比べて多くあります。
市内には25の文化財がありますが、うち20の重要文化財、そして2の国宝が鶴林寺にあるのです。
実は、国宝は近隣でもここだけ。
これだけでも大いに誇れることです。
この国宝は、鶴林寺本堂と、鶴林寺にある太子堂の二つ。
本堂は1397年の建立で金閣寺と同年、太子堂はもっと古く903年前にできたとのことです。
本堂の貴重なところは、当時にあった建築方式の禅宗洋式・大仏様式・和洋式の3つをミックスした折衷方式
であるということ。
これは本当に珍しいもので、各大学の建築系学部がこぞって研究に来るものです。
太子堂は、日本最古の修業場であること、堂内壁画、太子信仰の中心地という点で重要です。
なお、壁画は宝物殿のなかに、様々な学術団体が復元した元の色鮮やかな姿が展示されています。
そもそも、加古川は文化の集積地でありました。
大和の時代に、聖徳太子が加古川に拠点を作られたのも、それが要因です。
その後の困難な歴史の中でも、鶴林寺は荒廃せずに残ってきました。
そのような文化を知り、文化活動の盛んな土地としていきたいものです。
ちなみに、「鶴林」というのは、仏陀が入滅する際に周りの沙羅双樹が白枯れし、それが鶴の林に見立てられた
ことから、鳥羽天皇に名づけられたものだそうです。
地域に歴史あり。
知れば知るほど面白いですね。