ミッキーマウス・リーグ

ベッカムの最近のコメントを読むとＭＬＳに移籍したことに後悔はしていないし、ＬＡギャラクシーはけっしてpub teamではないし、ＭＬＳはミッキーマウス・リーグではない。レベルはかなり高いし、このリーグをより大きく、発展させることに貢献したいと言っている。

ヨーロッパのいや世界中のサッカー関係者はベッカムの移籍をヨーロッパのトップクラブしかもレアルからＭＬＳに行くなんて後悔するに決まっていると決め付けている。選手のキャリアという面から考えればもっともである。

しかし全盛期を過ぎた選手がキャリアの終わりに自国のリーグに戻って貢献しようと考えたり、金銭目当てで中東に移籍することが多い。年俸が１０倍にもなるんだったら、誰だって最後の２年くらいで１０億円くらい稼いでみたくなる。

だからどこに行くかはその選手の価値観の問題であって、ヨーロッパ人が他国のリーグをミッキーマウス・リーグと呼ぶのは傲慢だろう。

しかしミッキーマウス・リーグというネーミングはなかなか的を得たもので妙に感心してしまった。