サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

オーストラリアvsバーレーン

2011-01-19 14:29:51 | Weblog
オーストラリアの本音は1位ぬけして、日本との山を避けたい。そうすれば日本、韓国とは決勝まで会わなくてもすむからだ。ただし裏試合で韓国が大勝すればだめだから、バーレーン相手になんとか2点差くらいは差をつけて勝ちたかったというところだろう。

オーストラリアは主力の選手が30才をすぎて世代交代ができていないといわれてきた。もちろん若手も出ているのだが、これまでよりは小粒である。2006年あたりがオーストラリアのピークだったかも知れない。ビツーカ、キュエル、ケーヒル、ニール、グレラ、ブレッシアーノ、モア、シュワッツー、エマートンなどだ。

この半分くらいが代表を引退している。代わりに出てきた選手は若いがAリーグ所属であり、ヨーロッパのクラブでも2部でプレーしている連中だ。つまり昔と比べればかなり選手層が薄くなっていて、かつそのレベルも下がっている。いくらAリーグのレベルが上がってきたといっても、2007年のアジアカップでは国内組がスタメンには出てこなかった。

さてバーレーンはコンパクトに守り、サイドからオーストラリアを脅かした。しかしPA内には正確なクロスも上がらず決定機も作れずに、結局1-0でオーストラリアが勝った。1位ぬけをするにはもっと点差が欲しいところだが、思わぬバーレーンの抵抗にあった。

これで韓国はインド相手に大勝して楽々に1位ぬけかとおもったら、4-1という結果で、最終的にはオーストラリアが1位、韓国が2位になり、日本の準決勝の相手はイランと韓国の勝者となった。韓国もオーストラリアも準決勝以上で対戦しなければならず、これは仕方がないか。

韓国はイランとはアジアカップでは毎回のように対戦して、意外と分が悪い。面白い試合になるかも知れない。

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