ジーコの頭にある２３人

今すぐ決めろと言われればすぐに出てくるジーコの２３人を考察してみよう。誰にでも分かるかもね。

まずＧＫは川口、楢崎、土肥の３人。

ＤＦは中澤、宮本、坪井、田中、中田コ（こういうとき便利な中田コ）の５人。

ＭＦは中田ヒデ、福西、稲本、小野、加地、駒野、村井、アレックス、中村、小笠原、松井の１１人。

ＦＷは久保、高原、玉田（どうしてここで玉田だろうねえ）、大黒、鈴木の５人。

あれ、これでは２４人になってしまう。中田コはいざというとき、ＤＦ，ＭＦ兼用だから選ばれるでしょう。となると落ちるのは、ＭＦまたはＦＷの誰かということになる。

筆者は多分小野が落ちると思う。ＦＷはどう考えても最低４人は必要。キリンカップの２試合で小野は最終テストされ、活躍できれば残れるが、この前のエクアドル戦のようだと、だめだろうね。

試合に全然でていない高原、鈴木が残って、どうして小野が落ちるかという議論は出てくるが、貢献度という視点から考えると、ジーコは絶対に鈴木をはずさない。

①２００２のベルギー戦の鈴木の得点は日本のサッカーを変えた。
②鈴木がファールをもらってこそ中村のＦＫが使える。

特に①はジーコの固定観念である。まあ確かにそうだが、もう４年も前だからねえ。

高原は試合に出られないが、レベルの高いブンデスリーガで首位争いをしているクラブで少なくともベンチ入りしている。イタリアでいえばＡＣミランやユーべでベンチ入りしているようなもんだ。これはこれで評価できるし、不思議と高原は代表では得点できる能力がある。

以上から考えれば、どんなに今後アピールしても、佐藤、巻、阿部、遠藤は選出されない。常識的に考えれば玉田、鈴木ではなくて、佐藤と巻だろうね。

大黒は週末のハットトリックで決まった。