サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

WSW vs ニューキャッスル 1-2

2012-11-10 20:22:19 | Weblog

小野が所属するウエスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)のホームの試合を見に行った。相手はへスキーがいるニューキャッスル。今日は朝から雨が降りそうでくじけそうになったが、なんとか試合終了まで雨は降らないでいてくれた。しかし今日は天気が悪いせいか気温が低く、夜は寒かった。

会場のパラマッタスタジアムまでは車で20分くらい。スタジアムから徒歩10分くらいの住宅街に路上駐車できたので便利。郊外にあるスタジアムの利点である。キャパが2万人だが、今日は9千人くらいの入り。雨が降りそうな天気を考えればまあまあか。

WSWのコアなサポが200-300人くらいゴール裏に陣取り、非常に熱い応援を繰り広げる。人数は少ないものの見たくない場面は全員が後ろ向きで足踏みするなどけっこう凝った応援である。振り付けを考えた人にぜひ会ってみたい。WSWのゴール直後には発炎筒まで投げ込まれてけっこう過激だ。すぐに警備員が消したが、メインのスタンドには子供も多いので発炎筒はやめてほしい。

さて試合は前半にWSWが小野のアシストで先制。これって小野の初アシストではないだろうか。しかしやはり前半にニューキャッスルが2ゴールしてあっさりと逆転。そしてそのまま終了。

WSWは4-2-3-1で小野は2列目の真ん中のトップ下。課題は満載。まずCBがもろい。サイドバックが滅多に上がらない。これはCBが弱いから上がりたくても上がれないのだろう。ボランチが前にボールを放り込むだけ。サイドハーフがボールを持ってもサイドバックのサポートがないために真ん中に無理なドリブルでつっかけるか放り込むだけ。

小野は1トップのそばで前線に張り付いていることが多いが、小野にいいボールが集まらないのでシュートチャンスなし。ボールをもらいに下がると今度はボールを出そうにも味方のポジショニングが悪い。

全体的に球離れが悪く、こねくりまわしているうちに相手に取られてしまう。相手がミスをしてくれるか、運任せのロングボールを拾えるかしかチャンスが生まれない。得点できる匂いなし。

小野はよく動いてはいるが、けっしてフィジカルに強いほうではないし、ドリブルで突破して展開を一人で変えるというタイプではないのでまだまだチームにフィットしていないという印象が強い。せめてボランチにいい選手がいればもっとボールを早く回して、小野にいいボールを配給してくれるのだが、そんな選手はいない。

ガンバ大阪がJ2に降格したらキャリアの最後として遠藤がWSWに移籍してくるというアイデアはどうだろうか。


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