モロッコはいいチームだった。フィジカルが強くパス回しも正確。ただしフィニッシュに難があった。これで決定力があればとても勝てなかったね。チームとしての完成度は初戦のスペインよりも高いと思うがモロッコにはクリエイテイブな動きがない。
さて日本は初戦と比べてプレスをあまりかけず、モロッコの個の強さに圧倒されて危ない場面が多かった。やっぱり中2日ではスペイン戦のような戦い方は無理なのかなあ。
日本の決定機は前半のCKからの吉田のヘッド(もっとも枠にはいかなかったけど)、後半の清武のシュート(GKがはじいてバーにあたった)、スルーパスが通ってGKと1対1となった山口のシュート(枠の上だったけど、これは決めなければどんな試合も勝てない)、そして永井の技ありゴール。
つまり4回しかなかったわけでそのうち1回決まって勝てたわけだ。決勝TのQFはどことあたるのか分からないが、日本の実力から考えてボールを持てずに守勢一方になり、カウンター狙いになる可能性が高い。だから山口のはずしまくりがあっては勝てない。山口のシュートは本当に下手だ。
まあとにかく2000年のシドニー五輪以来の決勝T進出。QFに勝てればメダルも見えてくる。今まで3連敗とさかんにこのチームを批判してきたことをここにあらためてお詫びします。
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