五輪代表の壮行試合のNZ戦。OA枠の吉田と徳永が入り、壮行というよりも調整でなければいけないのに吉田は欠場。無理があるなあ。そして宇佐美と酒井豪もクラブの事情でまだ不参加。ベストメンバーが揃うのは直前でほぼぶっつけ本番のような感じ。大丈夫か、こんなんで。まあ、これも若手の経験と考えればそれでいいのであって、とにかく出場することに意義あり。
前半は日本がきれいにパスを回し、NZのDFを崩しているのにシュートが決まらない。そこまできれいに崩したのにどうして最後のシュートに工夫がないのか感心してしまう。パス回しに費やす工夫、アイデアを最後のシュートに使ってほしい。大津なんてはずしまくっていたが、シュートをひとつフェイントいれれば決定的なチャンスにできるのに、それができない。ボルシアでベンチ外になる理由がよくわかる。シュートしてもDFにブロックされるか枠外にしか飛ばないからだ。おっとこれも経験、経験。
大津が宇佐美になれば劇的に変化するのだろうか。清武はスルーパスは絶妙だけど自分でゴールを量産するというタイプではないし、清武に使われるFWが活躍してこそのスルーパス。永井はスピードあるけどもっと裏を取れるようにならなければ生かせない。戦術としては相手に攻め込まれた状況でのカウンター要員といったところか。
後半は杉本を出したがその長身を生かすわけでもなかった。ポストにするために杉本出したんじゃないのか。CKからも杉本にあわせるわけでもなく、ショートコーナー。意味がわからん。
後半26分に徳永のミドルをGKがはじいたボールを杉本が押しこんでやっと得点。相手のDFを崩さなくてもシンプルにプレーすればゴールできるではないか。このゴールで結論がでましたね。ボールをこねくりまわすようなパス回しではなくて、ミドルシュートからのこぼれ玉を狙う。これで決まり。
サポートメンバーから山崎と米本が出たが、けが人を出さないための当て馬だった。かわいそうなサポートメンバー。
NZは弱かったが、後半ロスタイムにボールを回して時間をかせぐだけだったのに、自陣でボールを取られて失点して引き分け。最低の試合だった。
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