サッカールーの何でもござれ

サッカーとオーストラリアに関するサッカールーのエッセイです

名良橋の引退

2008-02-01 09:25:19 | Weblog
名良橋が引退を決めた。あの似合わない茶髪はもう見れらないわけだ。名良橋といえば真っ先に思い出すのは98年ワールドカップの対ジャマイカ戦で、興奮した川口が自分の持ち場を離れて何を血迷ったか名良橋あたりまで上がってきた。

それを名良橋がなんとかくいとめて説得して持ち場に戻させた。いくら自分の攻撃陣がふがいなくてハッパをかけようとしたとしても、GKがポジションを離れるなんて論外であり、SBSのコメンテーターもあきれていたのを思い出す。

名良橋のミドルシュートは強烈だった。枠内に飛ぶことは少なかったがとにかく強烈だった。今のサイドバックであのくらい強いシュートを打てる選手はあまりいない。

そういえば97年のジョホールバールで後半早々にマハダビキアのシュートを川口がパンチングではじいたところを、アジジが詰めてこぼれ玉をゴール。ゴールポスト脇を守ってた名良橋はそれを見ているだけで泣きそうになった。

あのとき、どうして名良橋は見ているだけでなくて、少なくともシュートコースを消しにいくくらいのアクションが取れなかったのだろうか。あの状況でそこまで求めるのは無理だったのかも知れないが。

36才の名良橋はこの後どうやって食いつないでいくのだろうか。サッカー解説、評論家なんてくさるほどいるし、TVうけするほど明るいキャラでもないし。もう年をくってきたんだから、茶髪はやめてほしい。

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