ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

Simon Phillips "PROTOCOL Tour Japan 2008"

2008-05-31 21:36:22 | ライブ
を観に、六本木STB139へ行ってきました~!

Simonも勿論、大好きなドラマーの一人ではありますが、
今回の目的は、勿論ギターのAndy Timmonsです。

でも、座った席から、ちょうどAndyが死角で
全然見えなかったヨ・・・orz

まぁ、どのみち距離が遠かったから、見えてたとしても
手元まではハッキリ見えないし、音がハッキリ聞こえたから
良かったですけどね。

と言いつつ、ロック調の曲とか、弾きまくりそうなときは
予め察知して、見える位置に歩いて移動して立って観ましたが(笑)

いやー、Andy、上手いっす!
「エモーショナル」って、ああいうことを言うんですね~、
というぐらい、表情豊かなギターでした。
弾きまくっても全然ミスらないし、ホントにああいうふうに
弾けるようになりたいな~と思いました。

途中の、30分ぐらいあったSimonのドラムソロのときは
危うく意識が遠のきましたが(爆)全体的には、
良いライブでした。

会場ではプロのギタリストも数名お見かけしましたね。
(敢えて名前は伏せておきましょう。)
プロもチェックしたくなる、さすがAndyですね。

また来日して欲しいですね~。
そして今度こそ最前列でジックリ観たいです(苦笑)
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オーダーに至る経緯(その5)

2008-05-27 23:52:07 | ギターオーダー
今回僕が望むスペックのうち、既製品から選ぼうとするうえで
選択肢を最も狭めたのが「ミディアムスケールであること」でした。

まぁ「ミディアムスケールがいいならレスポールにすれば?」と
言われそうですが(笑)僕の場合、ストラト形状であることは
絶対に譲れないポイントなので・・・

美術工芸品的な美しさとか、独特のトーンとか、レスポールの
良さは分かるんですけど、何というか、自分で持っていたいとか
弾きたいとは思わないので・・・
あと、何より重そうですしね(苦笑)

んで、ストラト(もしくはそれに似た形状のボディ)で、
ミディアムスケールをカタログラインナップとして作っている
メーカーとなると、国内だとFender Japan、Caparison、
Sugiぐらいだな、と。

でも、

 Fender Japan → あまりに普通過ぎて(?)なんか好みじゃない。
          あと、基本的に3シングルコイル仕様なので、
          ハムバッカー派の僕にはちょっと好みじゃない。

 Caparison → ボディとかヘッドとかの形状はすごくカッコいいんだけど、
         フロイド仕様ばかり。

 Sugi → クオリティが高いのは分かるけど、ボディがストラトと
      ちょっと違う。あと値段高過ぎ(爆)

という感じで、「これだ!」というものはありませんでした。

一方で、海外メーカーはというと、これも、見つかったのは
 *Ibanezの、初心者向けショートスケール
 *Tom Andersonの「Cobra S」シリーズ
 *フランスVigierのShawn Lane Signatureモデル
ぐらいでした。

まぁ今もTom AndersonだからまたTomでいいじゃん、とも
思いましたが、まぁクオリティが高いのは了解済みとしても
22フレット仕様なんですよね・・・。

ちょうど、Suhrがミディアムスケール24フレット仕様モデルを
製作している、という情報もありましたが、これも実際に
製品として世に出るのは何年後になるか分からないから、
あてにするのは止めました。

Ibanezのはショートスケールなので、やっぱりちょっと
違うなぁ・・・となると、選択肢としては、もはやVigierしか
残ってない状況でした。

Vigierは、一応日本には代理店があるけど、当時Shawn Laneモデルは
輸入されてなかったので、買うなら海外から個人輸入かな~と思い、
(送料含めても、代理店を通すより安いので)海外のギター店の
Webサイトを観ては「もう、これに決めちゃおうかな・・・」と
思案する毎日が何ヶ月も続きました。

何ヶ月も悩むところが、まぁ、僕の優柔不断さの表れですね(爆)
「オーダーだと何ヶ月もかかるけど、そんなに待てない」とか
言ってるわりに、こういうところで無駄な(?)月日を
何ヶ月も過ごしてました。

<続く>
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DOKKEN 「LIGHTNING STRIKES AGAIN」

2008-05-24 00:16:27 | Music Review
あの(笑)DOKKENの新譜です

1曲目のイントロを聴いた瞬間、ワーイ!これぞDOKKENだー!ヽ(´▽`)/
と思いました。
マイナー調のリフ、哀愁のメロディ、その上に乗るDON DOKKENの鼻声(爆)、
そしてカミソリ的な鋭い切れ味のギター。正に、80年代の黄金期のサウンド!

ギターは勿論(爆)George Lynchではなく、John Levinという人ですが
(実はどういう人か良く知りません)、緩急の付け方、ビブラートなど、
フレーズは正にジョージそのもので、思わずニヤリとしてしまいました。

楽曲的には、「捨て曲無し!」・・・とは正直言い切れないですが(苦笑)
全体的には総じてレベルは高いと思います。

でも・・・、今回のアルバム、音質も含めて、すべてが良くも悪くも
「あの頃のDOKKEN」なんですよね・・・
だから、「変わらないでいてくれた」とか、そういうポジティブな印象よりも
逆に「20年経っても全く進歩が無い」的な印象を個人的には持ってしまいました。

まぁ、レコーディング予算は当然無いんでしょうが(苦笑)、でも、
そこはセンスでカバーするというか、守るべき所は守りつつ、加えて
何か新しい要素を採り入れることが大事なのでは?と思うのですが・・・

まぁ、Hip HopとかR&Bとかテクノとかエレクトロニカとか、
違う音楽の要素を採り入れることが「新しいこと」でもない
とは思いますし、何をすれば新しい、という正解があるわけでも
ないとも思うのですが、でも、今回のアルバム、一言「古い!」と
言わざるを得ないかな、と。

メンバーよりもずっと若い世代のプロデューサーが付いてたりすると、
感性も違って、もっと変化があったのでしょうが。

今回のアルバムが『Tooth and Nail』の前後の並びあたりで
リリースされてたら話は違ったと思うのですが、個人的には正直
「これ、2008年の今に新譜として聴くアルバムじゃないよな・・・」
と思ってしまいました。

逆に「最近のメタルにはどうにも着いて行けない・・・」と
お嘆きの貴兄には、「あの頃の忘れ物が今届いた」的に(笑)
今聴いても好まれるかもしれませんね。
そのあたり、何を求めて聴くかによって、評価が分かれるところ
かもしれません。

僕、既に3回ほど聴いたのですが、何か聴く度に自分が過去に
引き戻されるような感じがするというか、何かこう「後ろ向き」な
感じがしてイヤなので、しばらくの間、聴くのをストップします。
んで、懐メロ・・・というか懐メタル(笑)が聴きたくなった時にでも
また引っ張り出して聴いてみようかと思います、ハイ。
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今月号のギタマガ

2008-05-21 08:11:42 | 雑誌/書籍/教則本
今月のギタマガ、いよいよ今年の読者コンテスト企画が
始まりましたね!

今年の応募用音源はクレイジーケンバンドの小野瀬さんが
制作ですが、完コピ部門の音源が変拍子満載で意外と(失礼)
カッコイイです。
今年はクリエイティブ部門じゃなくて完コピ部門で
応募してみようかな・・・。

あと、付録CDには、プラグイン型アンプシミュレーターの
比較音源が収録されていて、これがまた興味深いです。

歪み系の、ルカサー、EVH、メタリカのシミュレーション比較が
特に参考になりました。

各メーカー、それぞれ独自の個性があって微妙に音も違う
のですが、とは言え、それぞれ専門家が作ってるから
シミュレーションのレベルはどれも高いですし、特にどれが
ダメということは無いので、あとはユーザーの好みと予算(笑)
の問題かな、と。

個人的には、DIGIDESIGNの「Eleven LE」とZOOMの「ZFX」が
印象に残りました。

DIGIDESIGNの「Eleven LE」は、元々今回の比較音源の制作に
使用されているProToolsと同じ発売元ということで
親和性が高いからなのか、特にルカサーのシミュレーション
(ソルダーノ)の音のツヤなんか、まるで本当にアンプを
鳴らしてるっぽいな~と感じました。

ZOOMの「ZFX」は、CUBASE 4 LEもバンドルされて19,800円と
破格の値段にもかかわらず、歪み系の音は正直「これだけ安いのに
良く出来てるなぁ~」とすごく気に入りました。

個人的に最近気になっていた「GUITAR RIG 3」は、なんか今回の中で
一番「シミュレーション臭さ」を感じちゃって、ちょっと興味が
無くなってしまいました・・・

このあたりの感想は、まぁ人それぞれ違うかとも思いますので、
上記はあくまで僕個人の感想ですが・・・。

まぁ、なんだかんだ言っても、PC宅録環境の無い僕には
プラグインなんか当面必要ないんですが(爆)、もし今後
この中から買うとしたら、コストパフォーマンスから言えば
ZOOMの「ZFX」を選びたい・・・ところですが、やっぱり
音重視でDIGIDESIGNの「Eleven LE」かな~(爆)

プラグイン型アンプシミュの購入を検討してる方は、今月号は
要チェックかもしれませんね~!
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オーダーに至る経緯(その4)

2008-05-16 22:27:24 | ギターオーダー
…とまぁそんなこんなで、新しいギターを購入しよう!と決意したわけですが、
最初からカスタムオーダーしようなどとは全く考えてなくて、
やっぱり普通に既製品を探すところから始めたわけです。

カスタムオーダーするとなると、どうしても最低数ヶ月、
下手すりゃ数年は待つことになるのが普通ですし
(って、この時点ではオーダーしたことないから「普通」かどうか
判らないのですが、まぁ一般的にはそうだろう、という推測です)
費用も、まぁ一般的に考えたら40~50万円前後は覚悟しなきゃ
いけないでしょうし・・・。

それよりは、既製品を買った方が早いし安いし。

カスタムオーダーで注文する側も、1年とか2年とか、
よくまぁ文句も言わず待てるよなぁ~、と思ったりします。
まぁ他人事なのでとやかく言いませんが、自分だったら
短気だから、年単位の納期とか、絶対我慢できないと思うので(爆)

こう言っては色んな方から異論・反論・反感を買いそうな気もしますが、
あくまで個人的な意見として言えば、僕にとってのギターはあくまで
「道具」であって、売価20万円以上のギターは、「道具」的な「質」
から言えば、まぁ大した差は無いのでは?と思っています。

良い木材・・・という定義は難しいですが、気候によって反ったり
しないようにきちんとシーズニングされた木材の代金+パーツ代
+塗装代+作業時間分の最低限の工賃を合計した「最低限必要な金額」
としては、15~20万円ぐらいはかかっても、別におかしくはないかな、と。

んで、海外からの輸入に伴うコスト(運送費、代理店取次費用)や、
ブランド名(どこそこの名工が手塩にかけて作ったとか)や、
あるいは美術的価値(材の杢目がすごくキレイとか)とか、
そういう付加価値がプラスアルファなんだと思ってます、ハイ。

だから、逆に、そういう部分に価値を見出して購入する行為は、
まぁ、それはそれで全然アリだとも思うのですが。
500万円とか1,000万円とかでヴィンテージギター買う行為なんて、
もうアンティークとか美術工芸品を買う、みたいなもんかな、と。
そういう行為は、それはそれで納得の行く行為ではあるのですが、
ガンガン使う道具に50万円も100万円も僕は出せないよ、と。

100万円のギターとか買って、裏側にベルトのバックルで
傷がついたりした日にゃ、もう丸三日は号泣ですよね(苦笑)

まぁ、ホントに上手い人には、値段なんて関係ないとも
思うのですが、あいにく僕は上手くないので(爆)。

まぁそういうわけで、僕個人の価値観に照らせば、「20万円」を
超える部分の出費は、止むを得ない範囲に止めたいな、
というのが本音でした。
例えば、海外で買うと15万円だけど、輸入コストが最低8万円
かかるなら、23万円でも仕方ないかな、とか。

そういう範囲での出費は覚悟してても、できるだけ安い金額で
既製品で自分の望むスペックに合うギターがあるのなら、
それはそれで「道具」としての用をなせば充分かな、と。

というわけで、まずは既製品で僕が望むスペックを充たすギターが
あるのかどうか、探し始めたわけです。
値段の上限として、まぁ30万円ぐらいを目安にしつつ・・・。

<続く>
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オーダーに至る経緯(その3)

2008-05-14 22:02:39 | ギターオーダー
更に、新しいギターが欲しい理由はもう一つありました。

それまで一年間ほど、世間一般のサラリーマンギタリストとしては
割と十分な(?)時間を割いて速弾きの練習をしていたのですが、
なかなか思い描いたようには上達していませんでした。(苦笑)

まぁ、単に練習が(それでもなお)不足していた、ということ
なのでしょうが、ひょっとしたら、ギター自体が速弾きに
向いてないせいでは・・・?と思い始めたのです。

要するに、道具への責任転嫁です(爆)

逆に言えば、「フィンガリングでもピッキングでも、全ての面で
速弾きし易いように」設計された「速弾き専用ギター」があって、
それでどんなに練習してもなお上達しなければ、それはもう、
それでもやはり練習時間が足りないか、それとも練習方法が悪いか、
あるいは僕自身に速弾きの才能・センスが無いかのどれかだな、と(爆)。

そういう意味で、ストレッチしやすいミディアムスケールだとか、
運指がしやすいフラットな指板だとか、そういうギターで
練習しなければ!と思い始めたのです。
そこまでやってダメなら、ある種、諦めがつく、と言いますか・・・。

あと、似たような理由で、「ピロピロ弾けるテクニカル系の人って、
24フレット仕様が多いよなぁ・・・」と感じていたので、
どうせなら新しいギターは24フレットのがいいなぁ~とも
思うようになりました。
とりあえず形から入る、みたいな(爆)

というわけで、ここまできて、自分が新しいギターに求めている
スペックが、
 *軽量(3,500g以下)
 *シンクロトレモロ+ロック式ペグ
 *ミディアムスケール
 *フラットな指板
 *24フレット仕様
という感じでようやくまとまってきたわけです。

<続く>
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オーダーに至る経緯(その2)

2008-05-12 16:19:30 | ギターオーダー
単純に「Tom Andersonの修理中の練習用に新しいギターが欲しい」
という思い以外にも、新しいギターが欲しい理由はありました。

基本的にこの十数年間、「メタル~フュージョンぐらいのジャンルで
とにかく速く弾きたい!」というプレイスタイルというかスタンスは
変わってないし、そのスタイル・スタンスに、Tom Andersonは
合っていたようにも思うのですが、
 *ボディ材がコアなので、とにかく重い!(約3.8kg)
  歳を重ねてきて、ちょっと辛くなってきた…(爆)
 *フロイド・ローズだと、ちょっと変則チューニングとか
  試したくなってもすぐ対応できない。弦交換もやっぱり面倒。
という点で不満を感じるようになっていました。

というわけで、「シンクロトレモロで、軽いギター」が欲しいな、
と思うようになっていたわけです。
シンクロでも、ペグをロック式にすれば、まぁチューニングも
そんなに狂わないだろう、と。
逆に言えば「チューニングが滅多に狂わない」というフロイドの
利点よりも、「いざ狂ったとき(&弦が切れたとき)の対応の
し易さ」というシンクロの利点の方を重視した、という感じでしょうか。

<続く>
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オーダーに至る経緯(その1)

2008-05-09 08:11:30 | ギターオーダー
そもそものオーダーに至る経緯というか理由は、ズバリ単純に
「新しいメインギターがもう一本欲しい!」ということでした。

これまでのメインギターはTom Andersonでしたが、
 *17年近く、ずっとメインギターとしてほぼこればっかり使ってきたので、
  あちこち細部にガタが来ている。
  (PU断線、フロイドローズのチューニングが不安定、等)
 *でも、これがメインだし、実質これ一本しか無いので
  これを修理・メンテに出してしまうと、その間に弾くギターが無い。
  (正確に言えば、もう一本あるにはあるが、少なくとも
   速弾きの練習向きではない。)
 *フレットもだいぶ磨り減ってきているが、過去、既に4回ほど
  フレット打ち換えをしており、これ以上フレットを打ち換えると
  指板へのダメージが避けられない。
 *っていうか、一本のギターを17年間もメインで使ってきたら、
  もういいかげんで引退させるべきでは?とも思う。
という懸念が出て来ていました。

というわけで「新しいギターがあれば、このTom Andersonを
修理にも出せるし、引退もさせられる!」というところが、
そもそものギター購入決意の発端でした。

と言っても、そう思い始めたのは、もうかれこれ1~2年ぐらい前の
ことなので、それからが長かったわけですが・・・

<続く>
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世界に一つだけのギター

2008-05-06 21:54:35 | ギターオーダー
2007年末にカスタムオーダーしていた、僕のオリジナルギターが、
昨日、5月5日に遂に完成しました!!!

遂に、憧れの・・・と言うより禁断の(?)カスタムオーダーの世界に
足を踏み入れてしまいました・・・(^-^;



スペックは以下のとおりです。
Neck: maple
Fretboard: maple (305R)
Scale: 628mm
Fret: 24 frets
Body: [Top] figured maple / curved top
    [Back] alder
Bridge: Argus Dr.Siegel THE TEN (pitch:10mm)
Peg: Sparzel locking system
Color: Transparent Charcoal
PU: [Front] Seymour Duncan SH-2 (JAZZ)
   [Bridge] Seymour Duncan SH-4 (JB)
PU Switch: 5-way
Control: 1 Volume, 1 Tone

簡単に言えば、ミディアムスケール(314スケール)24フレット、
シンクロトレモロ、2ハム、カーブドトップ仕様ですね。

発注先は、ミディアムスケールを得意としているDG工房さんです。

みなさんの中にも、「世界に一本だけの、自分だけのオリジナルギターが
欲しい!」とか「自分の理想のスペックを持つギターが欲しい!」と
思ってらっしゃる方も大勢いらっしゃるかと思います。

でも、
「オーダーするって、そもそもどうなのよ?
 吊るしの(既製品の)ギターで良くね?」
「メーカーも、どこに頼めば腕が良いの?
 小さい工房だと、いろいろ不安だし・・・?」
「ってか、値段も高そうだし、そんなに何十万円も出してまで
 わざわざ追求すべきこと?ギターのスペックにこだわるより、
 もっと練習して腕を磨いた方がいいんじゃないの?」
とか、心配な事項とか、あるいはどこか否定的な(?)見方もありますよね。
(ありませんか?正直、僕にはありました。)

今回、僕も自分なりに色々と悩んでこのギターをオーダーしました。
でも、悩んだ甲斐あって、今は自分の現時点での理想のギターが完成して
大変満足しています。(^-^)

いや~、今後はこれが僕のメインギターになるわけですが、
思えばメインギターを新調するのは実に約17年ぶりです!!

というわけで、良いブログネタが出来たから・・・いや、もとい、
そんなお悩み中の皆さんの何かの参考になれば、と思い、
今後、数回(十数回?)に分けて、僕が今回オーダーを決意するに
至った経緯、あるいは上記のようなスペックにした理由等を
書いて行こうかと思います。

いや~、それにしても、今は大満足です。(^-^)
カッコいい~!!!(自画自賛)
ギター見るたびに顔がニヤけてしまいます(爆)

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MARCELLO-VESTRY 「MARCELLO-VESTRY 」

2008-05-02 15:30:12 | Music Review
Danger Danger(以下D2)のギタリスト、ロブ・マルセロが
フランク・ヴェストリーというボーカルと組んだユニットのCDです。
でも、ユニットというよりは、実質的にはロブのソロアルバムですね。

ロブと言えば、BOSSエフェクターのデモンストレーターとして
何度も来日してますし、最近はYG誌の付録DVDでの映像などで
認知度が高まってきていますよね。
凄く上手いギタリストですよね~。

で、そんなロブのソロアルバムで、しかもピロピロ系弾きまくり
インストではない、歌モノのアルバムということで、どんな内容
だろう?と思って聴いてみたのですが・・・

1曲目「Fireworks」のイントロが始まった瞬間「あれ?これ、
D2の新譜????」と思うぐらい、まんまD2でした(笑)。

D2のリーダー格、ブルーノ・ラヴェル(Ba)がプロデュース
ということもあってか、全編、D2の新譜と言って聴かせても
誰も疑わないような内容です。
楽曲的にも、全曲捨て曲無しのD2節炸裂です。
特に1曲目~5曲目までの流れは、D2の過去の名曲と比べても
全く遜色の無い楽曲が並んでいます。

今回、ドラムが実は打ち込みらしいのですが、音色も良いし、
強弱付けた上手いプログラムで、言われないと判らないかも知れません。
実際、ボーカル、ギター等の「上モノ」が素晴らしく良いので
まったく気になりませんでした。っていうか、下手なドラマーを
雇うより全然いいかも(笑)。

正直、ロブが楽器系イベントのデモ演奏のときに弾いてる
ピロピロ系インスト曲などは「うーん、この人、演奏的には上手いけど
作曲センスは無いかも・・・」とか思ってたりしたのですが(爆)
今回の楽曲はリフ、歌メロ、コード進行、どれも素晴らしい出来です。
ロブも元々D2のファンですが、さすが(?)D2の美味しいところを
よく分かってる、と言いますか。
過去のD2の○○という曲に似てる、ということは無いのですが、
でも、聴くとやっぱりD2っぽい、ということで、やはり「D2節」
みたいなものをよく分かってるんでしょうね。

ロブのプレイは、テクニカルな部分はあるけど、でもあくまで
楽曲重視で、必要以上には弾き過ぎていないのが好感が持てます。
音もフレーズもVERY GOODです。
テクニカル系ギタリスト、ということもあり、個人的には、
アンディ・ティモンズ在籍時の初期D2を連想しました。

D2ファンは勿論、ハーレム・スキャーレム、LAST AUTUMN'S DREAM等
メロディアス・ハードロックが好きな人は絶対要チェックです!
個人的には、某B!誌的な採点をすれば92点ぐらいは確実に付けます。
マイナスポイントは、知名度の低さとか、BON JOVIみたいな
「ロック・スター」感が無い、という点ぐらいでしょうか(爆)。
内容的には、ケチのつけようの無い、素晴らしいアルバムだと思いました。
これを聴かないと損をする!と、敢えて言いましょう。
(実際の某B!誌の点数は84点だったみたいですが…何故?)
ロブのMy Spaceで3曲ほど試聴できるみたいですので
是非試聴してみて下さい。(でも、試聴できる曲よりも
もっと良い曲がCDには収録されてますよ~。)

ロブ加入後のD2の初めてのスタジオアルバムが2008年中には
リリース予定みたいですが、非常に楽しみになってきました。
そして、D2の来日コンサートがもしあれば、是非観に行きたく
なってきました。
そしてそのコンサートで、今回のアルバムの曲をD2で演奏するところも
是非観てみたいな、と。
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