昨年に引き続き、今年も横浜・大さん橋ホールで開催されたYOKOHAMA MUSIC STYLEに
行ってきました。
最近、仕事が忙しくて、土日も仕事してたりしますが、でも、こういう機会を逃してはいけない、
と思って、無理やり時間を作って少しの間だけですが行って来ました。
昨年は、ギター系YouTuberが多かったり、身内で盛り上がってるブースがあったりして
あまりゆっくり試奏できなかった・・・的なことを書いたりしましたが、
今年は割とゆっくり試奏できるブースが多かったので良かったです。
(まあ、YouTuberとかアーティストの方々もチラホラお見掛けしましたが。)
今年の感想を幾つか:
(1)Bizen Worksのギターを試奏しました。
いつぞやの楽器フェア以来でしょうか。
1959年レスポールを忠実に再現したという「Burned」というモデルを弾きました。
当たり前ですが、本物の1959年レスポールを弾いたことが無いので(笑)
その再現度合いなどは全く分からないのですが
一言で言って物凄く完成度の高いギターだな、と思いました。
低音から高音まで、フレットボードのどこで弾いてもイントネーションが凄く良かったです。
あれはヤバかったです。
お値段60~70万円ぐらいですが、それぐらい出しても良いと思えるぐらいの価値があるな、
と思いました。
同じモデルでも、トップ材の木目とかカラーとか微妙に1本1本違うわけですが、
もし自分の好みにドンズバのものがあったら衝動的に買っちゃうかも・・・と思いました。
危ない。非常に危ない。
(2)最近再発されたMarshallのガバナーシリーズ4機種を弾き比べしました。
「The Guv'Nor」「Bluesbreaker」「Shredmaster」「Drivemaster」の4つですね。
弾く前の想像では、個人的にはやっぱり歪みの深さを気にするメタラーなので(笑)
ハイゲインの「Shredmaster」が一番気に入るのではないかと勝手に想像していたのですが、
よりMarshallっぽい歪みという意味では「Drivemaster」の方が良いかも・・・と思いつつ、
でも、最終的には、基本の「The Guv'Nor」が一番気に入りました。
限定復刻ではなく普通に復刻されたとのことですが、
今ではないけど、いつかどこかのタイミングで買っても良いな、と思いました。
(3)Two-Rockの新型アンプ「Vintage Deluxe」を試奏しました。
まだ日本に一台しかないということでした。
すごく綺麗なクリーントーンの出るアンプでした。
ボリュームを上げたらオーバードライブとかクランチも出るのかも知れませんが
さすがにそこまで大音量では試せませんでした。
あくまでブースで弾いてる限りはクリーンでしたね。
正直、欲しいなと思いましたが、今後販売される際の値段が
ヘッドが90万円、スピーカーが30万円、締めて120万円ぐらいだろうとのこと。
自動車一台分ですね。むむむ・・・
(4)フランスの「Marceau Guitars(マルソー・ギターズ)」を試奏しました。
ブースの前を通りかかったとき、デザイン的にセンスが良いな、と思ったら
日本ではなくフランスのメーカーでした。
輸入ギターですが、お値段的には30万円台前半でお手頃価格(?)でした。
個人的に気に入ったのはホロウボディのギター(↓)でした。
なお、弾き心地は凄く良かったです。
あと、ネックの最終フレット部分がマグネット式の蓋になっていて
そこを外すと、トラスロッド調整が出来たりとか、
ボディの裏蓋もマグネット式ですぐ取り外しできる、という独特の仕様で
それはすごく良いアイデアだな、と思いました。
他人とは違うギターを持ちたい人にとっては良い選択肢なのかと思いました。
(5)PRSの最新モデル「NF34」を試奏しました。
PRS初のテレキャス系モデルということで弾いてみました。
音の立ち上がりが良く、またテレキャス系のブリッジなのに(と言っては失礼ですが)
音程も良かったですね。ちょっとビックリでした。
ネックが僕にとっては少々太い感じでしたが、凄く弾き易かったので
もう少しネックが細かったら思わず買いたくなりそうでヤバかったですね。危ない危ない。
というわけで、短い時間ですが、何だかんだ楽しみました。
来年もまたやって欲しいですね!