2012年公開のJason Beckerのドキュメンタリー映画『Not Dead Yet』が
今年11月に日本でも公開されるとのこと。
既に輸入盤でDVDが発売されていて、前々から買おう買おうと思いつつ
買っていなかったのですが、日本公開のニュースを機に物欲が再燃し、
結局、日本公開を待てずに、この機に買いました。
映画の劇場料金が幾らになるのか不明ですが、DVDは2,700円ぐらいなので、
まぁ2回観たら元が取れるし、どのみち2回以上観るでしょうから(笑)
いっそもう買っちゃえ、と思いまして。
若かりし頃の貴重な演奏映像などがありますが、どれもおそらく
8mmとかVHSが元ネタなので、まぁ画質が恐ろしく悪かったりしますが
10代半ばにして既にギタリストとして完成しているのにビックリです。
食事中であろうと、とにかくずっとギターを手放さなかった、
との母親の証言がありましたが、まぁそのぐらい弾いてたからこそ
若くしてあそこまでのレベルに到達したのかな、と思います。
逆に、周りで「ギター大好き!好きで好きでたまらない!」って人でも
食事中もずっとギター弾いてる、みたいな人って観たことないですからね・・・
(僕も、そこまではやったことないですし)
素晴らしい才能が失われた悲劇、そしてその悲劇に負けずに
音楽活動を続けるジェイソンの生きる力の素晴らしさ・・・
全ギタリスト(少なくともピロリストは)必見の作品です。
英語があんまり得意でなくても、ギタリストであればおおよその内容は
理解できるかと思いますが、とはいえ、英語字幕も無いので
ネイティブ並みの英語力(リスニング能力)が無いと、発言内容を
きっちり理解するのはなかなか厳しいかも・・・。
ちゃんと内容を味わいたい方は、日本での劇場公開時に観るか、
その後もし日本語字幕付きDVDが出たらそのときに買った方が
良いかも知れません。
まぁ、英語力アップのために敢えてこれを買って、何度も何度も観る、
というのもアリですけどね。
ちなみに、米国での「Not Dead Yet」公開後、記念ライブが開催されて、
それがCD化されているんですよね。
それもそのうち買おうかな、と思っています。
なお、ボーナス映像で、かの有名な、Cacophonyで来日したときの
「ヨーヨーしながらギターソロ」や、自宅でひたすら弾きまくってる映像等も
入っていたりするので、ファンにとっては充実した内容かと思います。
(画質・音質はやっぱりメチャ悪いですが・・・)