ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

オーダーその後(メンテ)

2009-10-31 09:01:09 | ギターオーダー
昨年完成したオーダーギターですが、引渡しから1年ちょっと経過して
電気系統(スイッチ、プラグ)に不具合が出て、音が出なくなって
しまいました。

実は、スイッチを切り替えたときに若干ノイズが乗る、というのは
半年前ぐらいからちょこちょこあって、騙し騙し使ってたのですが
8月の某日、突然、音が出なくなってしまいました。

ついでにアーミング後のチューニングの不安定さも気になっていたので
これを機に、以前にTom Andersonの修理をお願いした某有名工房の
腕利きリペアマンにリペアとメンテをお願いしました。

で、スイッチを交換してもらいつつ、ナットを、James Tylerなどでも
使用しているらしいトレムナット(Trem Nut)に交換してもらいました。

あと、写真には写ってませんが、ペグも、シュパーゼルは内部機構の
遊びが若干あって、それが微妙なチューニング狂いの一因かも?とのことで
GOTOHのマグナムロックに交換してもらいました。

所詮(?)シンクロトレモロなので、アーミングしてもチューニングが
狂わない、ということは無いのですが、おかげで、以前よりは
やはり安定した気がします。

まぁ、気のせいかもしれませんが(爆)
これでまたガンガン弾くぞ~!
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Danger Danger 「Revolve」

2009-10-23 22:21:08 | Music Review
Danger Danger(以下D2)の新譜です。
僕は日本盤を買いました。来日して欲しいので。

1曲目「That's What I'm Talking About」からもうD2節全開です。
D2ファンならこれだけで「キター!」となるでしょう。

ロバート・マルセロのギターは、自身の「Marcello-Vestry」の
アルバムのときよりもソロなどは若干抑えた感じで短めで、
今回はあくまでD2のギタリストに徹している、という感じですが
ホントに上手い人は単純にリフだけ弾いてても上手いな~と
判る、と言いますか、やっぱ上手いです、この人(笑)。
短いソロでも一筋縄では行かないフレーズが多いです。

ギターサウンド的には「Marcello-Vestry」のときと同じような
感じですね。またBOSSのGT-10とかのマルチエフェクトでしょうかね。
でも、良い音してます。

全体的に楽曲のクオリティも高く、D2ファン、メロディアスロック
ファンの方にはオススメのアルバムですね。
ライブで一緒に歌いたい曲が詰まってます。
特に1曲目「That's What I'm Talking About」と2曲目「Ghost of Love」が
僕のツボにハマりまくっています。
お願い来日してー!
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津本幸司 「Silk Road/Kinu-Michi ~a day~」

2009-10-15 21:46:59 | Music Review
津本幸司さんの、シルクロードをテーマにした「絹道」シリーズ
3作目です。
もう1年ぐらい前に発売されてましたが、買うのを忘れてて、
数ヶ月前のヤンギDVDで津本さんのプレイを観たのが切っ掛けで
思い出して(爆)慌てて買いました。

毎回毎回、何だかんだ言いながら、津本さんのCDを買ってます。
多分、僕、隠れファンなんだと思います(爆)

今回も相変わらずの上手さで、プレイに隙がありませんね。
今やハイテクギタリストは日本にも数多くいますけど、
何というか、ハイテクの安定度が群を抜いているように思います。
さすがバークリー卒の現役講師、と言ったところでしょうか。

楽曲的にもシルクロードを連想させるアラビア風なフレーズ等を
絡めつつ、多彩な楽曲で飽きないですね。

一つ欲を言えば、これも過去の「絹道」シリーズ共通ですが、
ドラムが一聴して「打ち込み」と判る打ち込みサウンドなので、
何というか、こう、全体的にチープ・・・とまでは言わないですが
「ロック・インスト」としてのダイナミズムが無いかな、と。

じゃあ逆にアリーナ・ロック的なビッグサウンドがこのアルバムや、
この曲に似合うのか?というと、それはそれで疑問なのですが、
何というか、「ギター・インスト」「ロック・ミュージック」を
聴いているというよりは、むしろ「ギター弾きまくりの映画サントラ」
を聴いているような印象が残りました。

まぁ、シルクロードをテーマに情景が浮かぶサウンドを形にした
・・・という意味では、サントラ的な作りも間違ってはいない
のでしょうが、でも、やっぱ僕が聴きたいのは「ロック」であり
「ギター・インスト」なんですけどね・・・。

このニュアンス、上手く伝わりますかね?
ヴァイやサトリアーニじゃないですが、やっぱりちゃんとした
ドラマーが居て、バンドとしてのグルーヴが感じられるサウンドの
中での津本さんのプレイを是非聴いてみたいと思いました。

それはまぁ僕の個人的な嗜好の問題ですが、それを除けば、
楽曲・プレイ共に高品質のギターアルバムであることに
変わりはありませんね。
特に「打ち込みはNG」「アラビア風なのはNG」とかでなければ、
ハイテク・ギター・インスト好きな方は一聴の価値有り、と思います。
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やっぱり

2009-10-09 23:49:17 | 雑誌/書籍/教則本
今年も「10月上旬までのTEL連絡」が来ませんでした…

僕の夏もこれで終わりました orz
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音作り

2009-10-04 22:38:09 | guitar
相変わらずAmplitubeに苦戦中のCo-heyです、どもども。

いやー、インストールとかセッティングは一応終わったんですけどね、
音作りが難しいッスわ・・・。

想像してみて下さい。
普段、
「プロはさ、50~100W級の大型アンプを何台も持ってて、それを
 自分のスタジオで大音量で鳴らせるしさ、エフェクターだって
 何十個も持っててさ、そんな贅沢な機材に囲まれてりゃさ、
 そりゃ良い音出せるに決まってんじゃん!」
とかブツクサ言ってたら、いざ目の前に大金持ちが現れて、
「よっしゃ!オマエに専用の防音スタジオを建ててあげよう。
 アンプも、マーシャルとレクチファイヤーと5150とか、
 5~6台もあれば良いか?
 エフェクトもとりあえず30個ぐらい買ってあげるよ。
 あ、それから、録音用のマイクも、評判のヤツを5~6個
 買っといたからさ、これで自由に音出してみなよ」
と言われて、実際にそれらの機材を目の当たりにしたときのことを・・・

そりゃ、何して良いか分からなくて、とりあえず機材を目の前にして
フリーズしちゃいますよね・・・

今、まさにそんな状態です(苦笑)

今度はこれとこれを組み合わせてみようかな・・・とか、
とりあえずチョコチョコと触りつつ恐る恐る音を出してみて、
ちょっとエフェクトかまして、「なるほど、これをかますと
こういう風に音が変化するのか・・・」と分かったら、
また元に戻して・・・
目盛りも、少し上げてはまた戻す、みたいな、おっかなびっくり
って感じで・・・

でも、そんなことやってると、いつになったら自分の理想の音が
作れるのか、道のりが遠過ぎてちょっと弱気になるというか・・・。

って言うか、改めて考えると、自分の理想の音って果たして
一体どういう音なんだろう?と悩みます。

やっぱ、普通は「あこがれのギタリスト」の音を目指すものかも
知れませんが、僕、自分が好きなギタリストって、Greg Howeも
和田アキラもSteve LukatherもScott Hendersonも、プレイは
好きなんですが、ぶっちゃけ音はどれも好きじゃないんですよね(爆)

というわけで、最近は「音作りを参考にしたいギタリスト」を探して
改めてCDを色々引っ張り出して聴きまくっているところです(^-^;
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TRI-Offensive 「TRI-Offensive」

2009-10-01 22:17:41 | Music Review
以前YG誌のDVDに登場した現在21歳のギタリスト:菰口雄矢が
ドラム:小森啓資(KENSO、野獣王国)、ベース:岡田治郎(PRISM)と
結成したトリオ「TRI-Offensive」の1stアルバムです。

YG誌のDVDのとき、まぁ上手いのは上手いんですが、それよりも
良いメロディ、良い曲を書くなぁ~と思っていたので、
あれから2年ほど経ってどうなってるのかな?と気になったので、
思わず買ってみました。

YGのときは、ソロフレーズはジャズの語法を使いつつも、
メロディや楽曲的にはロックだなぁ~と思っていましたが、
今回は、メンツ的なこともあるのか、なんかロックっぽいけど
フォーマット的にはジャズ・フュージョン寄りですね。

雰囲気的には、PRISMとか、スコヘンのTRIBAL TECHとか、
そういうヘンテコ系テクニカルフュージョン、という感じですね。

相変わらず良いメロディを弾いていて、そのメロディセンスには
感心してしまうのですが、なんかこれもメンツ的なせいか(?)
所々で「頭で考えたような」ヘンテコなキメ・フレーズが入って、
せっかくノリノリで聴いてたのに、そこで突っかかってしまう
・・・的なところがあるのがちょっと不満でした。
そういうの入れないで、素直にグルーヴに任せて曲進行すりゃ
いいのにな~と個人的には思いましたが・・・。

でも、不満という不満はそれぐらいで、個人的には結構
お気に入りでヘヴィロテになりましたけどね。
楽曲的にも、Tr.1「Fate of the Azure」やTr.2「MIRV」、
Tr.9「War of nerves」あたりは良いメロディでお気に入りです。

PRISM好きの僕としては、スウィープやタッピングを交えた
新世代速弾きヴァージョンのPRISM、という印象です。
テクニカル・フュージョン好きな方は一聴の価値アリ、でしょう。

と言いつつ、次回作では、もっと「ロック」のフォーマットというか、
ヘンなキメとか入れないで、もっとストレートな楽曲、
グルーヴ重視の楽曲でお願いしたいなぁ、と。
そしたら、Greg Howe & Dennis Chambers & Victor Wootenの
『EXTRACTION』みたいなアルバムが生まれるのも
夢ではない、と思うのですが・・・。
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