ドイツの(と言うより「ヨーロッパの」と言った方が良いのかも)
グループ(と言うかプロジェクト?)、Electric Outletのアルバムです。
唐突ですが、僕が昔やってた某ロック・フュージョン・バンドでは、
「ロック・フュージョンはかくあるべし」みたいな理想として
以下のような点を掲げていました。
・・・と言っても、メンバーにはそんなこと一言も言わずに
ただ僕が個人的に心の中で勝手に掲げてただけでしたが(爆)。
(1)楽曲構成はシンプルで良い。無理に複雑化する必要無し。
→ イントロ、テーマ、ブリッジぐらいあれば、とりあえず
楽曲としての形にはなりますよね。
下手にAメロ、Bメロ、Cメロ、Dメロ、Eメロ・・・とか
作り込んで行くと、作るのも演奏するのも聴くのも大変ですよね。
(とは言え、作曲は表現手法なので、まぁ決してそういう作風を
否定するものではないのですが。)
ロック・フュージョンの醍醐味は、各パートのソロ部分だったり
するわけで、曲構成自体をそんなに複雑化する必要はなく、
ソロが弾きやすいシンプルな進行で良いのではないでしょうか。
僕的には、いきなり「この曲セッションしよう!」と言われて
コード譜と音源を渡されて、譜面見ながら音源1~2回聴けば
すぐ対応できるぐらいの構成で良いと思っています。
(例えばハービー・ハンコックの「Cantaloup Island」みたいに。)
(2)リフはシンプルかつカッコ良いものであるべし。
→ ペンタトニックスケールには、まだまだ無限の可能性がある!
ヘンにディミニッシュとか難解なスケールとか多用しなくても
ペンタとリズムパターンを駆使すれば、カッコ良いリフは
まだまだ十分生み出せる!
(3)多少はロック以外の要素も入れるべし。
→ ロックの要素だけだとやっぱり楽曲やプレイに幅が出ないから、
多少はジャズ・フュージョンやファンク等、他のジャンルの
要素もあった方が良い。
(4)でも、やっぱりロックの熱いスピリットは忘れるべからず!
→ 4ビートのコンボジャズなんて老人になってからでもできる!
やっぱ熱さは忘れちゃいけない!
リフはもとより、ソロパートでもガンガン歪ませて、
バリバリ弾き倒すべし!
(5)メンバー全員が同等のテクニックであるべし。
→ しかもできるだけハイレベルであること。
上記(3)や(4)の要素を実現するには、メンバーがみんな
いろんなアイデアの引き出しと、それを実現するテクニックを
兼ね備えていることが肝心。
そういうメンバー同士の掛け合いが化学反応を起こして
バンドとしてのレベルをより引き上げることになる。
・・・とまぁ、そんなことを思いながらバンドやってたら
続かなくて今や無期活動停止中なわけですが(爆)、
そんな僕の理想を全て実現したバンドがここにありました!
・・・という宣伝文句につながるわけですよ、ここでやっと(笑)。
イヤ、もう、1曲目から超カッコ良いです。(試聴してみて下さい!)
2曲目も超ーッ、カッコ良いです。(試聴してみて下さいヨ!!)
他の曲も総じて良い出来です。(試聴してみて下さいったら!!!)
各パートのソロがあるので、1曲あたりの長さが結構長いですが、
でも、全然退屈しません。
「あれ?この曲、8分もあったの?」みたいな感じですね。
ギタリストは、Errorheadの通り名(?)で知られるMarcus Demlです。
・・・と言ってもほとんど知られてないと思いますが(笑)。
タッピングとかスウィープとか使ってピロピロ弾くタイプではなく、
割とストレートな速弾きだったりしますが、流麗さと熱さが同居した、
非常に良い感じのプレイを展開しています。
参考まで、Errorheadのプレイはここで観れます。
古くはSteve Lukatherの「Baked Potato Super Live!」アルバムとか
同じくLukatherのLos Lobotomys、あるいは最近だとCosmosquadなどの
熱いロック・フュージョンがお好きな方には超オススメだと思います。
そういえば、ErrorheadのプレイはLukatherやJeff Kollmanに通じるものが
あるかも知れませんね・・・。
発売レーベルがLion Musicなので、国内のHMVやAmazonでも買えます。
(僕はCD BABYで買いましたが)
僕の耳が正しければ、1曲目や5曲目で、例の大ヒットTVドラマシリーズ
「24 - twenty four -」の音をモロにサンプリングしてたりするので、
ひょっとしたらFOX TVに訴えられてしまうかも知れません。(多分無許可)
そうなると発売中止ですので、是非そうなる前に(笑)買いましょう!
グループ(と言うかプロジェクト?)、Electric Outletのアルバムです。
唐突ですが、僕が昔やってた某ロック・フュージョン・バンドでは、
「ロック・フュージョンはかくあるべし」みたいな理想として
以下のような点を掲げていました。
・・・と言っても、メンバーにはそんなこと一言も言わずに
ただ僕が個人的に心の中で勝手に掲げてただけでしたが(爆)。
(1)楽曲構成はシンプルで良い。無理に複雑化する必要無し。
→ イントロ、テーマ、ブリッジぐらいあれば、とりあえず
楽曲としての形にはなりますよね。
下手にAメロ、Bメロ、Cメロ、Dメロ、Eメロ・・・とか
作り込んで行くと、作るのも演奏するのも聴くのも大変ですよね。
(とは言え、作曲は表現手法なので、まぁ決してそういう作風を
否定するものではないのですが。)
ロック・フュージョンの醍醐味は、各パートのソロ部分だったり
するわけで、曲構成自体をそんなに複雑化する必要はなく、
ソロが弾きやすいシンプルな進行で良いのではないでしょうか。
僕的には、いきなり「この曲セッションしよう!」と言われて
コード譜と音源を渡されて、譜面見ながら音源1~2回聴けば
すぐ対応できるぐらいの構成で良いと思っています。
(例えばハービー・ハンコックの「Cantaloup Island」みたいに。)
(2)リフはシンプルかつカッコ良いものであるべし。
→ ペンタトニックスケールには、まだまだ無限の可能性がある!
ヘンにディミニッシュとか難解なスケールとか多用しなくても
ペンタとリズムパターンを駆使すれば、カッコ良いリフは
まだまだ十分生み出せる!
(3)多少はロック以外の要素も入れるべし。
→ ロックの要素だけだとやっぱり楽曲やプレイに幅が出ないから、
多少はジャズ・フュージョンやファンク等、他のジャンルの
要素もあった方が良い。
(4)でも、やっぱりロックの熱いスピリットは忘れるべからず!
→ 4ビートのコンボジャズなんて老人になってからでもできる!
やっぱ熱さは忘れちゃいけない!
リフはもとより、ソロパートでもガンガン歪ませて、
バリバリ弾き倒すべし!
(5)メンバー全員が同等のテクニックであるべし。
→ しかもできるだけハイレベルであること。
上記(3)や(4)の要素を実現するには、メンバーがみんな
いろんなアイデアの引き出しと、それを実現するテクニックを
兼ね備えていることが肝心。
そういうメンバー同士の掛け合いが化学反応を起こして
バンドとしてのレベルをより引き上げることになる。
・・・とまぁ、そんなことを思いながらバンドやってたら
続かなくて今や無期活動停止中なわけですが(爆)、
そんな僕の理想を全て実現したバンドがここにありました!
・・・という宣伝文句につながるわけですよ、ここでやっと(笑)。
イヤ、もう、1曲目から超カッコ良いです。(試聴してみて下さい!)
2曲目も超ーッ、カッコ良いです。(試聴してみて下さいヨ!!)
他の曲も総じて良い出来です。(試聴してみて下さいったら!!!)
各パートのソロがあるので、1曲あたりの長さが結構長いですが、
でも、全然退屈しません。
「あれ?この曲、8分もあったの?」みたいな感じですね。
ギタリストは、Errorheadの通り名(?)で知られるMarcus Demlです。
・・・と言ってもほとんど知られてないと思いますが(笑)。
タッピングとかスウィープとか使ってピロピロ弾くタイプではなく、
割とストレートな速弾きだったりしますが、流麗さと熱さが同居した、
非常に良い感じのプレイを展開しています。
参考まで、Errorheadのプレイはここで観れます。
古くはSteve Lukatherの「Baked Potato Super Live!」アルバムとか
同じくLukatherのLos Lobotomys、あるいは最近だとCosmosquadなどの
熱いロック・フュージョンがお好きな方には超オススメだと思います。
そういえば、ErrorheadのプレイはLukatherやJeff Kollmanに通じるものが
あるかも知れませんね・・・。
発売レーベルがLion Musicなので、国内のHMVやAmazonでも買えます。
(僕はCD BABYで買いましたが)
僕の耳が正しければ、1曲目や5曲目で、例の大ヒットTVドラマシリーズ
「24 - twenty four -」の音をモロにサンプリングしてたりするので、
ひょっとしたらFOX TVに訴えられてしまうかも知れません。(多分無許可)
そうなると発売中止ですので、是非そうなる前に(笑)買いましょう!