あこがれのハイテクニック

一部の方はご存知かと思いますが、僕は永年に亘って
Greg Howeとかピロピロ系ギターを好んで聴いてる割に
自分でギター弾くときはタッピングとかスウィープとか
やらなかったわけです。
「そんな小手先の技を身に着ける前に、まずはピッキングと
チョーキングだけで表現することを考えろよ。っていうか
男は黙ってフルピッキングぢゃ～ッ！！！」
みたいな感じで、むしろタッピングやスウィープからは
意識的に遠ざかってきたわけです。

まぁ、だからと言って、別にピッキング技術が卓越してるかと
言うと、実はまったくそうではないところが僕のなんとも
お茶目なところなのですが（爆）

でも、ちょっと前にアッサリ方針転換して、と言いますか、
「今までできなかったことができるようになれば、それは
一歩前進した、ってことだよね。タッピングとかスウィープが
できるようになれば、それは表現する手段が新しく増えた
ってことで良いことじゃん？」
と思うようになって、それでまぁちょっくら練習してみるか、
と、少しずつ、基礎の基礎みたいな簡単なフレーズから
練習するようになったんですよ。

まぁ、永年そういうプレイをやらなかったから、簡単な
超初心者用みたいな練習フレーズですら未だ全然弾けない
わけですが・・・。

でも、毎日そういう練習してても、いざセッションとかやっても
タッピングとかスウィープのフレーズがまるで自分の中から
出て来ません・・・。

先月末、都内某所のハプニングバー・・・じゃなかった（爆）、
ジャズバーでのセッション大会に参加したのですが
やっぱり、こう、そういう派手目の技（笑）が全く出て来ません
でしたね。

っていうか、技がどうこう言う以前の問題で、数年ぶりに
バンドに合わせてセッションとかやったってのもあるし、
多少酔っ払っていたというのもあって、特に前半はかなり
ヘボいプレイをしてしまった、とかなり自己嫌悪に陥って
しまいましたが・・・。

っていうか、そもそもブルースとか中心のセッション大会で
ピロピロ弾いてたら、それはそれでヒンシュク買ってたかも
知れませんが（苦笑）。

えー、これからは、もっと精進して、数年後には、
T.J.ヘルムリッチぐらいにタッピングとスウィープだけで
インプロヴァイズできるぐらいになりたいと思います。（嘘）

今まで僕がタッピングとかスウィープとかやるな！みたいなことを
そこかしこで力説してるのを聞いて、タッピングとかスウィープを
やらなくなった方がいたら、言ってた張本人がアッサリ主張を
翻したことになるわけで、ホントにスイマセンm(_ _)m

今思うと、何であんなに頑なに拒んでいたのか・・・。
ホントは大好きなテクニックなのに、自分が出来ないテクニック
への妬み、みたいなものがあったのでしょうか・・・。
自分が好きな女のコが、どれだけ想っても自分を好きになってくれない
から、「可愛さ余って憎さ百倍」みたいに、そのコをキライになって
そのコのことを悪く言う、みたいな、そんな甘酸っぱくせつない感じ
でしょうか・・・って違うか（笑）。

え～、というわけで、みなさん、ピッキングとかタッピングとか
スウィープとか、細かいことにはこだわらずに楽しくギター
練習しましょう～！(^-^;

・・・とか言いつつ、しばらく経ったらまた方針転換するかも
知れませんので、今回の件もあまり真剣に受け取っていただかない方が
良いかも知れません（爆）。

Derek Sherinian 「Mythology」

Derek Sherinian　「Mythology」

Derek Sherinianのソロアルバムです。
最新作の一つ前のアルバムですね。（2004年発表）

これ、なぜか買い忘れてたので、先日のGreg Howeのベスト盤と一緒に
HMVで買いました。

HMVで「輸入盤3枚買うと25％OFF」キャンペーンだったので、無理くり
3枚欲しいCDを探したわけですが（爆）、下記レビューにあるGregのベストと
Guthrieの「GPS」は既に購入を決めていたので、最後の3枚目として
選んだのが、ふと思い出したこのアルバムでした。

ぶっちゃけ、「2枚でも25％OFF」だったら、もうリリースから何年も
経ってるわけだし、今更買わなかったかも知れませんが（爆）。

Derekのソロアルバムは、キーボーディストのアルバムのくせに、
例によって参加ギタリストが豪華なわけですが（笑）、今回も
いつものZakk Wyldeなど以外にもアラン・ホールズワース御大が
参加してます。

で、肝心の内容ですが・・・ウーン・・・
決して悪い内容ではないのですが、過去の「Inertia」等のアルバムに
比べると、楽曲が若干インパクト弱かったかな、という気がしました。
いや、悪い曲ではないんですが、以前は一回聴いたら覚えるような、
もっと印象強い曲がいっぱい入ってたかな、とか思ったりして・・・

でも、個人的にあまり好きではないSteve Stevensの参加してる曲が
意外にも一番気に入ったりして（プレイも結構気に入りました）、
それなりに発見があったので、やっぱり買って良かったです（笑）。