最近、H.E.A.Tがヘヴィロテだったのですが、Apple Musicのオススメで出てきた
Eclipseの2021年発売アルバム『Wired』も聴いてみました。
Eclipseは初期から評判が高かったので、初期に一度聴いてみたのですが、
まあ、全体的にクオリティは高いのは分かるけど、正直、自分には合わないな~と思って、
その後もずっと敬遠?していたのです。
でも、この最新作は違いました。
1曲目からピンと来て、最後の曲までずっと気に入ってしまいました。
同じ「メロハー」の括りであっても、H.E.A.Tとはまた違うタイプですよね。
H.E.A.Tはまだギターオリエンテッドでアメリカンな感じがありますが、
Eclipseは重厚なコーラスワークで、ギターはあくまでバック演奏の一部、みたいな。
決してH.E.A.Tが楽曲重視ではない、ということではないのですが、
H.E.A.Tはまだギターを中心とするロックバンドのカッコ良さみたいな要素があり、
一方でEclipseは「歌モノ」重視といいますか。また、どことなくケルト的なメロディとか
ヨーロピアンな感じがしますよね。
楽曲レベルが最初から最後までずっと高く、かつ1曲1曲のタイプも異なり
本当に作曲能力が高いバンドだな、と思いました。
そういう意味で、1曲を選べと言われると本当に判断に迷うところですが
アレンジの面白さ、という点でTr.6「Twilight」を紹介しておきます。
3分過ぎた辺りから徐々に誰もが知るあのメロディーに移り行く部分では
思わずニヤリとしてしまいます(⌒∇⌒)。
でも、個人的に何度も聴いてしまうのは、哀愁のメロディーが秀逸な
アルバムラストの曲Tr.11「Dead Inside」です。
こう言っては何ですが、アルバム前半に良い曲があっても、後半は割と尻すぼみ・・・
みたいなアルバムも少なくありませんが、ラストの曲まで好きになれるアルバムは
そうそう無いですよね。
Eclipseってこんな良いバンドでしたっけ?と新たな発見があった名盤でした。
メロハーファンで、まだチェックされてない方は、是非チェックを!