いつも通勤するときにはiPodで音楽を聴くのですが、最近は
新譜をなかなかチェックできていない(チェックする気力が無い・・・)ので
「昔買ったけど、実はそんなに聴き込んでいなかったアルバム」
を聴いてたりします。
その一枚が、TOTOの「Kingdom Of Desire」です。
歴代在籍していたハイトーン・ボーカリストがいなくなって
ルカサーがメインボーカルに替わった最初の作品で、
ジェフ・ポーカロの最後の作品でもあります。
発売当時、ギタリストとしてのルカサーは大好きなんですが、
ボーカリストやコンポーザーとしてのルカサーは、
実はあんまり好きではなかったので、ルカサー色が強まった
この「Kingdom Of Desire」も、まぁ聴くには聴いたけど
それ以前の作品ほどは聴き込んでいなかったな、というのが
正直なところでした。
楽曲的にも、それ以前のメロディアスAORというよりは、
ルカサーのソロアルバム的なアメリカン・ハードロックでしたしね。
で、超久々に聴いてみたんですが・・・
うーん、今聴くと、超カッコ良いですね~!
「ルカサーのギターって、こんなにエモーショナルだったっけ?!」
とか、
「やっぱりジェフのグルーヴは素晴らしい!」
とか、色々再発見があります。
作品自体が変わったわけではないので、受け止め側としての
僕の「リスナーとしての器」が少しは広がったから、ということでしょうかね・・・
僕みたいに、発売当時は低評価を付けていた人も多かったと思いますが、
改めて聴いてみると良いかも知れませんよ!