ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

Greg Howe「Sound Proof」

2008-09-26 23:29:09 | Music Review
Greg Howe師匠の最新作です。
6月発売で速攻買ったんですが、あんまりジックリと
聴き込む時間がなくて、結局、今頃聴き込んでます(恥)

まぁ大好きなギタリストの作品なので、「もう、Gregが
弾いてりゃ何でもいい」みたいな感じで(爆)
どうしても評価が甘くなりがちかも知れません。

いや、実際、本作の感想はそうなんですが(爆)

楽曲的には過去の『FIVE』『EXTRACTION』あたりの、
ファンキーだったりブルージーだったりラテンだったりの
フレーバーがするフュージョン、と言えば、何となく
あ、そういう感じね、と想像できる方もいるでしょう
・・・って、そんな人いませんかね(爆)
各曲、テーマメロディーもフックがあって、充実してます。

ギターについては、いつものGreg節といいますか、
もう、「いつものフレーズです」としか言えません(爆)
まぁ、Gregのハイテクフレーズは『Parallax』辺りが
最高峰で、それ以降はテクニカルよりはエモーショナル、
という感じで流れてきてるかな、と思うのですが、
本作品では、特に、従来よりもよりエモーショナルになった
ような気がしました。

欲を言えば、前作『EXTRACTION』は、デニチェンとか
ヴィクター・ウッテンとか、ある意味最強の布陣だったので
本作品では、他の楽器パートが、そういうレベルの人だったら
もっと楽器間の「化学反応」があって、更に良いものに
なったかもな、とは思いました。そういう「バンド」的な
評価軸で言えば、正直、Gregがほぼ打ち込みで作った
『FIVE』あたりと近い雰囲気かな、と思いました。

とは言え、Keyboardは前作と同じですし、他のパートも
みんな普通に上手いし、これも「敢えて不満を言えば」ぐらいの
ものですが。(やっぱ評価が甘いですかね?)

ともあれ、Gregファン、速弾きマニアにとっては、間違いなく
「買い」でしょうね。
前作『EXTRACTION』辺りで新しくファンになったような
テクニカルフュージョン好きの方にも受け容れ易いと思います。

興味のある方は、GregのMy Spaceで、新曲の「Child's Play」
「Emergency Exit」の2曲がフル試聴できますので試聴してみて下さい~

・・・と言いつつGregのMy Spaceを見たら、『INTROSPECTION』
のTAB譜集が遂に発売になったようですね。
ここ数年、出る出ると言われ続けて、いつまでも出なかったんで
すっかり忘れてたんですが、遂に出た!
Blogによれば「Gregが採譜者と直接作業・確認したので、
音・運指共に、正確なこと疑いの余地なし!」とのこと。
こりゃもう、すぐ買わなきゃー!
ま、買ったところで全然弾けないですけどね、記念ってことで(爆)
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EXTREME 「Saudades de Rock」

2008-09-17 13:34:27 | Music Review
遂に再結成した(!)EXTREMEの新譜(5thアルバム)です。

僕もEXTREMEの2nd『Pornograffitti』はメチャクチャ聴き込んだクチなので
今回の新譜に期待していました。

とは言え、3rd~4thの変遷ぶりには失望したクチなので、
聴くのが怖い、というところもありました。

んで、実際聴いてみると・・・これがイイんですよ奥さん。
全体的に良い曲が揃っています。しかも、1st~2ndの頃を
想起させるような曲が。

「そんな分かりきったことを今更、何言ってんだよ!」と言われそうですが、
EXTREMEって「QUEEN + THE BEATLES + LED ZEPPELIN」というか
この3バンドのエッセンスが詰まったバンドなんだなーというのを
強く感じたアルバムでした。

ヌーノのギターも相変わらずの切れ味で魅力的ですし、
新加入のドラマー(ヌーノの前バンド:Dramagodsの人)も
グルーヴが凄く気持ち良いです。この人、やっぱ上手いです。

ただ、僕も1~2回聴いたときは、正直あんまりピンとこなくって、
3回目ぐらいからジワジワとその良さが伝わってきて、5回目ぐらいから
「あぁ~、良いアルバムだな~」と思うようになりました。

今回、「あんまり良くない」という感想を持ってる方がチラホラ
いらっしゃるようですが、僕のように、最低5回はガマンして(?)
聴いてみると、違った感想を持たれるかも知れませんね。

そりゃまぁ、『Pornograffitti』みたいな歴史的名盤が
そうそう出てくるわけもないので、あれを期待してはいけません。
そうではなく、また別のレベルでの「良いアルバム」ですね。

EXTREMEのMy Spaceで何曲かフルサイズで試聴できるので、
未聴の方は是非試聴してみて下さい。
QUEENっぽいコーラスで始まるイントロで、ギターソロは弾きまくりの「Star」、
これぞEXTREMEの王道的スタイル、ファンクメタル調の「Comfortably Dumb」、
異色のカントリー調の「Take Us Alive」、あと割と普通の(?)「Ghost」が
今回の新譜の曲ですね。。

個人的には、「Comfortably Dumb」のギターソロ~エンディングにかけての部分が
超カッコいいなぁ~とお気に入りです。(^-^)
コメント (2)
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落ちました

2008-09-16 13:17:51 | 雑誌/書籍/教則本
今年のギタマガコンテスト、一次予選落ち・・・orz

まぁ、こういうのって、結局、腕が全てを物語る、ですよね・・・。

修行して、また来年がんばります・・・(ToT)
コメント (8)
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オーダー内容/ボディー

2008-09-12 08:54:24 | ギターオーダー
ボディーの材質は、トップ材がフィギュアド・メイプルで
バック材がアルダーです。

メイプルトップの場合、バックはマホガニーとかの
組み合わせが一般的かな、と思うのですが、今回の
ギターオーダーにあたっては「重量を出来るだけ軽くしたい」
という思いがあったので、重いイメージのあるマホガニーは避けました。
まぁ、実際あんまり違わないのかも知れませんが。

メイプルは、一応フィギュアド(Figured)と謳うように木目が出ています。
でも、高級ギターにあるような、気持ち悪いぐらいにウニュウニュと
「これでもか!」とうねってるような(?)バリバリの木目じゃなくて、
うっすら出てるぐらいの控えめな(?)木目です。
僕はあんまり木目が出てなくても気にしない、安上がりな性格なので(爆)
DGさんの在庫材でOKしました。

バック材は、アルダー3ピースボディです。
1ピース(単板)、2ピース/3ピース(張り合わせ)とか
こだわる方もいらっしゃるのでしょうが、僕はそのあたりも
全然気にしないので、安いデフォルトのヤツにしました。
張り合わせた継ぎ目が気になる方もいらっしゃるでしょうが、
今回、裏面は黒の塗りつぶしなのでどのみち関係ナシ、と(笑)。

んで、今回、カーブドトップ加工がされています。
これも、別にカーブドトップが好き!とかPRSみたいにしたい!とか
ESPの“HORIZON”モデルみたいにしたい!とか、そういう思いが
あったわけでもなく、むしろ、変にボディトップが加工してあると、
手の置き場に困るとかあるんじゃないの?という偏見があったのですが、
DGさんの試作品を弾いてみたところ、弾きにくさとかは別に
感じなかったし、むしろ普通のコンター加工ぐらいじゃありきたりで
面白くないなぁ~と思っていたので、これでいいや、と(笑)。

DGさん的には、レスポールやPRSなどと比較しての、カーブド加工の
膨らみ・えぐり具合とか、かなりこだわられたようですが、まぁ、
これも、正直、僕にはそのあたりの違いが良く判りません(爆)

でも、今となっては、ルックス的にもゴージャス感(?)があって、
カーブドトップにして良かったと思ってます、ハイ。

ボディカラーは・・・これは、結構悩みました。
何といっても、ギターの印象に与える要素としては
色が一番が強いわけですからね・・・。

元々、今回のようなシースルーブラックが「カッコいいよなぁ~」と
ずっと気になっていて、最初はそれにしようと思ってたのですが、
途中でギター雑誌の広告とか見てたらオレンジ系もいいよなーとか
気になりだして、どちらにしようか、かなり悩みました。

でも、まぁブラック系の方が、将来もっとオジサンになっても
「派手だな、オイ!」とか自分にツッコミを入れずに使えるかな、とか(爆)、
将来、何かの折に人前で弾く際も、とりあえず普通のロックでもメタルでも
ジャズでもフュージョンでもポップスでも、何のジャンルを弾いてても
黒なら違和感は無いかな、とか、そういう保守的なことも考えつつ(笑)
最終的には初志貫徹で(?)ブラックに決めました。
これも、今となっては、これで良かった、と満足しています。

そういえば、「重量を出来るだけ軽くしたい」という要望を出していたので、
その要望に応えるべく(?)DGさんがピックアップ周辺をザグって
くれていました。勿論、トップ材とバック材の間(?)部分ですが。

おかげで重量的にはかなり軽くなって、その点は大満足だったのですが、
ザグったせいか、音が何となく「箱鳴り」っぽい感じがします。
まぁ、セミアコとは言いませんが、レスポールっぽいと言いますか。
若干モコっとしてる、と言いますか。

自分の当初イメージとしては、本来のストラトっぽいと言うか、
「箱鳴り」よりは「板鳴り」っぽい音をイメージしていたのですが
これだけが唯一の想定外事項でした。

まぁ、「これはストラト形状のレスポールだ」ぐらいに割り切って
弾いてるうちに「まぁ、これはこれでいいかな」と音にも慣れましたから、
今はもう特に不満には感じてはいないんですが。

とは言え、「音質」って、ギターの重要な要素の一つですし、
人によっては絶対に我慢・妥協できない部分かも知れませんので、
もし皆さんがどこかにオーダーされる際は、注意すべき点かも知れませんね。
コメント (3)
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Turbo Tuner ST-200

2008-09-03 07:38:02 | アクセサリ
先日このblogで購入報告した、米Sonic Research社製の新製品
ストロボチューナー「Turbo Tuner ST-200」が、8月中旬、
ようやく届きました~!

メーカーからは「7月16日以降、オーダー受付順に順次発送」と
連絡が来ていたのですが、結局到着までに1ヶ月かかりました(^-^;
結構人気があるというか予約殺到だったのか、あるいは
単にメーカーの人員不足か・・・?(笑)

で、早速使用してみました。

大きさ的には、写真のように、横幅はタバコと同じ、縦はタバコより
若干長い、高さ(厚み)もタバコより若干厚い、というぐらいの
コンパクトサイズです。

トゥルーバイパスなので音質も変化しませんし、フットスイッチを踏んで
チューナーをONにすると、自動的にOUTPUTがミュートになるので、
ライブでも安心して使えますね。
ちなみに電源は、9V電池と、普通のエフェクト用電源パッチケーブルと
両方使えます。

肝心のチューナー機能ですが、±0.02セントという高精度ですので
チューナーとしての性能は充分ですね。
しかも、反応も素早いです。
ただ、反応が良過ぎるようで、マニュアルには「できるだけ倍音成分に
影響されないよう、フロントPUでチューニングして下さい」とありました。

真ん中の丸いデジタル表示のメーター部分、音がシャープ気味だと
時計周りに、フラット気味だと反時計周りに光がクルクル周ります。
んで、音が合うと回転が止まります。
って、これはストロボチューナーの共通仕様ですかね。

早速、改めて自分のギターのオクターブチューニングをやって、
普通にチューニングして弾いてみました。

オクターブチューニングには、何時間もかかるかと思ってましたが、
元々、手持ちの針式チューナーで出来るだけ正確に合わせてたので、
更に細かい調整だけで、意外と短い時間で済みました(^-^;

今までは、KORGのアナログチューナー:AT-1ACというチューナーを
使用していて、それはそれでチューニング合わせてたし、実際、
合ってると思ってたのですが、改めて比較してみると、以前は
コードを弾いたときの出音が若干濁ってたような感じというか、
今回、ST-200で合わせた後の音の方が透明度が出たと言いますか
スッキリした感じになりました。
さすが±0.02セント!

欠点・・・というか難点は、今のところ敢えて見当たらないと言うか、
言うことナシの素晴らしい製品だと思うんですが、まぁ敢えて言えば
ライブで使ってると、高精度過ぎて、逆に、MCの間とかの短い時間で
チューニングをピッタリ合わせるのが難しいのでは?というところでしょうか。

まぁ、そういうときは、ストロボメーターが止まるまでピッタリ合わせず、
大体というかザックリなレベルで合わせりゃいいんでしょうが、
血液型A型の人とか(笑)神経質な人は、どうしてもピッタリに合わせないと
気が済まず、メーターの動きが気になってしまって、ずーっと
チューニングばかりしていて、いつまでも次の曲が始まらない、
なんてことになっちゃうかも、ですね(^-^;

そもそも、ギターって、6本の弦の張力バランス、みたいなところも
あると思いますし、特に、シンクロトレモロでもフローティングに
してたりすると、全ての弦を±0.02セントの精度で合わせること自体
実質的に無理なのかも知れませんが。

細かいことですが、送られてきた時点で既に9V電池が搭載済みだったので
箱から出してすぐ使えました。
メーカーもケチって(?)どうせ電池なんか入ってないだろうと
思ってたのですが、嬉しい誤算でした。
こういう配慮、小さいですが、でも、ありがたいですよね(^-^;

今のところ、メーカー直売サイトから買うしかないようですが、
お値段もそんなに高くないし、興味が湧いた方は、個人輸入してみては
いかがでしょうか?(^-^;
(クレジットカードで買えます)
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