カナダのギタリスト、Dave Martone率いる「Martone」の5thアルバムです。
最近の活動状況はチェックしていなかったのですが、
Amazon.co.jpに
お薦めされたので「ハッ!知らないうちに出てた!買わなきゃ!」と
まんまとAmazonの策略に嵌って(爆)即買いしてしまいました。(^-^;
前作までのレーベルはLion Musicだったと思うんですが、本作は
Magna Cartaからの発売です。
個人的にMartoneはずっとチェックしていて結構気に入っているのですが
プレイは相変わらずのスッ飛びプレイ((c)某YG誌)で、ホントに
この人、上手いなぁ~と感心してしまいます。
他のメンバー(Bass、Drums)も2人ともかなり上手いんですが、
特に僕はここのドラマーのプレイが大好きです。
ジャストビートで、でも瞬発力がある、みたいな。
楽曲的にも、過去の作品に見られたような、ダーク&ハードな雰囲気で
プログレッシブな感じの曲が多いっちゃー多いのですが、メロウで
メロディアスな曲もあるし、個人的には前作『When the Aliens Come』よりは
キャッチーな楽曲が増えた感じで気に入りました。
捨て曲(と言うか、僕にとってピンと来ない曲)がありませんね、今回。
どの曲も良い出来です。
前作までと違う本作の特徴はと言うと・・・ゲストがいて、
しかもそれが複数で、更にみんな豪華だ、という点ですかね。
Joe Satriani、Billy Sheehan、Jennifer Batten・・・・
そしてそしてそして、我らがGreg Howe大先生ですよ!
Gregは、「Hard Wired」というDave Wecklのカバー曲で全編ソロを
弾いています。弾き倒しています。弾きまくっちゃっています。
Wecklの原曲を聴いたことはないのですが、Gregに凄く合ってる感じです。
どことなく、『Uncertain Terms』の頃のイメージを彷彿とさせる、
ハードフュージョン調の楽曲の上での凄まじいプレイです。
まるでこの曲だけ、Gregのアルバムから引っ張ってきたかのような感じです。
いや、勿論、他のゲストも素晴らしいですよ。
サトリアーニのソロも良いんですよ。
(僕、普段、サトリアーニとかあんまり聴かないんですけどね。)
ビリー・シーンのベースソロも、何か、情感込めた感じで
これも良いんですよ。
ジェニファー・バトゥンも、参加曲もプレイもカッコいいんですよ。
MartoneのMySpaceで、サトリアーニとビリー・シーンの参加曲が
各1分ほど試聴できますのでご興味のある方は是非。
でも、でも、やっぱ、Gregのプレイが群を抜いているというか。
勿論、僕にとって、という観点での話ですが(^-^;
というわけで、ギター・インストの良質なアルバムをお探しの方、
Dave Martone/Martoneをご存知の方は勿論のこと、
Greg Howeファンには、是非チェックしていただきたいですね!!!!!
・・・って、あれ?今回、何のレビューでしたっけ?(爆)