ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

EXTREME 「TAKE US ALIVE」

2010-05-28 23:05:19 | Music Review
再結成EXTREMEの、2009年ツアーのライブDVD(@米国ボストン)です。
(ちなみに、同名のライブCDも同発です。)

2008年の再結成アルバム『Saudades de Rock』の来日ツアーを
観に行ったときの感動が甦る!という感じの内容でした。

いやー、それにしても、EXTREMEってみんな巧いですよね~。
ケヴィンのドラムはグルーヴィーだし、ゲイリーみたいに
華があって歌えるヴォーカルも稀有な存在でしょう。
パットのベースは・・・まぁいいや(爆)

でも、やっぱり、特にヌーノが素晴らしいです。素晴らし過ぎです。

ライブだから多少は差し替えとかあるのかな~?と思ったのですが(笑)
指と音がズレてるとか、そういうウソ臭さは(ほぼ)感じられませんね~。

でもそうなると、これ、マジでライブで生で弾いてるの?!というような
プレイです。(さすがにノイズ除去ぐらいはやってるのでしょうが…)

全編、アナタはポール・ギルバート先生ですか?!と言いたくなるような
完璧なプレイにビックリです。
特に「Play With Me」でのプレイは圧巻です。

まぁ、ヌーノって、ホントにそのぐらい巧い、世界的に見ても最高峰の
ロック・ギタリストの一人であることは事実ですけどね。

収録楽曲的にも、個人的にほぼベストと言えるような代表曲揃いで
観てて楽しかったです。
一緒に歌いたくなる曲、そして聴いてて(歌ってて)ハッピーになれる
楽曲がいっぱいあります。

素晴らしい楽曲を何曲も何曲も持っているEXTREMEというバンドの凄さ、
そしてその楽曲の中に最高峰のギタープレイを絶妙に織り込む
ヌーノというギタリストの凄さを、今回、改めて再確認しました。

EXTREMEファンの方は、ツアーに行った方も、行けなかった方も、
必携のアイテムではないでしょうか。
コメント (2)
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噂の真相

2010-05-27 01:07:15 | ライブ
今日・・・というか日付的には昨日(5月26日)、新宿HOLIDAYに
あの「速弾き」を超えた「速過ぎ弾き」(笑)、と称される
噂のマイケル・オーランドの来日ライブを観に行ってきました!

いやー、凄かったですよ奥さん!

まぁ、かのチャゴ・デラ・ヴェガみたいなことにはなってませんが(笑)
噂通りの速さ・・・。

ちゃんと測ったわけではありませんが、おそらく、感覚的には
テンポ♪=160前後で6連符弾いてる、ぐらいのイメージでしょうか。
普通の16分音符に換算すると♪=240ってことかな?
ギリギリ、聴覚上、音数が聴き分けられる限界値、って感じですね。
(それ以上速いと、もう聴き分け不能ですよね。)

しかも、その速さが一瞬だけじゃなく、16小節ぐらいは平気で続く、って感じで。

さらに、ステージ上を歩いたり、派手なアクションをしながらでも
そのスピード&正確さがブレないという・・・。
ホントにこの人、上手いなぁ~と思いました。

あと、観る前は「速いって言っても、フランセスコ・ファレリや
ラスティ・クーリーみたいに、曲がアレだったらどうしよう・・・」
と心配してたんですが、意外にも(?)楽曲がしっかりしていて
メロディアスだし、観客のアオリも上手いし、観てて凄く楽しめました。
(速く弾き過ぎているサトリアーニみたいな感じ?)

前座のバンドも2ついて、更にぺぺ田代さんというギタリストさんの
ミニレクチャーもありましたが、このレクチャーがこれまた
意外にも(?)参考になりました。

さて、マイケル・オーランドご推薦の(?)Shred Neckを買って
練習しようかな~(嘘)
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マグナム○○○

2010-05-22 06:48:15 | guitar
<Q> タイトルの○○○の中には何が入るでしょうか?

   [1]ロック [2]ドライ [3]ほくと




・・・って、正解は[1]ですよ。

2か月程前、例のカスタムオーダーギターを弾いてる途中で
突然「ビローン!」って音と共に1弦のチューニングが下がりました。

「な?何だ?!」と思い、調べてみると、マグナムロックの
1弦ポストのネジ切り部分が折れてました。(写真)

リペアマンを通じてメーカーにも調査してもらったのですが
原因不明で・・・。

僕が強く締め過ぎてたのか?とも思ったのですが、よく考えたら
マグナムロックは普通にペグに弦を通して巻いたら自動的に
ロックされるわけで、ユーザーがどうこうする箇所でもないのかな、と。

まぁいずれにしてもそんなわけで2カ月程入院してたギターですが、
ようやく昨日退院し、無事帰宅しました。

ついでに、もうフレットが若干すり減り気味だったので
すり合わせもしてもらいました。

うーん、なんか入院する機会が多いなぁ、と思いますが
またこれからガンガン弾いて行こうかと思います~!
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試奏の思想

2010-05-05 21:30:09 | guitar
昨日の記事に関連して・・・

楽器店で試奏するときって、店員も他の客も注目してるし(って自意識過剰?)
何弾くか困りませんか?

僕は、低音弦でのリフとか、高音域でのチョーキングとか
テキトーにネックのあちこちで弾いてみて、弾き心地を試してみたり、
ピックアップをいろいろ切り替えて音色を確かめるとか、
そんな感じですが・・・。

そうやって弾いている中、昨日の試奏で使ったアンプはMarshallの
コンボだったのですが、Marshallって、やっぱ、ホントに上手く無いと
弾けないアンプだな~と思いました。

僕は普段Marshall系のVHTを遣ってるので、まだ慣れてるっちゃー慣れてるけど、
でもやっぱ真空管アンプって、上手さも下手さも増幅されてしまうよな~
と感じました。

PODとかアンプシミュレーターだと、良い感じで歪んでるから
弾き易いし粗も目立たないけど、真空管の歪み、特にMarshallは
ある意味ペラペラな歪みなので(失礼)上手く弾けば良い音するけど、
ミスしたらすぐ分かるっていうか。

そうなると、やっぱ、うかつなフレーズは弾けないよなぁ~と
ビビりながらの試奏になってしまいました(笑)

昨日の僕も、フルピッキングの速弾きや、スウィープやタッピングなどの
ピロピロフレーズなんて、音が出なかったりノイズだらけだったら
メチャ恥ずかしい!と思って、とても弾けませんでした(爆)

なので、やっぱ毎日真空管アンプで練習しないと上手くならないのかな~?
と思いましたよ。
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Guitar Acquisition Syndrome

2010-05-04 22:07:47 | guitar
数か月前のヤンギに「GAS(Guitar Acquisition Syndrome)」という言葉が
載ってました。
日本語に訳すと、「ギター入手症候群」、要するに「ギター欲しい病」ですね。
何本買っても止められない、みたいな。
周りから「そんなに買ってどうする」と言われてもつい買っちゃう、みたいな。

これ、患ってらっしゃる方も結構いるかと思います(笑)

今日、横浜のクロサワ楽器でGW期間中(5月9日まで)に開催してる
「横浜大楽器祭」を観に行ったのですが、僕も危うくこのGASに
罹患しそうになりました。

というのも、中古で、Brian MooreのMC-1が置いてあったんですよ。
僕、Brian MooreのMC-1は、昔からルックスが気に入ってて
一時期、オーダーメイドするかしないか悩んだときに
代替候補に挙げてた既製品の一つだったんですよね。

まぁ、MC-1は入手困難だからそのときは出物が無くて
最初から諦めてましたが・・・。

で、せっかくなので今回試奏してみたんですが、メチャ弾き易かったです。

ボディとネックの裏がカーボン一体形成だからスルーネック構造で
ハイポジ(24F)までラクラク届くし、ネック自体も適度に薄くて
すごく弾き易かったです。
ボディも薄いので、全体的な重量も軽いし…。

ま、チョイキズ&金属パーツがチョイ錆なのに値段が14.8万円だったので
買わなかったですが、(というのも以前、美品で確か12.8万円ぐらいで
売られてたのを知ってたので)これがもし10万円切ってたりしたら・・・
あぁ、危ない危ない。
(8万円でいいよ、とか言われたら即買いだったでしょう・・・)

もうオーダーメイドで「理想のギター」は手に入れてるし、
Tom Andersonだってあるし、オールドFenderストラトだってあるし、
周り(というか嫁)から見ても「もうこれ以上要らないだろ」と
言われそうですが、でも、欲しい!と思ってしまって・・・。

というわけで、危うくGASに罹りそうになった、という話でした(^-^;
皆様もお気を付けください・・・

というわけで、もしMC-1をお探しの方がいらっしゃったら
今すぐ横浜へGO!ですよ~!
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機材の選び方

2010-05-03 22:54:53 | guitar
2週間程前、旅行したときにデジカメが壊れてることが発覚し、
それ以来、「次は何買おうかなー?」とずっと悩んでました。

いわゆるコンパクトデジカメをずっと使って来てたんですが、
これを機に、デジタル一眼に移行しようかな~と思って、
でも一眼もいろんなメーカーからいろんな機種が出ていて、
どれが良いのかサッパリ分からない・・・

従来のようなコンパクトデジカメじゃ何となく物足りないし、
かと言ってデジタル一眼レフは大きくて重たいし、値段も高いし、
そこに「ミラーレス一眼」とか新しいジャンルも出てきてたりで
もう何が何やら・・・

というわけで、カメラ専門誌の機材紹介記事を読んだり、
ネットでユーザーレビュー見てみたり・・・

そうやって、情報ばかりが増えて行く中、肝心の機種は
全然決まらず・・・

そんな感じで2週間程いろいろ悩んでる中で、ふと、
「これって、初心者がギターを選ぶときと同じだよなぁ…」
と思いました。

選ぶ側の論理としては;
 *初心者なんだから安物で良いのでは?
 *いやいや、「安物買いの銭失い」にならないよう、
  高性能な高いものを買うべきでは?
 *憧れのアーティストと同じギターが良いのでは?
 *上級者が絶賛してる機種が良いのでは?
 *有名なメーカーのが良いのでは?
とか、そういうことをあれこれ考えますよね?

一方、他人から「何買ったら良いですか?」と訊かれて
アドバイスする側の論理としては;
 *Aという機種はここが良いけどここがダメだから
  Bという機種が良い。
 *いや、Bなんて初心者には使いにくいからAが良い。
 *●●というメーカーは大量生産だからダメ。△△が良い。
 *いやいや、△△よりも■■の方が信頼できるメーカーだ。
 *いやいやいや、■■はプロ向けだから、アマチュアには
  ●●で十分だよ。
とか、人によって言うことが違う、みたいな。

でも、果たして自分が、今、ギター初心者から
「今度、ギターを買おうかと思うんですが、
 何買ったら良いでしょうかね?」
と質問されたら、何て回答するだろうか?と考えると、
「うーん・・・まぁ、予算の許す範囲内で、
 自分が気に入ったもの買えば?
 誰が何て言おうとあまり気にしない方が良いよ。
 メタルやる人、ジャズやる人、ブルースやる人、
 みんな好みも違うし、技術も違うし、重視する
 ポイントも違うしさー。
 結局、自分の好きなもの、気に入ったものを買うのが
 最終的に良いんじゃないの?
 道具として何を使ってるかが問題じゃなく、
 その道具で何をやるかが問題なわけで・・・」
って回答するだろうな~と思って、結局、そういう観点で
カメラも選べば良いんじゃないの?と思うに至りました。

僕は完全ストラト派ですが、だからと言って他人にも
「Fenderの純正ストラト以外は認めない!」とか言わないですし。
(そもそも僕、3シングルのストラトは嫌いで、
 ハムバッキングじゃなきゃダメな邪道派?ですからね。)
テレキャスが好きな人はテレキャス買えば良いし、
レスポールだってファイヤーバードだって良いわけで。
メーカーだって、最初からPRSとかSuhrとかTom Andersonとか
買うのも、それはそれでアリだろうし、あるいはIbanezでも
ESPでも、エピフォンでも、サミックでも、はたまた
通販のギターだって、本人が気に入ればそれで良い、と。

そう考えたら、自分のカメラ選びも、アッサリ機種も決まって、
本日、無事購入してきました~。

で、僕が結局何を選んだかというと・・・「ミラーレス一眼」の
Olympus Pen Lite E-PL1です。
理由は・・・「宮あおいちゃんがCMやってるから」でした(爆)
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