昨秋、突然発表されたWANDSの再始動(第5期)・・・
かつてWANDS(といっても第1期~第2期あたりの初期)が結構好きだった僕としては、
そのニュースを聞いて、ワクワクするような気持ちと、でも、ちょっと不安な気持ちもあって、
果たしてどんなもんかな~?と気になっていました。
ギターはもちろん柴崎浩さんですが、ヴォーカリストも若手の新人を起用、とのことですし、
伝統をちゃんと受け継ぐのか?それとも伝統を壊してしまうのか?・・・とか。
そもそも第5期って言われても、第4期があったのか?そんなの知らんし・・・とか。
まぁ、それはともかく、年が明けて、ついにその第5期の新曲「真っ赤なLip」が発表されたわけですが・・・
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
これぞまさにWANDS!!
これですよコレ!!
新ヴォーカルの上原さんは、初期ヴォーカル上杉さんに声質が凄く似てますよね。
初期コアファン、通称?「上杉原理主義者」(笑)の人達からすると
おそらくNGなんでしょうが、僕的にはアリですね!
原理主義者は「物まね」「パクり」とか悪く言うのかも知れませんが、僕的には、
これは「正当な若手承継者が現れた!」と言っても良いのでは、と思います。
声質も似てるし、歌い方も似てるというか(似せてるのかな?)
初期WANDSを彷彿とさせますね~!
そしてギター!!
中間のソロも、アウトロのソロも、どっちもカッコ良い~!
相変わらず巧いな~!
浮遊感のあるフレーズに、ちょっとGreg Howe的な匂いを感じたりして・・・
楽曲的にも、ロックとジャズとJ-POPのごちゃ混ぜ的な感じだけど結局カッコ良い!っていうか
とにかくジャンルを問わずカッコ良いフレーズ&グッドメロディーを繋ぎ合わせて行った、
みたいな感じというか。若干オーバープロデュースかも知れませんが、でもそれが良い!
思えば、こんな「ごった煮」の楽曲(悪い意味ではありませんよ)というか、
グルーヴ的に統一感の無い楽曲(同じく、悪い意味ではありませんよ)は、
アメリカ人とか絶対に作らない、いや、作れないだろうな、と思うんですよね。
それこそ日本人しか作らないんじゃないの?と思ったのですが、かといって
日本人の中でも他にこういう曲作る人達、あんまりいないかも?と思うと、
これぞWANDS的な楽曲!ということなのかな?と思ったりして・・・。(違うかな?)
というわけで、このMVを観て、一発で気に入って、その勢いでシングル買いました!(iTunesで)
僕は通常盤を買ったのですが、カップリングが「時の扉」の第5期バージョンで、
これはこれでアリ!です。
というわけで、普通の初期ファンにとっては大満足なシングルでした!
早くアルバム出ないかな~!
いや~、今後の活動が楽しみです!