ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

DGM 『MOMENTUM』

2013-07-26 23:06:46 | Music Review

イタリアのバンド「DGM」の最新作アルバム(2013年)です。

DGMって、もう確か7~8年前ぐらいに一度アルバムを聴いたことがあって、
そのときは何かピンと来なくて、まぁまぁの巧さで、まぁまぁの曲で、
これと言って特徴がないバンドだなぁ・・・という印象で、
その後も活動してるのは知ってたのですが、特にチェックせず現在に至る
・・・という感じだったのですが、先日、兄のお薦めでこの最新作を聴いてみました。

そしたら、全然印象が違いました。

っていうか、そもそも、メンバーがガラッと入れ替わってるみたいですが(笑)

1曲目の「Reason」を聴いただけで、「これ、カッコいい~!」とノックアウトされました。

 

2曲目の「Trust」も凄く良い曲です~!

割とアルバム全体的に良い曲が揃ってますね。

そして、DGMと言えば、何となくDream Theaterのフォロワー、プログレっぽさを
イメージしていたのですが、本作はそんなヒネクレてはいない、割とストレートな
メロディック・パワー・メタルな感じですね。
プログレと言われれば、確かに変拍子的なリズムの取り方が出てきたりしますが
まぁ、でも今どきこのぐらい普通にあるよね、ぐらいの感じでしょうか。

ギターのシモーネ・ムラローニは、ネオクラ系のフレーズ・センスですが、
ディミニッシュ・フレーズも、インギー直系の人達がやりがちな(?)
いわゆる「あの」インギー的な運指のフレーズではなく、
タッピングを絡めたフレーズだったりと、モダンな要素も感じられたり。
そして何より・・・巧いです。速弾きが凄く安定してますね。
これだけ弾けるんだから、逆にネオクラじゃなくて、もっとモダン・フュージョン
的なフレーズでも良いのに、と思うのですが(爆)

どうにも原体験があまり良い印象じゃなかったせいか、ここから遡って
過去のDGMの作品も掘り下げてみるか!・・・とまでは気が向かないのですが、
でも、このアルバムは聴いて良かったです。
今週はこのアルバムばっかり聴いてました。

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Kollmanation- Jeff Kollman signature dual overdrive guitar pedal.

2013-07-20 07:25:28 | エフェクター

ジェフ・コールマンのシグニチャー歪みエフェクターが発売された、とのこと。
その名も「Kollmanation」です。
名前は多分、英語の「culmination」(意味:最高点、頂点、最高潮etc.)と
「Kollman」の引っ掛けだと思います。

ジャパネットではないですが(笑)、本人自らの実演付き解説動画(↓)です。
ExpandoraとTS-808(Tube Screamer)との比較でその特徴を説明しています。

当たり前なんですが、ジェフ・コールマンそのままの音ですね(笑)
「どうだい?Kollmanationの方が音がブッ太いだろ?」とか言ってますし
まぁ、実際そう聞こえますが、でも、セッティング次第なんじゃないの?
宣伝用動画だから怪しいなー、という気もしつつ(笑)

オフィシャルサイト上での通信販売のみで、価格は229ドル+送料・手数料で15ドルとのこと。
ってことは、今の為替レートだと、大体25,000円ぐらい、ってとこですかね。

うーーーーん、コレは、ファンとしては欲しい!!!

そもそもTIGHT METALですらあんまり使っていない僕からすれば、
これを買ったとしても、ほぼ使わないで宝の持ち腐れになることは目に見えていますが、
でも、でも、でもでもでもでも、そんなの関係ねぇー!(死語)という感じで欲しいです・・・。

もう単なるいちファンとして、コレクターズアイテム的に欲しいです。
買っちゃおうかなぁ・・・どうしようかなぁ・・・

ちなみに、構造的には、簡単に言えばDriveサイドとBoostサイドという、2種類の歪み機能を
併せ持つような仕様で、小さいトグルスイッチなどで細かく色々調節できるみたいですね。
機能的な詳しい説明がオフィシャルサイトにも載ってないっぽいので、
以下、メルマガの説明書きを転載します。
興味のある方はご自分で翻訳して下さい。

<>

The RIGHT side, or boost side is a low to mid- level drive that can cover the gamut from clean boost to some mid-level grind

GAIN - Use this control to set the amount of gain desired

TONE - Sets the tone of the overdrive

VOLUME – Sets the output level

THREE WAY TOGGLE – This handy little toggle gives you 3 distinct low end options to help you achieve the tonal might you are looking for.

The LEFT side, or drive side of the pedal has more gain than the right side. The left side of the pedal has no opamp or diode clipping. This side of the pedal is setup with FETS in a manner that sounds much like a vintage tube amp being driven into overdrive

GAIN - Use this control to set the amount of gain desired

TONE - Sets the tone of the left side. Note: this control is wide ranging intentionally to accommodate a variety of amplifiers that may be used.

VOLUME – Sets the output level

RIGHT MINI-TOGGLE – This mini-toggle gives a little bump in the bass response as it enters the drive circuit.

LEFT MINI-TOGGLE – This mini-toggle gives a slight boost to the gain of the last FET stage of the left side of the pedal when placed in the left position.

PRE/POST SWITCH- This switch, located above the left side tone control switches the order of the two drives. With the switch in the down position, the signal is right to left. In the up position, the signal flow is left to right. Experiment with each position, and let your ears be the judge. Each position allows for different flavors of grind.

NOTE: A “pop” may be heard for the first few minutes of use when turning the effects on and off. This is normal, and goes away in a few minutes.

BATTERY REPLACEMENT: To replace the battery in your Kollmanation, remove the bottom cover plate of the pedal. The pedal can also be powered by a 9 volt DC power supply. Note: Use only a DC supply of correct voltage and polarity. NOTE: Plugging into the input jack of the pedal turns on power to the unit. To preserve battery life, always unplug the cord from the input when not in use. The external DC power jack disconnects the battery when a power supply is plugged into it to preserve battery life.
WARRANTY: The Kollmanation is warranted against failure from normal use for one year from the original date of purchase. All shipping charges shall be the responsibility of the purchaser. Should a replacement or repair be needed, contact:


<>

Hand Made-1 at a time!
True Bypass
Low Power Consumption
Powder Coated Finish

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The Aristocrats 『Culture Clash』

2013-07-18 00:27:48 | Music Review

皆さんご存じのとおり、Guthrie Govanを擁するThe Aristocratsの
待望のセカンドアルバム『Culture Clash』がリリースになりましたね!

世界発売日が7月16日だったのに、いつのまにか日本盤が10日に発売されてて
iTunesでも早目に売ってたからついポチってしまいました。

んで、iTunesでは1,800円だったのに、AmazonのMP3配信だと1,350円なのを
後日発見してガーン!とショック・・・。
同じ曲数なのに・・・
(まぁ、アメリカのオフィシャルサイトで買えば、配信なら10ドルで更に安いんですけどね。)

皆さんはCDで買いましたか?
通常盤ですか?
DVD付き限定盤ですか?

いずれにしても、ギタリスト必携のアイテムですね~

内容的には・・・まぁ、ファーストアルバムと同じく、凄腕3人の凄まじいプレイです。
曲も結構カッコ良いんじゃないでしょうかね。
まぁこのレベルになると、曲の良し悪しはあんまり関係無いというか(爆)
聴いてるだけで楽しいんですけどね。
Guthrieのプレイ、相変わらず「凄い」の一言です・・・。

まだ、通しで5回ぐらいしか聴いてないので、これから聴き込みます~!

コメント (2)
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アウト?セーフ?ヨヨイのヨイ!

2013-07-09 22:54:21 | guitar

以前、7弦ギター探索の旅(?)のときに発見したギターメーカーの一つに、
イギリスの「Blackmachine」というメーカーがありました。

リヴァース・ヘッドの鋭角的なデザインが特徴のカッコ良いルックスで、
7弦~8弦使いの人達の間では結構有名みたいで、ファンも大勢いるみたいですが
いかんせん個人工房だからか、受注に対して生産が追い付かないみたいで、
最近はもう注文を受け付けていない(一時停止)みたいですね。

そんな中だからか、大阪の某工房(?)(敢えて名前は伏せます)が
コピーモデルを販売しているようで・・・。
Amazonにも出品しているようで、Amazonで「Blackmachine」と検索すると出て来ます。

で、思うわけですよ。
コレは果たしてアウトなのか?セーフなのか?と。

個人的には、こういう特定メーカーのコピーモデルって、アウトだと思うんですけどね。
デザイン権(意匠権)の侵害だ!とか違法コピーだ!とか、そういう権利的な側面で
アウトかどうかは、それはそれとしてありますが、何と言うか、こう、
メーカーの基本スタンスとして、それはやったらイカンのではないか?と。

「そんなこと言ったら、世界中のエレキギターの大半が
フェンダーのストラトキャスター、テレキャスター、
あるいはギブソンのレスポールやPRSとか、
はたまたSG、フライングVとか、そういう限られた数の
主要モデルのパクリじゃねーか!?」と言う人もいるでしょう。

それは一面では正解だと思いますが、個人的には、
それは「世界中の車は、みんな車輪が4つでドアが2つか4つで
全部、フォードの車のパクリじゃねーか!?」と
言ってるようなものなのかな、という気がします。

それらはもはや「ひな型」というか「基本形」みたいなもので、
確かに皆、そこを起点にしているのは間違いないけど、
そこから発展して、各メーカーが独自のデザインを考案したり、
独自の機能を付加したりしてオリジナリティを出している、
ということなのかな、と思うわけですよ。

なので、こういう独特のデザインを真似る行為は、個人的には、何というか、
他人が苦心して作り上げたオリジナリティにタダ乗りしてるような、
パクリというか、違法コピーというか、そういう類の、
どちらかというとあまり褒められたものではない行為に見えてしまいます。

「本家Blackmachineが受注停止状態だから、代わりに作ってあげた」
「別に他メーカーのコピーモデルを作ろうとは積極的には思ってないけど
 顧客がそういう注文を出してきたから、職人として、顧客の要望に
 応えてあげただけ。それの何が悪い?」
的な言い分が、果たしてそういう行為を正当化する理由になるのか?
というと、ならない気がするんですけどね・・・。
(まぁ、このメーカーがそういうことを主張しているかどうか知りませんが・・・)

何より、「特許権」「商標権」「意匠権」とかの法的権利の侵害には該当しなくても、
いちメーカーとして、いち職人としてのプライド的なところの問題として、
たとえ顧客がそういう注文を出してきても「ゴメン、それは出来ないわ」と
断るべきなんじゃないのか?と。

と言いつつ、ヘッドやボディのデザインや商標ロゴをコピーしたらアウトで、
PUの配置やスイッチングシステム等を真似るのはセーフなのか?とか
アウトとセーフの線引きは難しいですけど・・・

こんなこと気にするの、僕だけでしょうかね・・・?

それはそれとして、FacebookのBlackmachineの非公式ページ(ファンページ)
6弦モデルなら数本売りに出されているみたいですので、
欲しい人はコンタクトを取ってみると良いかも知れませんね。
(2,200ユーロ+送料・手数料と書いてありますね。)

あと、Blackmachineの流れで、ポーランドのメーカーでSkervesenという
ギターメーカーも発見しました。
7弦や8弦も作っているようですね。
ヘッドの形がBlackmachineに似てるけど、ちょっと違いますね。
同じポーランドのMayonesと違って、こちらは日本ではまだ流通してないでしょうし
持ってる人も限られるでしょうから、レア物好きな方はコンタクトを取ってみては
いかがでしょうか?

以上、取りとめのないつぶやきでした。

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