ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

温故知新

2008-04-26 10:14:16 | guitar
ちょっと前、ふと昔のメタルが聴きたくなって、TSUTAYAで
CD2枚借りてきました。

RATT「OUT OF THE CELLAR」
ANTHRAX「SPREADING THE DESEASE」

どちらも中学生~高校生ぐらいのときに聴いてたアルバムですが、
今聴くと、また違った感じに聞こえますね。

RATTのドラムのリズム感が悪いと思うのは同じですが(爆)

ギターの音色がどういう感じだとか、昔はあまり
気にならなかったところに耳が行く、と言いますか。

まぁ、ここ半年ぐらいはVHTのアンプを使ってるせいで
ギターの音色に対する耳が肥えて(?)、より注目
・・・というか注耳(?)するようになったからかも
知れませんが。

自分の記憶の中では、メタル系ギターの音って、
「高音から低音まで、ブ厚い音の壁!」みたいな印象で、
いつも自分でレコーディングするときとか、
「なんか低音が出ないよなぁ~音が薄っぺらいよなぁ~
やっぱ素人じゃこんなもんだよなぁ~」と思ったり
してたんですが、でも、RATTとか今聴くと、結構
スカスカ(?)というか、「ギターの音自体は
低音があまり出てないよなぁ~・・・っていうか
これでいいんだ!?」と気付いたり。

でも、両方とも、今聴いても良いアルバムでした。

これからも、ときどきは新作を聴く合間合間に、
懐かしのメタル作品も聴き返してみようかと思います。
コメント (2)
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光ある全てのもの滅びても永遠に輝くLOUDNESS

2008-04-22 23:38:12 | ライブ
・・・というあの曲がSEで始まりましたよ、今日のLOUDNESS公演@渋谷クアトロ。

直前に樋口っつぁんが病に倒れ、急遽、菅沼孝三さんが
ヘルプドラマーとして参加することになり、さて
どんなもんだろう・・・?と思っていたのですが・・・。

今日、初めてLOUDNESSのライブを観たのですが、やっぱり
歴戦の強者と言いますか、貫禄がありますよね~。
全てのパフォーマンスが堂々としてますし。

まぁ、冷静に見れば、言いたいことはいっぱいありましたよ。

菅沼さん、ずっと譜面見ながら叩いてるから、時々リズムがヨレたり
細かいキメフレーズがキマってなかったりとか。
(むしろ、これだけ短期間であれだけのプレイを見せた
菅沼さんは逆にメチャ凄いとも思いますが。)

タッカンのギターソロが、右手はフルピッキング(超速い!)、
左手が高速スライドの「ビュンビュン・ソロ」がほとんどで
フレーズらしいフレーズがほとんど無い、とか。

「Crazy Doctor」「Crazy Night」「S.D.I.」とか、
代表曲中の代表曲をナマで聴けたのは良かったのですが、
ダウンチューニングで演奏されても、もう別曲というか
原曲の味わいが全然感じられない、とか。

ニイちゃん、シャウトとか掛け声が結構多くて、逆に
普通のボーカルラインが実はあまり出てない、とか。
(まぁ、ニイちゃんの歌はいつもああいう感じかも知れませんが)

でも、何か、そういうのはさておき、気迫の込められた
いいライブだったな、と思いました。
演奏する側は「樋口っつぁんの分までやるぜ!」、
観る側は「樋口っつぁんの分まで応援するぜ!」みたいなところで
みんなの気持ちが一つになった、みたいな印象でした。

オープニングで、樋口っつぁんの映像とメッセージが
スクリーンに映し出されたとき、ちょっとジーンと来ました。
一日も早い回復をお祈りします。
コメント (5)
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RAGE「CARVED IN STONE」

2008-04-12 01:40:00 | Music Review
ジャーマン・メタルの重鎮:RAGEの新譜です。

正直、RAGEに関しては、昔(と言っても15年以上前の、
思いっきり初期ですが(爆))ちょっとだけ聴いたとき、
曲は割と良いけど、やりたいことに技術が付いて行ってない
感じがしつつ、音質もあまり良くない、って感じで、
あんまり興味が持てず、それ以降もRAGEがずっと活動してる
というのは知ってたんですが、なんか食わず嫌い(?)に
なっちゃって、ほとんど聴いたことがなかったのです。

とは言え、時代も変わったし、RAGEもメンバーが変わって(笑)
以前とは違うだろ、と思いつつ、恐る恐る(?)CDをセットし
1曲目が始まった途端・・・

素直に「これはイイ!」と思いました。

ん~これぞ正に正統派へヴィ・メタル!
メロディと重厚さが完全調和!
いやもう、これこそ「王道」ですね。
割と全曲平均的にレベル高いですが、
特に5曲目ぐらいまでの流れは素晴らしいですね。

ギターのヴィクター・スモールスキは、テクニシャンとして
割と知られていますが、あまりテクニックひけらかしの
ピロピロ系ソロは弾かず(それが僕としては逆に若干不満で、
これだけ上手いんだから、あと8小節とか16小節ぐらい
ソロ長くても良いんじゃん?と思うケースも多々あり・・・)
でもしっかりとした良い仕事してて凄く好感を持ちました。

「最近、良いメタル系アルバムに出会ってないな・・・」と
思ってる方は、是非一度チェックしてみてください!
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春のペイチ祭り

2008-04-02 23:30:00 | ライブ
先日、3月29日(土)、東京国際フォーラムでの
「ボズ・スキャッグス&TOTO」公演に行ってきましたよ!

第一部はボズ。てっきり先輩に敬意を表して(?)
TOTOが先かな~と思ってたんですが(^-^;

1曲目から「Lowdown」「Jojo」「Slow Dancer」と
代表曲&人気曲の3タテ攻撃でやられました~!(^-^;
4曲目からはTOTOのデヴィッド・ペイチも参加して、
まぁいつもの「We're All Alone」とかのヒット曲やら
知らない曲(爆)やら色々でしたよ。

アンコールでは、スティーヴ・ルカサーも登場して
観客の期待どおり(?)「Breakdown Dead Ahead」を
演奏してくれました。
年配の方が多い観客は、ボズのセット中、初めてここで
総立ちになりましたね(爆)

休憩を挟んで、第2部はTOTO。
当たり前ですがペイチも登場。
ってかペイチ、今日ほとんど全編出演してんじゃん・・・。

いきなり「Gypsy Train」みたいなハードな曲でスタートしたもんだから
なんか観客も音に釣られて(?)総立ちに。
まだ1曲目で先が長いのに後が辛い・・・

・・・と思ってたら3曲目の前に、ルカサーが
 「本日の特別ゲスト!・・・ジョセフ・ウィリアムス!」
といきなり発表ですよ奥さん!(誰?)
まさかのジョセフ参戦にオールドファン(僕含む)は
もう大喜びですよ奥さん!(誰?)
大好きな「Pamerah」や「Stop Loving You」などの名曲を、
生ジョセフで聴けて大満足でした。
ジョセフは歌上手かったですよ。
年齢を重ねても、ルックスもスリムでカッコ良かったです。

その反面、オリジナルメンバーのヴォーカル、ボビー・キンボールは
と言うと・・・。
「声が出ない」「声が続かない」「ルックスも・・・」の三拍子(爆)。
すぐ水飲んだり、すぐステージ袖に引っ込んだり(スタミナ切れ?)・・・。

どうせなら、全編ジョセフがヴォーカルでも全然OKだったんですが(爆)。

中盤の「Africa」とか、本編のラストは「Hold The Line」でとか、
もう半分お約束の世界ですが(爆)、ボズも登場したアンコール
(ビートルズのカバー)まで、たっぷり楽しめました。

ルカサーは・・・相変わらずギター上手かったです。
さすが世界のトッププロ。
僕もああいうふうになりたいです。いや、体型の話ではなく(爆)

個人的には「Georgy Porgy」「HYDRA」「99」等を演奏しなかったのが
不満ですし、「I'll Be Over You」「I Won't Hold You Back」とかも
演奏して欲しかったのですが、それでも十分満足できました。
今回のチケット代は13,000円でしたが、それだけ払うだけの
価値のあるイベントでした。
いやー、素晴らしかったです。
行って良かったとホントに思いました。

でも、今年10月に決定したルカサーの単独公演は、行こうかどうか
悩み中です・・・(^-^;
うーむ・・・やっぱ行きますかね・・・。
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