内藤デュラン晴久（THE ROOTLESS）

Haruhisa Duran Naito - Spotlight Demo


3～4年ぐらい（？）前の「YOUNG GUITAR」誌で、次世代を担う（？）若手ギタリスト達を
紹介する映像がDVD収録されたことがありましたが、その中でも一際光っているなぁ～と
思ったうちの一人が、この内藤デュラン晴久でした。

まぁ、当時はRichie Kotzenの影響が強過ぎる、みたいな批判もありましたが
とは言えさすがGITマスターズ優勝だけあって、作曲能力、フレーズセンス等が
他の若手ギタリストよりも頭一つ抜きん出ている感はありました。
（僕、この動画も、何回も観ました。）

が、同時に、これだけ若くて上手くても、メジャーになれなくて、
そのまま消えていく人って多いから、残念だけど彼もそういうふうに
なってしまうのかなぁ・・・？と思っていました。惜しいなぁ、と。

・・・が、最近、あの国民的アニメ「ONE PIECE」の主題歌を歌って
数々のチャートで上位に食い込んでいるTHE ROOTLESSというバンドのメンバーに、
この内藤デュラン晴久の名前が！

うーん、ホントよかったですね。
チャート上位に食い込むバンドって、テクニック的にはアレな感じの
バンドもチラホラいますが、まぁ売れるか売れないかは楽曲次第で
テクニックは関係ないので、それはそれでいいんですが、
でも、チャート上位のバンドのギタリストがこのぐらい上手い人、
というのは、楽器プレイヤーからすると、なんだか見ていて気持ちがいい
ものですね。

これからもバンドとして頑張って欲しいですね。

鬼ッ！悪魔ッ！

・・・などと女性に罵られたことは一度もありません、Co-heyです、どもども。

さて、何気に、僕の７弦ギター探索の旅は続いております。

で、オーストラリアはブリズベン市にある多弦ギター工房：Oni Guitars
というブランドを発見しました。

OniというのはLynch MobのVocalとは関係無く（笑）、
普通に「鬼」だそうですよ。

で、写真のギター、超カッコいいですよね～！
（ボディはキルティッド・メイプルの１ピースだそうです。）

あまりに気になったので、メールで問い合わせてみたところ；

　*基本的にオーダーを受けてから製作するので、特に在庫は無い。
　　（つまり、今すぐ欲しいと言われても、すぐ売れる商品は無い。）

　*納期は18カ月（＝１年半）ぐらいかかる。
　　注文時に半額支払、納品時に残り半額支払。

　*オーダーの細かいスペックによって価格は変動するが、
　　写真の７弦モデルだと、予算的には、大体、
　　4,500～5,000オーストラリアドルぐらいだろう。
　　（本日の為替レートで36～40万円ぐらい？）

　*ちなみに、写真のモデルのスペックは以下のとおり。
　　・27インチスケール、24フレット。
　　・ネック・指板は共にインディアンローズ。
　　・ナット部分の広さは50mm
　　・ネックの厚さは1フレット部分20mm～12フレット部分21mm
　　・ブリッジはFloyd Roseオリジナル
　　・PUはベアナックル社製（Miracle Manセット）

という感じでした。

さすがに18カ月も待てないので、残念ながら買えませんが、
もし在庫があれば買っていたかも知れません・・・。
それほどまでにルックスとか超好みでした。
日本国内で、他に誰も持ってなさそうなところも
マニア心をくすぐられます（笑）。

もし根気良く待てる方、ご予算的にも合う方がいらっしゃれば
オーダーしてみてはいかがでしょうか？

「The Adventures of Bumblefoot」Transcription Book

買っちゃいました…

そう、BumblefootことRon Thalのデビュー盤『The Adventure of Bumblefoot』
のスコア（TAB譜）集です。

解説文によると、アルバム発売が1995年ですが、1997年に、Ron本人が
半年かけて採譜済みだったものを今回発売した、ということで
間違いなく本人監修、本人仕様の正確な運指、という完璧スコアです。

Ronって、多分、すごく生真面目な性格なんだと思いますが、ギターだけ見ても
単純に○弦○フレット、という数字だけじゃなくて、それをどうやって弾く、
とか、どの指で弾く、とか細かく指定（解説）してあるんですよ。
しかも、リードギターだけじゃなくて、バッキングとか、ハーモニーとか全部。

さらにギターだけじゃなくて、ベースやキーボードやヴォーカル（というか
声のパート）まで、ドラムを除く全パートが細かく譜面化されています。

そう考えると、元々、将来的な発売も視野に入れていたかも知れませんが、
そもそもは本人の記録用として採譜してたんじゃないの？と思うような細かさです。

細か過ぎて、「あぁ、なるほど、ここはこうやって弾いてるのね！」と
発見するところもあれば、あまりに細かく書き過ぎてて、CDを聴きながら
読んでても、今どこなのか見失うときもあったりしますが…。
（だって、ギターだけでも、譜面が３段ぐらいに書き分けてあったり
するんですもん・・・）

このスコア集を基に、あとは各パートの超凄腕プレーヤーを集めれば、
このアルバムを生で再現するのも不可能ではないぞ、と（笑）。
（まぁ、そんなヤツら、いねーよ！と（爆））

まぁ、生での再現はともかく、CDの音だけ聴いている限りは
もはや人間業とは思えないようなプレイの連続ですが、
まぁ、弾いてる本人がやれば（あるいは本人だからこそ）、
一応こうやって譜面に起こすこともできるし、譜面として
他人に伝えることも可能なんだな、というのも新たな発見かな、と。

購入方法は、現状、Ronのオフィシャルサイトからのみのようで、
お値段は27ドルで、送料がプラス10ドル。

で、アメリカ以外の国のユーザーに対してのみの限定スペシャルパックで、
ボーナストラック付きの再発版『The Adventure of Bumblefoot』CDとセットで
40ドル、プラス送料で、計50ドル。
今の為替レートで、約4,200～4,300円ぐらいでしょうか。
「CD付き、送料込」だし、本人完全監修の正確性、希少価値などを考えたら、
全然高くないですよね！っていうか安い！安過ぎだろ！と。

僕はスペシャルパックで注文して、約１週間で到着しました。

あ、ちなみに、CDのボートラは７曲もありますが、まぁ
無くてもいいや、ぐらいのデモっぽい曲ばかりでした（笑）
が、まぁこれもマニアとしては持っておきたいところですなぁ。
セットで買うと安いですしね。スコア単品でも送料変わらないし。

いや、もちろん、僕、この中の曲、１曲も弾けませんよ！（爆）
弾けませんけど、いいんです。
どうせそのうち絶版になるだろうから、マニアとして持っておきたい、
というのと、あとはRonへのお布施みたいなもんですね。

僕みたいなギター好きな人、あるいは弾くことに挑戦したい腕利きの人は
是非購入してみてはいかがでしょうか？

ヤング・ギター［プラクティス］完全版 - 増補改訂-

ヤング・ギター本誌に掲載された海外のトップ・ギタリスト達による連載講座を
まとめた本です。
内容詳細はこちら。

昨年末発売されたものですが、先日ふと立ち寄った楽器店で見つけて
思わず買っちゃいました。
だって定価1,260円だったんですもん。

ヤンギは毎月欠かさず読んでるから、これらの連載講座も連載当時に
見てたりしましたが、幾つかを除いて切り抜きも取ってないし、
わずかシングルCD１枚並みの値段でそれらがまとめた形で入手できるなら
買っちゃえ！と思いまして…。

全部で400ページ以上、600譜例以上もあるので、全部試すのは無理ですが、
でも、毎日の練習の際のアイデアとか、役に立つこともいっぱい
あるでしょうから、買って良かったです～！

なんか発売後１年も経たずに、もう既に絶版っぽいですが、
もしご興味がある方は探してみて下さい！

SHRAPNEL SHRED GUITAR LEGEND 紙ジャケット・コレクション

80年代～90年代前半の速弾きブームと言えばシュラプネル・レーベル。
その名盤20作品を厳選して紙ジャケット再発！
・・・ということらしいです！

いや、良く考えたら、そもそもオリジナルが紙ジャケのLPで
出てない、CDリリースのみだった作品もあるのでは・・・？
（特にMichael Lee FirkinsとかRon Thalとか90年代の作品）と
ツッコミたくなりましたが、まぁそれは置いといて・・・。

いやー、素晴らしい企画ですね。
特にシュラプネルに青春を捧げたアラフォーのギターマニアには
たまらない企画ですね。

厳選した20作品・・・と言いつつ、このセレクトには
若干異議あり！という感じもありますが（例えば個人的には
ジェフ・ワトソンとか・・・）、まぁそこはそれ、みんなそれぞれの
青春の思い出、思い入れとかありますしね、多少の誤差こそあれ、
でも、まぁ、これらの作品は名盤と呼べるものがほとんどですね。

僕も買いそびれていた作品が５～６枚あるので、これを機に
買おうかな、と思います。
ここ１～２年の間に輸入盤で買ってしまったものが４～５枚あるので
もしそれらを買ってなければ、今回危うく10枚ぐらい買うところでした（爆）