ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

Nick Johnston 『Child of Bliss』

2024-07-27 16:31:10 | Music Review

カナダのギタリスト、Nick Johnstonの2024年3月発売の最新作アルバムです。

2016年発表のアルバム『Remarkably Human』(以下RH)が凄く気に入っていたのですが、
その後の数枚のアルバムはちょっとピンと来なくて最近ご無沙汰だったのですが
この最新作は『RH』に通じるものがあって、凄く気に入りました。
『RH』でも感じたような、寂寥感漂う楽曲の上で、変にテクニカルに攻めることなく
ひたすらメロディアスなフレーズが紡がれていく感じ・・・じんわり染みて行きます。

マイナーだけでなくメジャー調の楽曲もありますが、全体的にはミディアム~スローテンポの曲ばかりで
聴いていてアッパーな気分になるアルバムではないので、聴くタイミングを選ぶかもしれませんが(笑)、
でも、良質のギターインストアルバムが聴きたい方は是非ご一聴ください。

カナダのSheet Happens Publishingでスコアブックが買えます。
(僕も近日注文予定です!)

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YOKOHAMA MUSIC STYLE Vol.4 行って来ました

2024-07-07 23:44:13 | guitar

先週末、例年どおり、今年もYOKOHAMA MUSIC STYLEに行って来ました。

去年とは出展社も結構変わっており、初めて見るものも多く、楽しめました。
大さん橋ホールってそんなに大きいわけではありませんが、普通にゆっくり見て回っていると
すぐ1時間2時間、経ってしまいますね (^-^;

今年もあれこれ見て回ったので、いくつか感想レポートを:

(1)ダイナ楽器のギターを弾きました。

ダイナといえばいろんなメーカーのOEMをやってきたことで有名ですが
そんなダイナのオリジナルブランドが「Dyna」。
通販でしか売ってないそうなので現物を試奏できる機会も滅多にないだろうと思って
弾いてみたのですが、手に持った感触もよく、ネックの握りも厚過ぎず薄過ぎず
鳴りも良く、全体的に楽器としてのバランスが良くて非常に弾き易かったです。
売値が95,000円とのことですが、95,000円の音ではなかったですね。
15万円ぐらいの音・・・というか、値段以上のバリューを感じました。

(2)G’SEVEN Guitarsのギターを弾きました。

今回弾いたのはLake Placid Blueが経年変化で退色した感じを再現した、
とのことでしたが、何とも言えない色合いで、非常にカッコ良かったです。
本物のヴィンテージのLPBカラーだと、今では500万円超えぐらいでしょうから
その1/10の値段であのカッコ良さが手に入るのなら、安いものかも知れません。
ま、安くないですが(笑)

(3)Herzoedio(ヘルゾエディオ)のシールドを試しました。

先日、人気YouTube番組「こちら祇園二丁目濱田製作所」で紹介されていた、こだわりのシールドです。

ここのブースは一人15分ずつ予約できて、3種類のシールドを、CANAREとの比較で
実際に弾いて試すことができました。
社長もYouTubeそのままの優しそうなお人柄で、アマチュアの僕のような試奏者に対しても
非常に丁寧にご説明いただきました。個人的には、今年のブースの中でNo.1の接客でした。
ああいうイベント会場だと、そこかしこで音が鳴っているので、機材の音の
細かい違いなど分かり難いかと思っていたのですが、そんな中でもハッキリ分かるぐらいに
音の違いがありました。そして、どれも違う音ですが、どれもバランスが良かったです。
僕が一番気に入ったのは、元々ベース用に作られたVanadiumというモデルでしたが
ギタリストにも非常に人気があるモデルとのことでした。
皆さんもどこかで試奏する機会があれば、一度試してみてください。

以上、特に印象に残った3ブースでした。

来年は3月にまた開催予定とのことですので、また参加したいと思います!

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