げんかんあけたら・・・

2年半前、7弦ギターを買ったときから思っていたのですが、
僕が持ってる、同じTom Anderson社製のギターでも、
6弦ギターと7弦ギターとでは、弦と弦の間のスペースが
違うような気がしてました。

なんか、7弦ギターの方がピロピロ系速弾きが弾き難いんですよね・・・。

とはいえ、同じFloyd Rose社オリジナルのブリッジですし
Floyd Roseのコマ自体は全て同じ大きさだろうから
論理的に考えたら違うわけないだろ・・・とは思うものの、
なんか、7弦ギターの方が、弦間が広い感じがしてまして、
でも「きっと7弦の方がネック幅が広いから、いろいろと
弾いた感覚も変わるんだろうな」と勝手に解釈していたんですよ。

と言いつつ、前々から「確認のため、そのうち一回測ってみよう」
と思いつつ、なかなか面倒臭くてやらなったのですが、
ブログネタが無いので（爆）測ってみたところ・・・

あれ？やっぱり違う？！

試しに1弦と2弦の間を金尺で測ってみたのですが、目測ですが；

　12フレットの位置で、6弦ギターは8.5mm、7弦ギターは9mm

　22フレットの位置で、6弦ギターは9.5mm、7弦ギターは10mm

と微妙に違ったんですよ！あらまぁビックリ！

できれば7弦の方を6弦並みの弦間に調整したいところですが
ブリッジの、コマを留めるネジ穴の位置って決まってるから
コマ同士をもっと寄せて弦間を詰める、なんてこと、できないですよね・・・？

ひょっとしてペグ側のナットの溝の間隔が違うのかとも思いましたが
目測では同じ（1弦と2弦の間が0.7mm）でしたし・・・。

うーん。7弦用Floyd Roseって、もうそういう仕様なんですかね？
例えば、6弦（E音）と7弦（B音）とかの低音弦部分は、弦も太いし
多少広目に設定しないと弦同士がぶつかったり干渉しやすくなるから
敢えて広げている、とか・・・？
そして、低音弦部分とのバランスで高音弦部分も広くなっている、とか・・・？

うーん・・・できれば6弦並みの弦間にしたいところなのですが。

もしそのあたりのカラクリ（？）をご存知の方がいらっしゃったら
教えて下さい～！

・・・って、7弦ギター買って2年半経ってから言うことじゃないだろ、って
お叱りを受けるかも知れませんが・・・(^-^;

Toshimi Project(永井敏己＆長谷川浩二＆柴崎浩) 『SO』

 

フレットレス・ベースの名手：永井敏己（Ba)を中心とするプロジェクトの
スタジオアルバムです。（2012年12月発売）

メンバーは、ドラムにアルフィー等のサポートで有名な長谷川浩二、
ギターは元WANDS～abingdon boys schoolの柴崎浩。

というわけで、Amazonから「あなたへのお薦め」メールが来た瞬間、
「よし！買ったッ！」と試聴もせずにメンバー名だけで即ポチってしまいました（爆）

音は、メンツから想像できるように、ロックスピリッツ満載のフュージョンですね。
柴崎さんがロックインストを弾きまくる、というスタジオアルバムが
僕の知る限りおそらくほとんど無かったはずなのですが、
そういう意味で貴重なアルバムだな、と思って買ったのですが、
期待どおり弾きまくっています。
いやー上手い上手い。聴いてて楽しいです。

っていうか、皆上手いのが前提なんで、そこばかり強調しても仕方ないのですが。

楽曲的には正直期待していなかったのですが（爆）、各人持ち寄りにもかかわらず
意外と粒揃いで良いメロディーの楽曲が揃っています。
一回聴いただけで覚えてしまうテーマメロディやリズムのフックなど、
結構ありましたね。
これはライブも観て（聴いて）みたい！
（しかしライブやるとしてもどうせ吉祥寺のシルバーエレファントとかでしょうけど
吉祥寺は微妙に遠いんだよなぁ・・・横浜でやってくれないかしら。）

ロックスピリッツがあって、ハイテクプレイヤー達がインタープレイを繰り広げる
日本人によるメロディアス＆ハードなフュージョン、例えばPrism、Dimension、
TRI-Offensiveなどのバンド、アルバムが好きな方は一聴の価値あり、ですね。

まぁ、フュージョン好きでなくても、テクニカル・ギター・インスト好きの方には
是非聴いて欲しいアルバムだな、と思いました。
メタラーにもアピールする部分は大きくあるな、と思いますよ、ハイ。