先日、ふと自分で気づいたのですが・・・
ここ半年ぐらい、『Young Guitar』誌を買ってなかったです・・・
毎日毎日、仕事に忙殺されていて、雑誌とかも読んでる暇が無い・・・
と言うわけでもなく、ジャンプとヤンジャンは毎週欠かさず読んでるので
何かしらモノを読める時間はゼロではないのでしょうが(笑)
家でゆっくりギターのことを考えている時間が無い、と言いますか、
ここ数年は、YGを買っても、自宅でパラパラと眺めてそれで終わり、
特集記事を読み込んだり、気になる譜面をなぞって弾いてみたり・・・
というようなことをやらなくなってしまっていました。
また、特別付録がDVDではなくエムカード(ダウンロードカード)になってからは、
特典映像をいちいちダウンロードするのが面倒になってしまった、というのもありますね。
ダウンロードじゃなくてストリーミングにしてくれれば良いのになぁ、と
個人的には思っていますが・・・
あと、正直、変わりばえのしないラインナップといいますか、表紙や巻頭特集が
ポール、ザック、ヌーノ、ペトルーシ、インギー・・・とかばっかりで
なんというか、こう、時代が止まってる感もありつつ。
僕はドンピシャ「その世代」ですけど、そんな僕ですら「いいかげん、前を向こうぜ」
「もう、オジサンギタリストのグラビアは要らないよ」と言いたくなるときもあったりして。
(「その世代」以下の、今の20代~30代ぐらいで、表紙を飾れるような、存在感のある
ギタリストが少ない、ギターヒーローがいない、という実態はありますけどね。)
マーケティング的に、財布のひもが緩いオジサン世代を狙うのは間違いでは無いのでしょうが
そういうオジサン達も次第に減るだけなので、そんな「やがて廃れ行く」マーケットにしがみついて、
段々売れなくなって、あと10年ぐらいしたら売上部数も激減して、やがて休刊に至る・・・
というような道を歩んで欲しくはありません。
むしろ、10代~20代のテクニック指向の高い人たちの教科書、バイブルというか
次世代のギターヒーロー育成に向けた誌面づくりといいますか、
10代~20代の若いギターキッズが「毎月YGを読めばギターに関する色んな情報が知れる」
「専門学校に行かなくても、毎月YGの特集記事を練習するだけでメチャ上手くなれる」
と思うような、言うなれば「月刊GIT」あるいは「月刊バークリー」的な、
前を向いた立ち位置を目指して欲しいなぁ、と個人的には思うところです。
僕はオジサンですが(自爆)、そういう雑誌なら毎月買って読みたいです。
・・・と、いろいろ書きましたが、結局、僕は今のYGに魅力を感じてないから買ってない、
ということなんでしょうけどね。
長年、毎月YGを読むのを楽しみにしていた自分としては、なんか寂しいなぁ・・・
と思いますが、これも時代の流れ、仕方ないですね・・・
と、そんなことを考えた2017年の年末でした。