先日、VHT PITTBULLのフットスイッチの話を書きましたが、
これまた同じような話で・・・。
僕が普段使いしているもう一つのアンプ、Fender のBlues Junior ですが、
購入してもう5年以上、もっぱらクリーントーンでばっかり弾いてたんですよね。
「MASTER」のツマミをフルテン・・・というかブルジュニの場合フルトゥエルブ(笑)にして、
「VOLUME」を1~2ぐらいにする感じで。
元々、これぞFender !的なクリーントーンが欲しくて買ったのだから
本人的にはそれで満足してて、特に不満も無かったのです。
ときどき歪ませたいと思ったら、エフェクター噛ませたりして。
でも、この前、ふと、アンプ自体で歪ませてみようかな~と思って、
逆に「VOLUME」をフルトゥエルブにして、「MASTER」を1~2にしてみたら、
結構良い感じで歪むんですよね、これが・・・!
クリーントーンの場合は高音がキラキラし過ぎるぐらいのブルジュニも、
歪ませると高音はキンキンせずに、中音域の強いコシのある音になるんですよね。
最近のハイファイなモダンメタルサウンドに慣れた耳にとっては、
もう少しプレゼンス的な高音域のエッジがあっても良いぐらいです。
さすがにゴリゴリのメタルとまでは行かないですが、ハードロックにはピッタリぐらいの歪みで
往年の80年代ハードロックのリフとか弾くと「おお~!」って感じで超気持ち良いです。
これも、もっと早くに気付いておくべきだったな、という使い方でした・・・。
この5年間、オマエ、このアンプの真価に全然気付いてなかったな!?と
自分を責めてやりたい(?)ぐらいです・・・
機材をいっぱい買うよりも、持ってる機材でとにかく色んなことを試してみて、
その機材の性能をとことん引き出してみる・・・みたいなのが、
本当の「機材愛好家」だよな・・・とつくづく思い、
どちらかと言うと「機材愛“購”家」になりがちな自分を反省しました・・・。