ROCK O' MOTIVE blog

Co-heyによるギター話、CDレビュー、その他雑記・雑感等

オーダーに至る経緯(その4)

2008-05-16 22:27:24 | ギターオーダー
…とまぁそんなこんなで、新しいギターを購入しよう!と決意したわけですが、
最初からカスタムオーダーしようなどとは全く考えてなくて、
やっぱり普通に既製品を探すところから始めたわけです。

カスタムオーダーするとなると、どうしても最低数ヶ月、
下手すりゃ数年は待つことになるのが普通ですし
(って、この時点ではオーダーしたことないから「普通」かどうか
判らないのですが、まぁ一般的にはそうだろう、という推測です)
費用も、まぁ一般的に考えたら40~50万円前後は覚悟しなきゃ
いけないでしょうし・・・。

それよりは、既製品を買った方が早いし安いし。

カスタムオーダーで注文する側も、1年とか2年とか、
よくまぁ文句も言わず待てるよなぁ~、と思ったりします。
まぁ他人事なのでとやかく言いませんが、自分だったら
短気だから、年単位の納期とか、絶対我慢できないと思うので(爆)

こう言っては色んな方から異論・反論・反感を買いそうな気もしますが、
あくまで個人的な意見として言えば、僕にとってのギターはあくまで
「道具」であって、売価20万円以上のギターは、「道具」的な「質」
から言えば、まぁ大した差は無いのでは?と思っています。

良い木材・・・という定義は難しいですが、気候によって反ったり
しないようにきちんとシーズニングされた木材の代金+パーツ代
+塗装代+作業時間分の最低限の工賃を合計した「最低限必要な金額」
としては、15~20万円ぐらいはかかっても、別におかしくはないかな、と。

んで、海外からの輸入に伴うコスト(運送費、代理店取次費用)や、
ブランド名(どこそこの名工が手塩にかけて作ったとか)や、
あるいは美術的価値(材の杢目がすごくキレイとか)とか、
そういう付加価値がプラスアルファなんだと思ってます、ハイ。

だから、逆に、そういう部分に価値を見出して購入する行為は、
まぁ、それはそれで全然アリだとも思うのですが。
500万円とか1,000万円とかでヴィンテージギター買う行為なんて、
もうアンティークとか美術工芸品を買う、みたいなもんかな、と。
そういう行為は、それはそれで納得の行く行為ではあるのですが、
ガンガン使う道具に50万円も100万円も僕は出せないよ、と。

100万円のギターとか買って、裏側にベルトのバックルで
傷がついたりした日にゃ、もう丸三日は号泣ですよね(苦笑)

まぁ、ホントに上手い人には、値段なんて関係ないとも
思うのですが、あいにく僕は上手くないので(爆)。

まぁそういうわけで、僕個人の価値観に照らせば、「20万円」を
超える部分の出費は、止むを得ない範囲に止めたいな、
というのが本音でした。
例えば、海外で買うと15万円だけど、輸入コストが最低8万円
かかるなら、23万円でも仕方ないかな、とか。

そういう範囲での出費は覚悟してても、できるだけ安い金額で
既製品で自分の望むスペックに合うギターがあるのなら、
それはそれで「道具」としての用をなせば充分かな、と。

というわけで、まずは既製品で僕が望むスペックを充たすギターが
あるのかどうか、探し始めたわけです。
値段の上限として、まぁ30万円ぐらいを目安にしつつ・・・。

<続く>
コメント (4)
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