椎名林檎の新曲「目抜き通り」、すごく良い曲ですよね~!
一回聴いて、即、買ってしまいました。
GINZA SIXスペシャルムービー「メインストリート」篇
歳のせいか(?)ここ数年は、こういうビッグ・バンド・アレンジの楽曲が
好きになってきました。
僕は、タモリさんと同じで(笑)ミュージカルは苦手なのですが、
ミュージカルっぽい、こういう曲ならOKなんですよね。
何というか、こういう曲って、基本的にポジティブというか、
聴いているだけで明るい雰囲気になって、テンションが上がる気がしませんか?
それにしても、こういうビッグ・バンド・アレンジって、
素人には絶対に作れない「職人技」って感じですよね。
(この「目抜き通り」のアレンジャーは齋藤ネコさん)
こういっては何ですが、普通のロックだったら、例えば
ハードロックを500曲とか1000曲ぐらい聴いたら、
何となく「ハードロックっぽさ」が理解出来て、
自分でもハードロックの曲を作ろうと思ったら、
それっぽいリフとかそれっぽい展開とか、誰でも作れそうな気がします。
逆に言えば、それだけ敷居が低いからこそ、新しい才能が
次々に世に出てくることができるんでしょうけどね。
一方、ビッグ・バンド・アレンジって、「たくさん聴いて、真似る」だけでは
いかんともしがたい領域にあるというか、やっぱり、各パートが
どう絡んでくるかをちゃんと考えて構成しなきゃいけないから、
素人の物まねではダメで、ちゃんと「勉強」しないと無理っぽいですよね。
音楽に貴賤や質の高低は無く、ただ好きか嫌いかで良いかと思いますが、
こういうビッグ・バンド・アレンジが出来る人って、素直に尊敬してしまいます。
どこでどういう修行(?)をしたら、こう成れるんだろうな~?と。
(やっぱり音大とかで教えてもらわないとダメなのかな?)
こういうアレンジ術を身に着けたうえで、メタルとか全然違うジャンルをやろうとしたら、
きっと何か他とは違う新しいことができるかもしれないな、とか思いますし、
自分でこういうアレンジ出来たら楽しいだろうな~と思う今日この頃です・・・。
まぁ、現世では無理だから、来世に期待します(笑)