スコヘンの新作アルバム「VIBE STATION」です。
今年の5月に発売されていたのに、全然気づいていませんでした・・・。
最近、仕事が忙し過ぎて、新譜情報チェックとかする心の余裕が無いんですよね・・・
いかんいかん。
で、こういうマイナーミュージック/マイナーアーティストを取り巻く環境として
もはや国内盤CDも発売されず、輸入盤CDも在庫切れ、という悲しい状況なので
iTunesでダウンロード購入しました。
正直、ここ数年のスコヘンの作品は、スタジオセッション音源を切り張りした、とか
実験的な色が強かったりして、ギターフレーズを聴いてるぶんには何とか耐えられるけど
楽曲としてはクソつまらない、という感じで、正直、もはや「お布施」として買っていました。
が、今回は、ちょっと昔に戻った感じですね。
楽曲的にはソロ初期『SPEARS』『Dr.HEE』『NOMAD』の頃を想起させるような
ジャズ、ブルース、ラテン、ロック等の交ったひねくれフュージョン(?)みたいな感じで、
オールドファンにはとっつき易い感じで良かったです。
ちなみにベースはラリー・カールトンの息子のトラビスで、アンサンブル的にも
まとまっていて良いサウンドです。
スコヘンのプレイは、90年代のブルース作品以降に見られる、近年どおりの
情感たっぷりのプレイで、こちらも聴き応えアリ、ですね。
というわけで、期待していなかった分、逆に良い印象があった本作です(笑)
僕のように、最近のスコヘンを見放していたオールドファンの方々も
チェックしてみてはいかがでしょうか?