怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

初めて見たハロウィーンのかぼちゃ作り

2019年11月01日 | ドイツ在住難民・移民
ハロウィーンを楽しむ習慣は、子供たちを中心に定着しつつあるようだ。
ドイツ人・中国人夫婦宅で見たもの。例の、あのかぼちゃランタン作りだ。
ナイフを持って切っているのはもちろんお母さん、中国人。抑えるのを手伝っているのは彼女の長女9歳。
ランタン作りはすでに4回目だとかで、大変そうだが慣れた手つきだった。

この品種のかぼちゃ、日本で手に入れるのは難しいのではなかろうか。食べても日本のほどおいしくないし。
いや、売れるものなら何でも売る日本の商人のことだ、値段は張るだろうけれどきっと手に入れることができるのだろう。

中身をくりぬく作業がまた大変そうだった。かぼちゃのかなりワイルドな臭いが台所に充満した。
「もう4回目ですからね、これも子供たちのためよ」
来年は長女の進学先が決まる。小学四年生で進学コースと職業コースに分かれるドイツは世界的にも珍しいシステムだ。自分と同様、大学まで卒業して欲しいと思っているお母さんだ。
ひと月ほど前から、彼女は地元の大学に通っている。本来なら週に30時間の講義に出席しなくてはならないのだが社会人ということで特別な配慮がされているらしい。見せてくれた本は数学!もちろんドイツ語だ。
日本語でさえ数学はまるっきしだめな私だ。それを母語で無い、しかも欧州語とは遠い中国語母語の彼女がドイツ語でやるって、凄すぎるっ
そんなお母さんの姿を見て育つ二人の娘は勉強することに抵抗はないだろう。
行っている大学では3歳児までの託児所が設けられているらしい。社会人の学生が普通に受け入れられている様子がよくわかる。けっして、できちゃったので仕方なく生んだ若い学生の子供のため、じゃあないと思うっ!?
彼女一家の住む地域では、このかぼちゃランタンが玄関先に置いてあれば、お菓子を請求できるという合図なのだそうだ。
すでに大きな布袋いっぱいに菓子を買い込んでいるのを長女が見せてくれた。
自分自身の勉強もあるのに、子供たちの勉強や行事、友人関係(誕生日に招いたり招かれたり)も大事にしていて、日々1秒たりともムダにできない生活をしている彼女。凄すぎる。

さて、この家の居間の室温を計測。

10月30日正午ごろ。外気温は確か10度くらいだったか。
室温25度は、半そでシャツになるには少し低いかもしれない。子供たちは長袖パーカーを着ていた。
私はハイネックTシャツに薄手のカーディガンを着ていた。

このように、ときどき訪問先の室温を報告していこうと思う。


コメントを投稿