怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

こんな電話機だが、今となれば正解だったと気づく

2019年11月07日 | 節約
りす部屋の電話機。
10年ほど前に購入した、家電屋で一番安かったものだ。義父の勧めで義父が買ってくれた。確か、1000円くらい。

夫はもっと高機能でコードレスの品を勧めていたものだ。義父はそれに反対していた。
寄生の身分の私としては、義父の意見を優先したかったし、また高機能な電話機も当時は必要ないと思った。
電話する人、いなかったから。
ここ1,2年だろうか。
「この電話機、うんともすんとも言わないけれど、壊れちゃったかい?」
と不思議に思って受話器を耳に当ててみることが多くなった。そうだ、固定電話を使うということがここドイツでも次第に減ってきている。
夫の仕事部屋に一台、りす部屋に一台、義両親のためのが玄関に1台、義父の書斎、サンルームにもある。
三種の電話番号が義両親、夫、私に与えられている。日常的にほとんど毎日使っているのが義両親のだ。夫はよくわからない。私はおそらく、今後必要ないだろう。
知人、友人たちの中には、固定電話を持たない人も多い。
携帯電話での通話は音声がきれいでないことが多く(日本はもっといいのだろうな)、ドイツ語会話をするのは困難だ。
ほとんどの連絡が文字で行われている私の環境だ。文字入力が苦手なアフガニスタン人女性、しゃべるのが大好きな中国人は録音で送ってくる・・・・

りす部屋のこの電話機は、こんな風にむき出しで繋がっている。

この辺りを掃除するときは気をつけないと配線が抜けてしまう。

以前はこんな貧乏臭い電話が嫌いだったけれど、今となってはお金のかかっていないこれでよかった、と満足している。

近所の犬。いつもよりかわいい感じで撮れている。

前任のジャックラッセルテリアが死んでしまって何年になるだろう。
300メートルくらい離れた家に住んでいるこの犬が庭で吼えていると、ウチでも聴こえる。