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怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

攻撃対象の私

2017年03月20日 | カテゴリー分けするのに飽き
以前から気付いていた。
義両親たちは自分の息子や娘には、あまり生活上の注意をしない。
特に、娘には。彼女は子供の頃から独立志向が強かったらしく、ティーンエイジャー時の反抗期はひどく扱いにくかったらしい。
夫は、口うるさい両親たちと語り合うことさえ面倒らしい。話し合うといろいろ言われるから黙っているのだろう。

私が義両親たちに質問や経験したことを話すと、その数倍の返事が来る。しかも、その内容は大抵、私の話したことを否定するものだ。
りす「これを買いたいのだけれどどう思いますか」
義母「そんなもの、必要ありません」
代表的な会話だ。
義両親に買い物の相談をするのも彼らとのコミュニケーションの一つだと思っていたけれど、いつも否定ばかりだとげんなりしてくる。
夫も義姉もそうした親に育てられているのだ。いろいろ工夫してきただろう。

自分の子供たちには言えない義両親たちのパワーは、私にやってくる。
これも家賃と思って私は努力するしかない。
体重減少の原因を家庭医のH先生は、私の同居生活ストレスと決定している。原因除去には膨大な金が必要だ。
このまま同居を続けて本格的に健康を害するか・・・!?実家近所で同居ストレスで重い病気になり亡くなった女性をときどき思い出している・・・

先日はブロッコリーの調理法について義母と言い争いになった。

ブロッコリーを茹で上げた後、義母はアブラとパン粉を熱して絡めるんだ。
私はその作業をする前の茹で上がったものを自分の皿に取っておく。
義母はそれが気に入らないらしい。

ただでさえ油脂を頻繁に使う義母料理だ。少しでも摂取を控えたい、と伝えてあって、彼女もそれに同意しているはずなのに。
「では他のすべての料理もあなたには食べられないですね」
と嫌味っぽく言われたときは、かなり興奮してしまった。
ここで爆発したら、家賃にならない。
この一瞬で100g体重が減ったのが家賃相当だろうな。


茹でたブロッコリーに、在独日本人仲間だったYさんからの贈り物の一つ、ミツカン「金のごまだれ」をかけて食べた。
う、旨い・・・
日本のこうした調味料は、研究や工夫を重ねたものだろう。
ウチでは塩と胡椒くらいしかない。極まれにマヨネーズを買うこともある。ケチャップは義父がひどく馬鹿にするので私は買ってくるのが恐ろしい。
他のドイツ家庭がどんななのか知らないが、金のごまだれには負けるものを使っているだろう。


ドイツ人姪が読む日本の漫画

2017年03月20日 | カテゴリー分けするのに飽き
義姉と彼女の子供たちがやってきた。
一緒に義母ケーキを食べた。前日は夫の誕生日で、そのための義母ケーキも食べたので、二日連続ケーキまみれ。

さて、ケーキを食べた後くつろいでいるところに姪のP子ちゃんがこんなものを持っているのを発見。

え?漫画?日本の?似たような絵柄の韓国人漫画家の作品もあるので気をつけなくてはいけない。

漫画家の名前は日本人のようだ。

検索してみた。日丸屋秀和 日本人漫画家。
外国在住で日本で作品を売っているというところがかっこいい。
日本だけでなく、世界各地で人気のようだ。ドイツのP子ちゃんが読んでいるのだもの。

ともあれ、P子ちゃんが日本の漫画を読んでいることがとても嬉しい。
何年も前に、ここで手に入れた漫画をまだ小さかった彼女に渡したことがあるのだけれど、それには興味が無かったのだろうな。
このヘタリアはどうもお勉強につながるような内容らしい。
「世界史をモチーフの主軸とし、世界の様々な国の歴史、人種、民族、風俗、気風、風土、イメージなどを人型に模したキャラクター達が織り成す、国擬人化歴史コメディ」
ですって。(ウィキペディアより)
もちろん、日本も出てくるので、P子ちゃんは私の文化背景をこれで学んでくれることだろう、嬉しいぞ。

ドイツでも膨大な量の日本の漫画が翻訳されて売られているけれど、私が読めるのは本当に僅かだ。
語学力の壁は娯楽まで影響してしまう。
写真の作品「ヘタリア」も、私にはまず無理だ。読めない・・・うう、日本語で読んでみたい。