怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

うどんは手作りが基本

2014年11月28日 | アジア事情
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友人宅にてうどん作り。私は見学のみ。
 
粉は五分ほど水と少々の塩で捏ねて、しばらく寝かす。五分と聞いて驚く。足で踏んで徹底的に捏ねなくてはならないという印象の日本のレシピを知っているから、かなりの重労働のイメージがまだ私にはあるんだ。
 
かなりの幅で切る。両端を手で持って、振る。今回は上手く撮影できなかったが、以前の記事にちゃんと撮れている。
2009年7月15日手打ちうどん
この過去記事の彼女は、ここ周辺の中国人の間で「料理の天才」と呼ばれている。あんなに細くできる普通の人はあまりいないらしい。今回作ってくれた彼のうどんは結構太いんだ。

 
この太さだと茹で時間は五分だとか。途中で白菜などの野菜を加える。茹で上がったうどんを器に移して唐辛子粉、醤油、酢、塩を入れ、その上から熱した油を注いで、ぐるぐるかき混ぜる。

できあがり。太いうどんもそれなりの歯ごたえがおいしく感じる。

交際がある数件の中国人家庭のほぼすべてがわたしに手打ちうどんをご馳走してくれる。料理の天才の彼女だけと思ったら、中国ではどの家庭でも普通にうどんを作って食べているらしい。
大抵の中国人が日本人も自分たちと同じような習慣を持っているのを期待するので、私が日本では麺類は買ってくるものだと言うと、がっかりしたような様子を見せる。
ぎょうざも冷凍食品が・・・と思わず言いそうになっちゃうのだけれど、なんだか日本の恥のような気がして「ぎょうざの皮も手作りしません、買ってきます」までにしておくんだ。
もしかして、日本人、料理しなくなってきているのかしら、とちょっと考えさせられてしまう。