怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

脂肪分はいらないっ

2009年03月22日 | 食べ物
「今日のおやつはワッフルにしましょうか?」
義母の提案に私は即座に否定の答え。
「ワッフルは面倒だから食べたくありありません」
しかし、義母が私に尋ねてくる段階ですでに彼女の脳内では私の答えがどうであれ、決定なのである。
私はワッフル作りが面倒だから食べたくないのではない。
使用するマーガリンの量が異様に多いので、これまたできれば避けたいおやつなのである。
ワッフルのサクサク感を出すためには油脂の量を多くしなくてはならないのだろう。

日本だったら、普段の食事の油脂量が少ないからときどきワッフルを食べてもいいだろうけど、
ここはすべてに大量の油を含んでいるから自分の健康を考え、なるべく避けるよう努力している。

私の意思を義母は完全に無視して、ワッフルを作り始めた。
では~、この機会にウチの作り方を紹介。


マーガリンと砂糖を量り、泡だて器でよく混ぜる。
マーガリンの量はラーマ(ここにもラーマあり!)パッケージの約半分ほど。
この量を見ると、それだけで食べたくなくなる。
左のアナログ計量器、ウチの他の備品同様3,40年前の品だろう~
使いにくいことこの上ない。
天秤式。
ぐらぐらゆれ具合で見るのだから正確に量るのが不可能に思える。
義母の長年の愛用品、彼女だけにはぴったりと量ることができる。
夫は私にデジタルのを買ってくれたけど



卵を加えて混ぜ、さらにベーキングパウダーと粉をふるいながら入れる。


ワッフル焼き器は2代目で、これは最近買った新しいもの。
10枚くらい焼きあがった。



粉砂糖を振り、生クリームを泡立てたものを添えていただく。
生クリームも脂肪だよなぁ~
まったく、こんな食生活、数年続けると日本人遺伝子の私、病気まっしぐらぁ~

これを食べたあと、義母は私にもう一枚食べるように勧めた(凄んだ、迫った、のほうが感覚的に正しい)
もちろん、これ以上食べること不能な私。ひひぃ~
義父母はもう一枚づつ食べていた。
強靭なドイツ人の胃袋、凄すぎ。

義母は「コーヒーに牛乳を入れなさい」と勧める。
ブラックコーヒーは胃を荒らすからだそうだ。
もちろん私はこれ以上わずかでも脂肪をとりたくないので言ってやった。
「生クリームはミルクからできていますから、お腹の中で混ざります」
って。
納得していた様子の義母・・・不気味・・・

さて、これは昨日街で見つけた煎餅。


安かったので、まとめて買っておいた。
英語表示のパッケージ、イギリスから来たのかしら?
売れなくて、賞味期限が近く、50セントにまで値下げ、うふふ~
脂肪分はほとんどゼロ!
すばらしい!

お煎餅大好き!
私は一度に一袋食べきることができるのだ