怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

ドイツ人に見せてはいけないドリップコーヒー

2021年02月10日 | 食べ物

日本のりすブログファンからの

差し入れが予定より早く届いて嬉しかった。

久しぶりにドリップコーヒーが飲めるんだ。

あまりにも嬉しかったので、

うっかり義両親たちの目の前で淹れて

自慢してしまった。

批判は覚悟の上だったが、予想以上の

二人からの長くてしつこい攻撃にすっかりめげてしまった。

過剰包装の使い捨て製品に対する批判だ。

ドイツではこうした便利な製品が

生産・販売されにくい土壌がこの二人からうかがわれる。

次回からは、りす部屋で一人で楽しむぞ。

 

ところで。

このコーヒー、凄まじくおいしかった。

18杯分入りなので、いくつかは来客や訪問先への話題にしやすい

手土産にしようと思っていた。

中止。独り占め決定。

ここのコーヒーも悪くないが、

日本のおいしいコーヒーは世界で一番おいしいだろう。

 

 


日本からの日本人の情報

2019年02月04日 | 食べ物
頻繁に欧州出張している古くからの日本人知人Oさんに、手作りカレーをごちそうになった。
カレールーは日本で販売されているハウス食品のもの。

ここ数週間、食欲がなく、痩せないように無理やり食べていた。
このカレーはまったく問題なくたくさんいただくことができた。やはり、慣れた食事がたまには必要だということを認識する。
かなり量を食べたはずなのに、翌朝は心地よい空腹感を感じるのは、ドイツ料理との大きな違いだ。

日本在住の日本人と会話を交わすのは日頃体験できない貴重な機会である。
言葉の壁の問題だけでなく、こちらの人々の自己主張の激しさを感じずに会話できる。
日本生活時も一方的にしゃべっていて私の話を聞かない人物は多くいたものだが、その迫力はこちらの人々と比較するとかわいいレベルだ。ここでは会話中に、相手のあつかましさにキレかかることもしばしばだ。

Oさんは仕事で来ているのに、さらに食事を作らせてしまう私自身のあつかましさにもあきれてしまう。
ごめんよ、そして、ありがとうございます、Oさん。

興味のあったテーマは、日本が激しく目指しているキャッシュレス化社会だ。
遅々として進まないこちらの現金至上主義よりは、華々しく変革しているだろうと、その実際を尋ねてみた。
日常生活の支払い行動の6割は現金を使わない、という答えだったか。
私のここでの体感と比較すると、かなり進んでいるぞ。

こちらだって、ここ数ヶ月でかなりの進歩が観察できる。
スーパーの広告の間に、スマホ決済さえ宣伝されていた。

こちらは別のスーパーのポスター。

今までデビットカード支払いでは、かなりの購入額でないと手数料がかかっていたのが、10ユーロ(約1300円)からそれが無料になったらしい。

義父は行きつけのスーパーが20ユーロ以上手数料無料になったのをきっかけに、デビットカードで支払いをするようになった。
ドイツ人高齢者が新しいものに挑むのはかなり珍しい光景だ。
わたしは、怖くてまだできない。
レジの操作ミスで、実際の金額より多く請求された経験数知れず。
セルフレジだったら、試してみてもいいかも。いや、その機械自体を信用していいものか・・・・
先進的な物資の質に、いつも不安を抱くドイツ生活。

そうは言えども、世界的な現金撲滅運動はとどまることを知らないだろう。
近い将来、私も平気でカードやスマホ決済をしているか、な?




収穫の夏

2018年07月01日 | 食べ物
スミノミザクラの実の収穫。

洗ってから種を取る。手袋をしないと、指が真っ赤に染まる。
種を取った後は冷凍保存したり、すぐにジャムを作ったりする。

種取作業は屋外でやるので、それを撮影ついでに畑の作物も撮ってみた。
リンゴ。収穫はもうひと月くらいかかるか。

ラディッシュ。この葉も食べられる、と私は義母に主張するのだが、いつも却下されてしまう。

コールラビ。地下に埋まっているものと思っていたら、違うのね。ちょいと不気味。

大根。ウチでは(あるいはドイツでは)もっぱら、バターをたっぷり塗ったパンの上にスライスして載せる。
煮物にしたりすると、義母がひどくがっかりするので今後の人生、大根の煮物は食べないことにしている。

ズッキーニ、緑。

ズッキーニ、黄色。こうやって植わっているのをみると、かぼちゃの仲間ということがよくわかる。(そうだよね?)

パセリ。刻んで冷凍保存されてしまう。

フダンソウ。これも茹でて冷凍保存。

夏の収穫物はほとんど冷凍保存になるので、義両親たちは毎日収穫と保存作業に忙しい。
休暇旅行など、もってのほかだ!働け、収穫のない冬のために。第二次世界大戦前までくらいの原始的な生活では、ドイツはみなそうだったのだろう。冷凍保存に至っては、戦後しばらくしてから各家庭に冷凍庫が普及したらしいので、ジャムや乾物にする作業、燻製やソーセージ作りも普通に一般家庭でなされていたのだろう。
いや、豚や鶏を飼える家庭は、ある程度経済力がなくてはならなかったらしい。
行事で卵を使うお菓子を作れない家も多かったらしいぞ。
今では自動車などを外国にバンバン売って、外国から食糧を輸入するという生活だ。
趣味の庭仕事は健康と長寿のためだ。幸運な時代だ。


ドイツと日本のハムソーセージ比較

2014年10月30日 | 食べ物
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夫の日本在住時代の友人に、ドイツファンの日本人男性がいて、一人は夫が日本にいる間にドイツの会社に就職してデュッセルドルフ住まいになった。
もう一人は大学の先生で食肉の研究をしている。つまり、ハム・ソーセージの研究らしい。頻繁なドイツ渡航や在住経験のある本格的なドイツびいき。仕事までドイツに関連しているのだからもう、人生楽しいだろうな、とうらやましくもある。
彼の執筆したこの論文の内容が興味深い。ドイツの日本のハムソーセージ比較
「食塩の量は日本の製品より一般に高めになる」
というところで私はついに安心したんだ。気のせいじゃあない、って。
学者先生のお墨付き、ドイツのハム・ソーセージのしょっぱさ!
こちらのハム・ソーセージ、パンも、外食一般、義母の料理も全部塩辛くて困った期間が長かった。ここ数年はすでにこちらの味に慣れて、パンなど非常においしく感じるようになっちゃったのだから、きっと日本人一般より塩分摂取が高い生活をしている私だろう。

パンの塩分については、ドイツで修行した日本人パン職人の証言を人伝えで知った。やはり、ドイツのパンは塩分が高いらしい。
先日、スコットランド在住日本人女性から現地情報を得ることができた。イギリス政府は国民の健康問題を解決するために、少しずつハム・ソーセージの塩分を減らしているので不味いのだそう。
「イギリスのソーセージは柔らかくて、パリッと感が無いのよ~」
ですって。これは塩分と関係あるのだろうか?英国在住日本人はあまりのソーセージの不味さにドイツ産のを好んで買うそうだ。塩分が高くても日本人受けするのか、とちょっとびっくりする。

 食品分析開発センターSUNATEC 2013年8月発行サイトより
左から二人目が坂田先生。(他の三人と間違えることはあまり可能性がないだろうけれど、昨今は国際結婚などで外国人顔をした日本人も多くいるからやっぱり説明をつけておいたほうがいいと思って)



ドイツ在住外国人がみんなドイツ好きかというとそうでもないことが多く、結婚などで仕方なく渡独した女たちの一人が私かな。私と同じくらいの時期に移住したほかの外国人女性たちも、次第にここの生活に根を下ろすことを受け入れて、なんだか生き生きやっているのを見ると、人生ってどうにでもなるものだなぁとか自分を見つめてしまう。ドイツ好きでドイツに住んでいる人は最高だろう、いいなっ


永谷園のすし太郎の代用品

2014年05月30日 | 食べ物
永谷園のすし太郎は実家生活では重宝する商品だった。なんと言っても、混ぜるだけでちらし寿司ができてしまうのだもの!
初めの数年は援助物資として送ってもらっていたが、実家も私同様怠惰になり「面倒くさい」と国際発送を拒むようになってきた。
そういうわけで、ちゃんとちらし寿司を作ってみたものの、手間のかかりかたは半端じゃあない。
何とかラクしたいものだ、すし太郎の代用品になりそうなこちらの品は無いか、とスーパーをうろついたところ、それらしきものを発見。
 
瓶詰めの野菜サラダだ。彩りがいいし、すでに細かくなっているし、まるですし太郎ドイツ版ではないか!
瓶から少しすくって食べてみたらかなり味が濃い。酸っぱい。うーむ。
まあ、何でもいいからまず作って周囲のドイツ人に感想を聞いてみよう。飯を炊いて寿司酢(酢はこちらの普通のスーパーで買える品。それに砂糖と塩を入れる)を混ぜ、汁気を切った瓶詰めサラダを混ぜる。
二日間、約5名に食べさせてみた。
いまひとつよろしくない反応・・・・
うーん。何だろう。
ここはまず、日本人に食べさせて感想を聞くべきか?
だいたい、ちらし寿司を食べたことがない奴らに「すし太郎と比較してどうだ?」と言わんばかりの試食をさせるのは無理がありすぎだ。そうだな、ふむ、書いているうちに納得。








糖質制限反対

2014年05月03日 | 食べ物
昼食。私の皿。

ヒエ入り米飯とこちら独特のハムを焼いたもの、きゅうりとベーコンのカリカリ入りポテトサラダ。
義両親たちのはポテトサラダが米飯スペースに載っている。
つまり、サラダが主食の彼ら。
私はここのポテトサラダのべちゃべちゃしたところに馴染めない。
飲み込むように食べるのだ。
米飯のきちんと噛まなくてはならないところが大好きだ~。それにしてもこの量は多すぎか。
炭水化物の摂取しすぎを警告する昨今に逆行する私の食べ方だな。
少なくとも油脂たっぷり入りのポテトサラダや何が混ぜ込まれているかわからないハムを腹いっぱい食べるより安全なのではと言い訳してみる。

いろいろな論理よりも自分の身体で感じるほうが大事なのでは、と思っている。


外食は外れることが多い

2014年05月02日 | 食べ物
外食嫌いの私だが、外食しなくてはならないこともある。
何人かで「何か食べようか」となったとき、私にとって外れの少ないアジア料理を選ぶのだが、これも失敗することを頭においておかなくてはならない。
某アジア料理レストランにて。
 
左のは塩分が高すぎ。これを注文した友人が店の主に訴えると「ドイツ人向けだから仕方がない」と言う様な言い訳をしていた。さすが○○○人・・・
ビーフンと野菜・肉の炒め物。
私が注文したものだ。なんだか鶏肉が臭かったけれど、義母が普通にスーパーで買ってくる肉の臭いことが多いので「ドイツはこうなんだ、慣れなくっちゃ」と努力したおかげで私は平気になった。
量が多いので、隣に座った夫に食べてもらった。後から彼は「肉が臭くて食べられなかった」と言っていた。
・・・ということは義母の料理より更に肉臭かった、と言う事か。

そいうわけで、やはり外食は好きになれない私。
弁当を持って出かけるのは、まず弁当を持って歩くという面倒さがあるし、また雨が降っていたりしたら食べるのに適当な場所を探すものも困難だ。
レストランなどの料理が塩辛かったり肉が臭かったりするのはここでは普通、と自分を諭してそれに合わせるしかない。
マレーシアやシンガポールなど、どこで食べてもまず外れないことと比較すると雲泥の差だ。
すでに行きつけているところ、知人・友人の勧めるところ、などは大丈夫。
今回のように、集まった4人がみんなその場所が初めてだったりすると、覚悟の上でレストランに入らなくてはならないなー。


街は不衛生

2014年04月14日 | 食べ物
街中の大通り沿いの歩道を歩いていると見慣れた光景が。
黄色の袋はプラスチックゴミ
落ち葉の色と似ているので気づきにくいが、パンが散乱している。
それまで夢中になって食べていたハトたちが、カメラを構えている私を警戒しているぞっ

スーパーで一袋、あるいはパン屋で一塊買って切ったものらしい。ほとんど食べずに捨てたのか、落としてしまったのか。
少し食べて、あるいはほとんど手をつけていない丸ごとパンが落ちている光景はここで何度も見たのでもう驚かなくなっている私。
私もここに来てから数年は義母のケーキ攻めに耐えられなくて、こっそり私の分のケーキを捨てたものだ。今ではきっぱりと食べられないことを伝えるのでそうした無駄をすることはない。
ここの人たちが私のように「このパン食え」と強制されてこっそり捨てたとは考えられにくいな。いったい、どういうことなのだろう。
ドイツに対していまだに「物を大事にする」という幻想を抱いている私がいけないのだろう。この街はただいま好景気。失業率は2パーセントと聞いている。人々もパンぐらい容易に捨てちゃうのかな。
食べ物を捨てることにどことなく後ろめたさを感じるのは流行の感覚じゃあないな。あるブログには無理して食べる行為は食べ物の無駄、と説いていた。その意見にも同意できる。

ハトがおいしそうについばんでいることが救いかな。
捨てたいパンはハトにやろう~、とか書くとそれも嫌がられるだろう。どこの街もハトが増えすぎて困っている様子だし。

ピザが嫌いなドイツ人

2014年03月07日 | 食べ物
たまには義母も昼食に手を抜くことがある。
 
昨日の残りの野菜スープと冷凍物のピザ。野菜とハム類を少々加えた。

直径約25センチのピザは義父と半分にして食べた。きゅうりとピーマンのサラダ添え。
義母はピザが嫌いだ。子供の頃に食べていない外来物だからだろう。何度か彼女の手作りのピザを食べたことがあるが、不味かった。
誰もそれに対して何も言わなかったが、義母は感じたのだろう、自分のピザが不味いことを。以後、手作りピザはわたしの仕事となった。

普段より少ない量の昼食だ。三人とも食欲はあまりない。なぜならとても暖かいから。気温が上がると身体は外気温に対抗する体温を作るエネルギーを使わなくていいものだから、消費カロリーが減るので、食欲も落ちるように脳が調整しているのだろう。
それにしてもいいお天気。外で運動してカロリー消費するべきだな!いや、庭仕事でカロリー消費なのだろうか、ああ、憂鬱

冬場は体重が減りがちな私も気温が上がるにつれ増えてくる。いいチャンスだ、筋肉トレーニングしてかっこいいりすを作りたいぞ。運動嫌いな私、何をしたらいいか・・・え、庭仕事?それって大胸筋とか大殿筋とか作るかな、え、そんな問題じゃあないだろって・・・

白アスパラガスを食べた

2013年05月08日 | 食べ物
「今から行っていい~?」
と道中から電話した私。訪問は数日前からちゃんと計画的に、というイメージのドイツだが、
私はこうした突撃押しかけを結構やっている。彼女らも「今どこにいるの?うちに来ない?」と言うのだ。決して無理やりな訪問じゃあないぞぉ。
この日に行ったドイツ人宅ではアスパラガスを茹でていた。
ウチでは食べられないので(義母がアスパラ嫌い)早速いただいた。
「ソースを作りましょうか」と彼女の提案があったが塩を振り掛けるだけにしておいた。
ふむ、おいしい。
醤油も合うかもしれない。
ドイツ生活二度目の白アスパラガス体験だった。


  
アスパラガスとともにスパークリングワインを勧められた。少しだけ試してみたらわたしの体調のせいだろうか、不味く感じたのでこの日はお付き合い程度に本当に少量いただいた。
ゲロしたら困るもんねー。
人気のあるスパークリングワインらしい。また次回にいただこうっと。


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流行をあまり追わない私が人並みのことをやった、という達成感。あはは~

黒ゴマペーストを知らない義母

2013年05月07日 | 食べ物
最近のマイブーム(この言葉はまだ有効?すでに死語?)朝食はこれ。
  
左は黒ゴマペースト、右ははちみつ。ここではゴマペーストを買うには普通のスーパーでなくトルコ食材かアジア食材を扱っている店に行かなくてはならない。はちみつは普通に売られている。写真のは養蜂が趣味の人からもらったもの。あまり甘くないのが特徴・・・
ゴマペーストとはちみつを混ぜる。
この黒ゴマペーストはバサバサ。日本の品はもっとしっとりしていたような気がするがどうだっただろう・・・
おお・・・すでに日本の物事をいろいろ忘れかけている私??

黒パン(ライ麦入りの黒っぽくて酸味の強いパン。慣れるとおいしい)に塗って、いただきます~ この写真はほぼ実物大。
ゴマのバサバサ感はそのままだが、口に入れればおいしいぞ。
義母がこの黒い物質を気味悪く思ったのか私に二度も尋ねた。「それは何だ?」
ここでは黒ゴマの存在が珍しいのだろうな。白ゴマでさえ日常の料理に使うことはない様子だし。
ごま油を使うと義両親、夫まで「何の匂いだ?!」と大騒ぎするし。
おかげで貴重な黒ゴマペーストは私が独り占めで食べることができるぞ、うほほ、なんでも前向きに考えようっと。



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ああ、急にこの商品を試したくなっちゃった。日本のものが正統、と意識の奥にある自分を発見・・・
写真のようにとろりとしているのかな?
それにしても日本の食品は高いよな。150グラム入りのゴマペーストが500円。ここでは250グラム入りが3ユーロ(400円くらい。ユーロ上昇中なので今現在の換算価格)まあ、カロリー摂取量の日独の差で考えると、倍くらい食べるここは半額くらいでないと栄養失調になるかもね。うほほほほほほほっほほ~






最後の魚料理

2013年04月17日 | 食べ物
義両親と食材の買い物に行ったときに、10尾ほど入った冷凍物のニシンのパックが割引価格で売られていた。
すかさず「これを食べてみたいものだ」と彼らに言うと、魚好きの義父も私に同意した。
「私がいないときに作ってくれ」と義母はご機嫌斜めだったけど。
普段、ニシンはビン詰になった酸っぱいものとか、缶詰になったものなど、すでにそのまま食べられるような状態のものばかりで私にはつまらなかった。
単純に焼いたもの、を食べたかったわたし。

なかなか義母が昼食時にいないことがないもので、義母はいつまでも減らないニシンに恐怖を感じ、彼女から積極的に料理し始めた。
毎回毎回、義母は焼かれているニシンに悪態をついていた。
「なんて臭いの!」
焼いているうちに身が崩れると「だから魚は嫌いなのよ!」。
  
だったら、私に任せればいいのにねぇ。台所の主は自分であることをひたすら守っているのだろうか。


黄色く衣が付いているのは冷凍食品「魚棒」(直訳!)。普通、ウチで魚を焼く、といえばこれのことだ。

これが義母人生最後の焼き魚料理。もちろん義母自身は食べない。海から遠く離れた内陸で育つと魚介類を嫌う傾向にあるのは仕方がないだろう、あ~あ。

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自分の台所でうんと魚を焼いてみたい私。夢の生活さ、小さな夢にクリックを!



ザウアークラウトとパイナップルの煮込み

2013年03月26日 | 食べ物
今日の昼食にやられてしまったので早速記録しておくことにした。

たまねぎのみじん切りを炒め、色づいたところでりんご1個を細かく切っていれ、さらにザウアークラウトを入れる。しばらく煮込む。
カメラに湯気がかかってしまい、鮮明でない画像で申し訳ない。

缶詰のパイナップル約500グラムを細かく切る。

鍋に入れて一緒にしばらく煮てできあがり。

「今日はパイナップルザウアークラウトにする」と義母が宣言したときからもうげんなりしていた私。
やっぱり、仕上がったものは凄い味だった。これって、野菜の煮物の感覚?甘いんですけど?いや、酢豚もパイナップルが入っていたりしていて甘いけど、でも酢豚と比較するのは酢豚の冒涜だと思う。


先日の記事のレバーケーゼ・目玉焼きに添えて食べた。
食後に隠れてたくさんクッキーを食べた・・・・




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人生初めてのパイナップルザウアークラウトだ、記念にクリックして欲しい


レバーケーゼおにぎり

2013年03月22日 | 食べ物
レバーケーゼという食品があって、その説明はウィキペディアに任せる。
レバーケーゼ 要するにハムのようなものだ。
これって、ちょいとスパムに似ていないかと思った。いや、わたし、スパムを食べたことは無いのだけど。

ウチではこのレバーケーゼを焼いて目玉焼きを添えて食べる。

この日は忙しかったのでこうした簡単な料理で昼食を済ませた。

義父が出してきたポーランド土産のビール。左ははちみつ入り、だとかで甘ったるくておいしく感じた私だ。ガンガン飲んだら食後にひっくり返ってしまった、ああ、飲めない自分を常に自覚しないといけないぞ。

ロシア産ピクルス。義父が喜んで食べていた。義母は断固拒否。義父が「旨いから食べてみろ」と誘うのを徹底的に拒否していた。そ、そんなに力強く断らなくても・・・と脇で見ている私、しっかり学習している。このように強烈に断らないとここはやっていけないということを!

突然だが、これは近所の日本人にもらった手作りきゅうりの佃煮。激ウマ。日本にいたときはきゅうりの佃煮などほとんど食べなかったのに、ここでは非常においしく感じる。

さて、本題。スパムむすびというものが好評らしい。似ているレバーケーゼで作れないものかと思って実験してみた。
 
ラップフィルムで包まれているのは外出用に作ったためだ。
義母は作っている私の脇で牽制していた。「海苔とレバーケーゼは合いません」と。
義両親は海苔がご飯で温まって発生させる磯臭さが大嫌いなのだ。彼女の言葉に惑わされず、ガンガン作った私。
海苔臭さが彼らを刺激しないうちに自室に持って上がってしばらくPC作業をしてたら・・・
ううう・・・焼いたレバーケーゼの匂いが気持ち悪い。
義両親には素晴らしい肉やハムが発生させるにおい、私にはだめなのだ。海産物を調理したときに出る匂いはその逆で、義両親たちを困惑させる。
まったく、困ったものだ、異文化同居っ
このレバーケーゼおにぎり、ドイツ人友人には好評だったぞ。
勝利の笑顔のわたし。



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ここの食材を使って日本食っぽいものを作り出したい。

たまにはおいしいものがある我家

2013年03月02日 | 食べ物
夏に収穫したベリー類のほとんどは冷凍保存される。冬の間に何度かジュースやジャムを作るのだ。
収穫直後にも作るのだが、量が膨大なので数度に分ける様子。

これはラズベリージャムだ。冷凍庫から取り出された凍ったラズベリーで初めにジュースを作り、残りカスでジャムにする。

この作業に私は呼ばれない。義父が手伝うのが伝統となっている様子。

異様にたくさん作るが、これらはちゃんと1年以内に消費される。夫と私はほとんど口にしない。
ドイツ人の一人当たりの莫大な砂糖消費量がこのジャム作りでも容易に想像できるだろう。ちなみに義両親たちはかなりスレンダーで、大きな病気もせずおおむね健康である。


興味があって、鍋に残ったものをもらった。口にしてびっくり。おいしいまだ熱い出来立てラズベリージャムは素晴らしかった。
義母に向かって盛大な賛辞を贈ると、彼女は答えた。
「そうよ、これはデリカテッセですからね」
え?デリカテッセって?? すぐにりす部屋で辞書を引くと「おいしいもの、デリカテッセン、高級食料品、すばらしいもの、絶品」とあった。
ラズベリージャムは貴重品だったのか?デリカテッセって、デパ地下って意味じゃあなかったのかい?
またぐるぐると思考が始まったが、デリカテッセ=ラズベリージャム=激ウマ、ということにしておこう。

たまにはおいしいものがあるウチだ。盛大に自慢に思うことにしよう。
ただし、このジャムも冷えるとただのジャムにしか感じない。
暖めて食べるか~うほほほほほほほほほほほほ~



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今回はヨーロッパ生活情報らしい記述となって、私も満足・・・、ということにしておこう。
現在何位かは、クリックして画面が変わって10秒位すると右下に表示される。たいして重要じゃあないが結構面白い。