飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

プロフェッショナルとアマチュア

2014年12月27日 10時17分33秒 | 教師論
「プロとアマの差はわずか数ミリの差にすぎないが、その数ミリは、そうしようもないほど歴然とした差である。
 そのわずかな中に、人生がたたき込まれるほどの労力が入っているからである」

授業がうまい、子どもたちを変容できる、このことの意味を本質をとらえて理解している教師はどれくらいいるだろうか。
ちょっと本を読めばわかる、研修会に出かけて授業のヒントを得れば上達する、周りの先生にアドバイスをもらえばいい、こんな風にしていればやがて技量が向上するととらえている教師が多い。

身銭を切り、多くの時間を費やし、日々の実践をこつこつと再現する。
それでもうまくいかず、遠くまで研修にでかけ、志ある仲間と本気で教育実践を語り合う。
そんな地道な一見すると不器用な膨大の努力の向こう側に1ミリの進歩がやってくるのである。
その点で、プロ意識というものを感じる実践が少なくなったと感じるのは自分だけだろうかと考える。

saitani
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