飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

授業開始時のスキル

2022年08月21日 09時44分41秒 | 授業論
授業開始のチャイムと同時に授業を始め、チャイムで終了することは基本中の基本でこれを守らない教師はどんな立派なことを言っても技量は低い。
では、チャイムがなって、どんな活動をすることに学級内でなっているか。
よくあるのはチャイムが鳴っても子どもたちが遊びから戻ってこない。
教室にもどってから、トイレに行ったり、水を飲みに行ったりする。
この指導をどうするか。
簡単なことである。
先に述べたように、チャイムと同時に授業を始めればいいだけのことである。
ただし、配慮は必要だ。
いきなり本題にはいってもいいが、ここは子どもたちを授業に心を向けたり、スキル的なことで集中力を高めて作業が効果的だ。

社会科の場合を考えてみる。
4年生以上が対象。

1 フラッシュカード(1分間)
授業開始のチャイムが鳴る。
1枚のカードに付き二回ずつ追い読みをさせる。
ーカードが一巡したら、今後は1回ずつ追い読みをしていく。
フラッシュカーゴを授業冒頭に組み込むことで、教室が一気に学習モードに突入する。
次に子どもたちだけでえ1回ずつ。
このあとは男子だけ、女子だけというように変化をもたせて繰り返しを行う。
合いの手で褒め言葉をはさんでいく。

2 地図帳で;地名探し(5分間)
地図帳○ページを開きなさい。
○○県〇〇市、見つけたら起立。
余計な説明はしない。
見つけた人は赤鉛筆で丸く囲っておきます。
10人前後になったところで、見つけていない人に教えてあげなさいと指示する。

次、○○市。
毎時間、4,5問行う。
なれてきたら県名を言わずに地名だけの指示で、国内から探す。
 
索引を使うことも教える。
一番になった子が次の問題を出すというシステムも取り入れる。

saitani
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