飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

志士は溝がくにあるを忘れず

2008年01月01日 14時41分19秒 | 教育論
謹賀新年
新しい年、平成20年がスタートした。
穏やかな晴天の元旦である。
今年一年も実り多い年にしたいと思う。

多くの過ちや失敗の連続だとは思うが、その一つ一つから学んだいきたいと思う。
自分が尊敬する人物坂本龍馬の弟子に明治の高官となった陸奥宗光がいる。
順調な出世コースを歩んでいた彼も35歳のときに突然逮捕され、禁固刑を受ける。
このとき彼はただ単に落ち込んでいるだけでなく、「この機会に勉強して自分を磨こう」と決心する。
彼は本を読み続け猛勉強をする。

陸奥宗光が監獄の中で執筆した「面壁独語」という随想録がある。
この中で坂本龍馬の言葉として書いている言葉が次の言葉である。
「志士は溝がくにあるを忘れず」
人間、一度、目的を心に抱いたならば、いかにして達成するか、常に考え抜かなければならない。
決して、弱気を起こしてはならない。
 死ぬときには、たとえ、いまだ目的を成就するには至らなくても、必ず、その目的に向かって前向きに倒れるべきである」

この前向きな姿勢を忘れずにいたいと思う。

平成20年 元旦

saitani
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