飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

学級言語

2021年12月22日 14時47分59秒 | 学級経営
子どもたちは教室で多くの時間を過ごす。
授業中はもちろんのこと、休み時間や給食中も教室という空間で過ごす。
そこで用いられるコミュケーション手段の主たる物は言語、会話である。
そこ会話の質が、学級文化を形作り、ひいては人間関係おも作り上げていく。
乱暴な言葉をつかえば、乱暴な人間関係ができ、言葉足らずの会話を積み上げれば、人間不信の関係が積み上げられる。
したがって、子どもたち、そして、教師がどのような言葉をつかい、どれくらい言葉にこだわりをもっているかは、学級経営においては重要な要素となるのである。

こんな詩がある。

「ひとつのことば」  北原白秋

一つの言葉で喧嘩して
一つの言葉で仲直り
一つの言葉で頭が下がり
一つの言葉で心が痛む
一つの言葉で楽しく笑い
一つの言葉で泣かされる
一つの言葉はそれぞれに
一つの心を持っている
綺麗な言葉は綺麗な心
優しい言葉は優しい心
一つの言葉を大切に
一つの言葉を美しく

saitani
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