飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」「万里一空」「雲外蒼天」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

タイムトラベラー2

2023年02月07日 11時02分33秒 | 人生論
「タイムトラベラー 人生の旅人」より 喜多川泰

これまで、ぼくたちにとってほんとうの財産は「経験」だってことに気づかなかったんだね
財産は経験?
そうさ。お金や物が財産だと思ってた?
そんなものはある文を使ったら終わりだろ。
経験という財産は何度使っても涸れることはない。
人生を通じて幸せを運んでくれる。

もちろん百%損得を考えない人になるなんて無理だけど、ぼくは自分の中の「0」が「1」になると思ったらできるだけやるようにしている。
ふつうの人が経験をしないようなことならすぐやる。
そう決めているだけさ
損得ではなく、経験で判断する

だって、考えてみなよ。
人生を通じて、自分が手に入れられるとわかっている物に対してしか行動しないんだよ。
そんな人生のどこで、自分の可能性に腰を抜かすほどのビックリすることができる?

ぼくらの可能性は、ぼくらの想像をはるかに越えたとこrにあるんだよ。
それを、自分が手に入れられると想像できる範囲でしかこうどうしなければ、その可能性を開花させる人生なんで送れるわけないじゃないか!

ぼくは、人生のなか出会う出来事にはすべてに意味があると思っているんだ

それに、僕たちの人生は、絶対に計算できない要素が柱になってできあがっているじゃないか。
今まで、そして、これからも
それは…何?
さっき言ったよね。
出会いだよ。
これから誰に出会うかなんか、どんなに損得を考えても、将来を計算しても誰にもわかりっこない。
でも、その出会いが中心となってぼくたちは人生を創っているんだよ。

ぼくたちの可能性を引き出してくれるのも出会い。
ぼくたちに幸せを運んでくれるのも、新たな学びをあたえてくれるのも、すべて出会い。

そう。
ぼくたちは自分と会話しながら生きているだろ。
誰かと会話していないと気は常に自分と話してる。
どこへ行こうとも、一番の話し相手である自分はいつも一緒にいる。
だkら、こんな人といっしょだったら、旅は楽しくなるのになあと思えるような人に自分がなるしかないんだ。

ああ。
ぼくの場合には、これから起こることはどんなことも楽しむと心に決めることが、旅に出る際のいちばん大切な心の準備なんだ。

これから行く先は天国でもなければ地獄でもない。
ぼくらがいる場所とは違うから最初は慣れないかもしれないけれど、どんな場所に行ったとしても、そこで幸せを感じて生きている人もいれば、不幸を感じて生きている人もいるそんな場所だ。
つまり、旅は、行けば楽しいことが待っているわけじゃない。
そんなことを期待して行ったところで、つまんない顔して過ごして、帰ってきてつまんなかったって言うのがオチさ。
そうじゃなくて、起こることを楽しむと決めるんだよ。

旅先におけるハプニングは、ふつうなら絶対に経験することができない「0」を「1」にするチャンスなんだ。
だから、予想外の出来事が起こるたびに、暗い気持ちになるような状態のままで旅に出てはいけない

起こることはすべてを楽しむと決めてから出かけるから、旅先で起こることすべて楽しいことになる。
旅には決して楽しいこtが待っているわけではない。
待っていることを楽しんでくるからいい旅になる。
そのことを忘れ化ければ、絶対にいい旅になる。
その心の準備をするのが、最後のそして一番大切な準備だ。
さ、心を決めろ

ぼくたちは、日頃、目の前にあるふつうにあるものに感謝したりしないだろ。
でも、旅に出ると、いつも目の前に当たり前にあるものがない

ああ、それはね、ぼくの人生には、素晴らしい人生にするために必要なものはすべてそろってるということだよ。
足りない物なんて何一つない。
すべてだよ。
考えてみてよ。
自分の人生を素晴らしいものにするために必要なものがすべてそろってる人って、世界一の幸せ者だよ。
つまり、ぼくは旅に出ることで、自分が世界一の幸せ者だってことに気づくようになっていったんだ。
そして、旅を続けるほどにその思いは強くなるんだ。

だってそうだろ。
ぼくたちはみんな人生という旅の途中じゃないか。
最初はみんな「0」を「1」にすることに夢中だったろ。
それがいつも間にか、そうだな、最初の十数年で自分のまわりにある「0」がなくなった時点で、「0」を探すのをやめてしまっただけさ。

旅先にあふれている「0」をできるだけたくさん「1」にする
どこまでも自由な不自由さに飛び込めば
いままでの自分とは違った自分と出会える。
人生を変える出会いをするためには、自分がどんな「想い」を持っているかが大切。
「想い」が同じならば奇跡が起こる
もらえるものばかりを考えずに、自分があげられるものをまず用意する
そして、旅の目的を果たすために必要なこのはすべてそろっている。
足りないと感じたものは旅先で手に入れればいいだけだ

おこることすべてを楽しむと決めてから旅に出る





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