飛耳長目 「一灯照隅」「行雲流水」

「一隅を照らすもので 私はありたい」
「雲が行くが如く、水が流れる如く」

着語2

2006年03月09日 00時42分30秒 | 国語科
着語は、どんな場面でどんな意味をもって行われるのが適切なのかを考えてみる。

1 前文の意味を立ち止まって考えさせ、次に展開する叙述を読む姿勢を作らせる。
2 前に提出した着語による問題の答え、ないしは、それより前の段階の要点をまとめる。
3 物語中の因果関係について補説する。
4 年齢、年代、時などを数字で補説する。
5 時代背景や原典などについて補説する。
6 文脈に表現された意味や、語句の意味などを簡潔に補足する。
7 表現の巧みさに対する感動を述べると共に、経験と結ばせてイメージ化への働きかけをする。
8 これまでの学習中に出てきた話題と結びつける。
9 文脈に即して自分の(教師の)理解したり、思ったりしたことを、それとなくつぶやく。
10 重要語句と思われるものを指摘する。

この着語の意味を今一度考えてみることも「言語学習」への発展を促す上で意義のあることだと思う。

SCENE160(saitani)