三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【知と美は細部に宿る。「はやぶさ2」が呼ぶ感動】

2019年07月14日 07時00分39秒 | Weblog


最近の超ウレシイことは「りゅうぐう」に行ったはやぶさ2の活躍。
先日、2度目のりゅうぐう着陸に成功したことで沸き返った。
前回の着陸時に変成している表面を弾丸状の発射装置で破砕させ
その奥の、宇宙誕生時点により近しい物質をさらけ出させて、
それを再度採取するために2度目の着陸を行い、
「100点満点の1,000点」というピンポイント着陸に成功したとのこと。
日本という国家社会が人類に少しでも貢献できる、
そういう意味合いから、まことに快挙に拍手したくなった。
そしてそういう快挙でありながら、ネーミングすべてにおいて、
「りゅうぐう」という名付けといい、はやぶさといい、
時間を遙かに超越する人類、ニッポンの夢を感じさせて楽しい。
はやぶさ2は、精密そのものの機械ではあるけれど、
コンパクトな知的生命体そのものだと思える。
この知的生命体にはニッポンの知能の最先端が結集しているのでしょう。
巨大プロジェクトで総額300億円弱の「公共事業」とのことだけれど、
こういった快挙を達成するための技術開発の進化を考えれば、
今後の産業への貢献要素は計り知れないのだろうと思う。
ニッポンはこれからも、このような技術立国を目指して行くべきでしょう。
このプロジェクトの様子はぜひ、映画とかドキュメントとして
一般にもその知的営為をわかりやすく伝えて欲しいと思います。

そんな興奮冷めやらぬ中、
わたしはわたしで、微細な世界の美に感動し続けています(笑)。
ふだんは漫然と散歩しているのですが、
きのうは休日と言うこともあって、路傍の小さな花々に魅了されていた。
全く時間を忘れるほどに、こうした小さな世界の美には圧倒される。
花の名前を知らないことがまことに恥ずかしいのですが、
いつも訪れている「西野緑道」周辺でたくさんの写真撮影をしていました。
きょうはそのなかからほんの2枚だけ。
2枚目の写真はタンポポのタネのクローズアップですが、
1枚目の方は名前がわからない。
わたしとしては地球環境のいのちの美しさを感じさせられた。すごい。
現生人類というのは「好奇心」という大きな「動機」から
今日に至るまでの進化を獲得したとされているそうですが、
そのまた起点ではやはり「美への感動」が動機を支えていたのではないか。
自然に存在する美に深く感動して、新たな知的探究を継続してきたのでは、
そんな思いが日々、強くなってきております。
住宅というモノゴトも、やはり直感的な美しさ、いごこちの良さの探究が、
これからも発展の大きな動機を構成するのでしょうね。

PS 1枚目の写真は、Greensnapというお花画像サイトで
教えていただいて、「アスチルベ」のようだと教えていただきました(笑)。
ウレシイです!
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