性能とデザイン いい家大研究

こちら 住まいの雑誌・Replan編集長三木奎吾です 
いい家ってなんだろう、を考え続けます

LCCM住宅と建築研究所

2011年04月27日 07時51分43秒 | Weblog






今週28日には、
東日本大震災で開催が延期されていた
「LCCMモデル住宅発表会」が開かれる予定になっています。
このLCCMという耳慣れない言葉は、
「ライフサイクルカーボン マイナス」という意味で、
その建築材料の制作製造全工程から、建築のプロセス、
さらにその建築が使命を終えて廃棄に至るまでのすべての過程での
二酸化炭素の発生量を計量し、そのうえで
環境に対して、トータルでのCO2マイナスを実現しようという考えに基づいたもの。
日本政府が国際的に約束したCO2削減公約を実現するために
建築の側が、どのように対応していかねばならないかという
使命に対してのひとつの回答例チャレンジなのです。
で、発表会に先立って
写真撮影の許諾を申請したところ、
了解が得られたので、昨日、行って参りました。
この模様は、追ってReplan誌面他で掲載していきたいと思います。
建築設計としては、村上周三建築研究所理事長を委員長とする
LCCM住宅研究開発委員会が当たっています。
こうした方向性はたいへん有意義なことであり、
この件を室蘭工大・鎌田紀彦先生にお話ししたところ、
28日には、発表会にも参加されることになっています。

なんですが、
さすがに関東の季節は1ヶ月くらい早く進行している。
写真のように、新緑のまぶしさが目に心地よい。
つくばという場所も初めて行ってきたのですが、
敷地も広大に広がっていて
まことにゆったりとしたいい環境であります。
さすがに国の研究機関・建築研究所の立地にふさわしい。
関東平野に繁茂するさまざまな樹種の植物たちが
建築の機関らしく、迎えてくれていました。
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