三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

建築写真家・安達治の本、出版

2009年10月30日 06時12分46秒 | Weblog




北海道が誇ってもいい写真家に、安達治さんがいます。
かれは、建築の写真家を志し、
北海道に移住して、北海道の建築写真を撮り続けてきた。
縁があって、わたしの雑誌でずっと、写真を掲載し続けてもらっています。
地方で住宅雑誌を発行し続けていく、
確かに広告収入を基礎として経営を維持し続けていくしかないのだけれど、
かれの純度の高い建築写真をその誌面に入れていくことで、
かろうじて、「文化性」の部分を持ちこたえられてきたと思っています。
わたしどものような雑誌からの依頼をこころよく引き受けてくれ続けてきたことに
深く感謝しています。
初めてかれと写真撮影を一緒に行ってみて、
建築に向き合うかれの姿から、実にさまざまな思いが伝わってきた。
雑誌を作り続けていく、その本質的な部分で、
本当に、そのバックボーンになっている面が実に大きい。

長く、そんな思いを持っていながら、
かれの名を冠した本を出版することはできなかった。
地方中小零細出版としては、あまりにもハードルが高かった。
しかし、スタッフからかれの名を冠した企画が発案され、
多くのみなさんからの賛助も得られて、
今回、ついに彼の名を冠した特別編集号を発刊できることになりました。
「建築写真家 安達 治×北海道の建築家18」
というタイトルで、11月1日に発刊されます。
以下に、その要項を。

A4版・オールカラー168p(表紙共) 定価2,000円(税込)
北海道の書店、amazon、Replanホームページにて発売!
北海道の住宅雑誌「Replan」連載、『Zoom Up住宅』でお馴染みの、写真家・安達 治さん。
建築に対するその思いを込めた写真は多くの人を魅了してきました。
同時に「Zoom Up住宅」に掲載された建築家たちの住宅は建築の可能性と魅力をより深く伝え、家を建てようと考える人たちの固定概念をくつがえし、大いなる刺激となっていきました。

この本はReplan誌面の連載企画「Zoom Up住宅」をもとにした住宅写真集であるとともに、18組の北海道の建築家たちの建築作品集であり、さらに写真家・安達 治さんや建築家たちの人間像に迫る一冊です。


というような次第であります。
Replanの本
から、直接予約購入も可能です。どうぞよろしくお願いいたします。





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