三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

アナログ放送終了、新たな競争環境は?

2011年07月24日 06時49分56秒 | Weblog






一昨日、クルマに乗っていて
なにげなくテレビを写してみたら、知人もこだわっている
左下の「あと何日で終了」マークが表示されておりました。
そうかこれか、とニンマリさせられました。
わが家はJCOMにしているのですが、カミさんに聞いたら、
アナログ放送を選択できるので
こういう画面表示、そっちの画面でも出せるのだそうです。
ほとんど怖いもの見たさの心境。
っていうことで、本日朝、
その画面を出してもらおうとしていたのですが、
カミさん、いろいろ操作しても結局表示できず仕舞い。
やむなく、ぶれまくっているカーナビの画面表示であります(笑)。

アナログ放送が終了になって、どういう変化があるのか、
電波枠の許認可権って、国家権力の大きな利権でしょう。
ただ単にテレビ業界の買い換え需要喚起が目的だったとしたら、
たいへんむなしい。
大きな帯域が空くことによって、
どういった構造がスタートしていくのでしょうか?
あんまりよく調べていませんでしたが、
これからの変化で、利権構造も露わになっていくのでしょう。
「ホワイトスペース特区」などとかの動きもあるようなのですが、
まだ明確に電波マーケットの具体的内容は伝わってこない。
まさか、国の管理する電波スペースで、
ある日が来たら、実はこうなっていましたみたいに利権構造が
「こんにちは」と突然出てくることもないでしょう。
電波を使ったビジネス競争が起こっていくことは容易に想像できる。
移動体向けマルチメディア放送っていうような動きはあるけれど
まだ、それでどのようなサービスが可能か、
というような論議は起こってきていない。
このあたりは、実際にアナログ放送を終了できるのかどうか
そういう社会の対応ができるのかどうかを確認してからでないと
前に進めないと言うことなのか。

まぁ、わたしたちのような
特定コンテンツに特化した事業者にとっては
まずは市場環境がどのように整備されるのか
その帰趨をみてからでないと、動きようがないというところですね。
さてどうなるのかなぁ?
コメント
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