三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

除雪の幾何模様

2009年02月07日 06時41分59秒 | Weblog



ことしの札幌は、やはり暖冬といえるでしょう。
1月に雨が降ったりしているのですから、
いま、開催中の雪祭りでも雪の運送が大変だったろうと思われます。
って、雪祭りというのを知らせてくれるのは
決まって、本州地域からこちらに来訪されて会社を訪れてくれる方たち。
「ちょうど雪まつりなので・・・(笑)」ということで、
来られるのですね。
こっちは雪まつり、子どもが小さい頃に
行ったくらいで、とんとご無沙汰しているので、
「あぁ、そうですかぁ」と、そうかそうかと気付かされる。

まぁ、そんななかで
雪まつりを彩るようにきのうは終日雪。
ひょっとすると相当の大雪になると思われたのですが、
夜は雪が上がってくれたようです。
こういう条件が整うと、除雪車のタイヤあとがくっきりと残って
朝には、綺麗な幾何学模様を見せてくれます。
こういう美しさ、というのも札幌で暮らすひとつの楽しみの要素。
だんだんとこうしたなんでもない光景が
楽しいと思われてなりません。
どういうことなのかなぁと思うのですけれど、まぁ、年ってことでしょうね(笑)。

久しぶりの降雪だったので、
わが家前を、きのう帰ってから除雪いたしました。
カミさんも忙しくて帰宅できないので、坊主には申し訳ないけれど
お弁当を買って帰って、店屋物の夕食。
まぁ、かれの好物で、親にすると切り札の手抜き夕食です。
それで時間を節約して、雪かきに汗を流した次第。
30分ほどして、食事を終えた坊主が自分で出て参りました。
自発的に父さんを手伝いに来てくれた。
やっぱり雪国の人間には雪かき作業は必須の生活の仕事。
坊主とふたりで雪かきっていうのも楽しい。
辛いと考えれば辛いけれど、
この写真の除雪車のあとと同じで、
とらえ方ひとつで、雪国の暮らしを彩ってくれることでもあると思うのです。

ともあれ、遠くから雪まつりに来ていただいたみなさんには
ちょうどぴったりの雪化粧になったと思います。
大いに札幌、北海道の冬を満喫していって欲しいものです。



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