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三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

バッテリーで、またまたJAF頼み

2007年05月20日 06時33分27秒 | 出張&旅先にて

仙台には車を置いてあります。
いつも常時、東北出張するので、公共交通機関を使うのは面倒。
やはりどうしても、自由の利く車が便利なんですね。
もう3年近く置いてあるワケなんですが、
今回は、出張の間隔が長くなって、3週間ほど経っておりました。
で、駐車場に行ってみたら、ドアが遠隔操作ボタンではロック解除しない。
「あれ、ヤバ・・・」と、内心おそれが広がり、
車に手動で入って、セルを回したら、起動しない。カシャ、とむなしい音。
あんまり予定まで時間がない、ってことで、大急ぎで近くのGSへ。
お願いしてバッテリーチャージしてもらって、
無事起動。エアコンなどの電力消費が激しいものは使用せず、だましながら走行。
なのに、当日の仙台は最高気温26度という暑さ。
北海道から移動してくると、ちょっとこたえる暑さなんですけど・・・。
仙台市内での用事を片付けてから、走行1時間くらいでホテルの駐車場に到着。
普通はこれくらい走行すれば、充電も充分だろうと思って、
心配することもなく、仕事を片付け、その後の会食、2次会と
ご主人様は、楽しく過ごしておりました。
ということで、翌朝、ややお酒の元気が残る頭で、
この件は、すっかり忘れていたほどだったのですが、車に荷物を取りに行くと、
症状が再発しておりました。
こんども、うんともすんとも言わない。
どうやら、バッテリーがへたっているのですね。

また、GSまでと、考えたのですが、ここでようやく自分がJAF会員であることを思い出しました。
「そうだよ、こういう時のために会員になっているんだった」
なんですよね、なかなか、思い出さないものなんですよ。
こういうのんびり屋さんがいるから、JAFって、儲かるのでしょうか?
という次第で、会員になって5年くらいで2回目のレスキュー依頼。
バッテリのトラブルは、JAFの超定番サービスなんだそうですね。
連絡してから待つこと35分、仙台市内中心部のホテルまで駆けつけてくれました。
HONDAのフィットを社用車では使っているのですが、
まぁね、車は走ればいいので、あんまり詳しくもないし、フリークじゃない。
こういうことになって初めて、部品を知ることになります。
聞いたら、やはりパワー不足のバッテリーを使っているのだそうで、
個体差もあるけれど、3~4年程度で交換時期になるものもあるとか。
性能チャックをしてもらったら、かなりくたびれている感じ。
長距離移動と、長い休暇とを繰り返すうちに早めの寿命を迎えたのか?

しばし、バッテリーの知識を得た次第なのですが、
交換用のバッテリーで、いまのよりもややパワーが大きいものを持参している。
値段は、と聞いたら8500円。
車専門量販店などでは、安いのだと4000円くらいからあるそうですが、
専門に見ているので、性能は最適のもの、と太鼓判を押します。
ちょうど、持ってきてくれているのなら、手間も省けるし、
「じゃ、それに交換してください」とお願いしました。
この段取りの良さは、JAFの基本的マニュアル通りの展開なのでしょうね。(笑)
しかしまぁ、助けに来てもらっているので、
まぁ、しょがないし、またそれで買い物に行くのも面倒ですよね。
交換バッテリーは充電も十分のものなので、
作業は点検も含めて、十分程度で完了。
セルも一発起動で、無事甦ってくれました。

写真は、新旧のバッテリーを並べたもの。
やや大きめのものに交換したわけです。
時間的には仕事にも支障は出ず、大きなトラブルにならずに済んだ次第です。
まぁ、いちばん気をつけなければならないのは、
自分がJAF会員であることを忘れないで、思い出すことですね(笑)。
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豪華ホテル宿泊記

2007年05月11日 05時06分56秒 | 出張&旅先にて

ということなのですが、実はそれほど高い金額は払っておりません。
たしか、6000円とか7000円くらいの普通のビジネスホテルの料金です。
そろそろ時効なので、
ホテルから追加料金の請求はもう来ないだろうと言うことで、
ようやく書く気になったことなのです。

東北各地をあちこちと飛び回っていることは
このブログの読者のみなさんはご存知の通り。
そういう出張が頻繁になり始めた、5年前くらいのこと。
取材がいろいろたて込んでいて、
秋田県の能代市でいったん出張が終わる予定だったのが、
急遽、青森市内で仕事が入って、
道すがらの能代駅のみどりの窓口で
青森市内のホテルの予約を頼んだのです。
移動は、札幌からフェリーで来ていた乗用車を使用していました。
ところが、駅ではそういう注文が入ることはきわめて珍しいらしく、
職員の方が、たいそう機械端末をたくさん操作した末に、
ようやく、青森市内の「一流シティホテル」を予約できたのです。
こちらはその当時、青森市内のホテルのランキングなど知るよしもなく、
「ま、なんでもいいよ、どうせ寝るだけだし・・・」ということなので、
料金が一般的なビジネスの値段だったのを確認して、
「ハイハイ、それで結構です」ということで、ホテルへ向かったのですね。

で、くだんの立派なホテルに到着。
「あれ、けっこう、立派なんだね、これ」とは思いました。
大した荷物もないのですが、ボーイさんが運んでくれる、あたりで、
「なんか、すこし雰囲気が違うかなぁ」という風向き。
まぁ、でも思ったよりも高級ホテルなんだなぁ、くらいの気持ちでしたが、
さらに案内された部屋に導かれて、仰天!
ふつう、ドアを開けたら、すぐに窓が目に飛び込んできて、ベッドが置いてある、
と、思いきや、ドアを開けても、長い廊下がある・・・。
その先に明るい照明が輝いている。
歩いていって見ると、明るい照明はシャンデリアなんですよね(絶句)。
で、ボーイさんが去ってみると、案内された部屋にはなんと、暖炉まであるんです。
「え、なに、これ?」とキツネに化かされた気分が襲ってくる。
隣接したコーナーと思った場所には、なんと立派なキッチンまで。
広々とした暖炉の部屋(これ30畳くらいはある)のとなりには、なんと、2間続きの和室。
片方だけでも、16畳くらいの広大さ。
床の間には立派な床柱に、床の間には高級そうな書が。
その和室の障子を開け放つと、窓一面に青森市内の景色が広がっている・・・。
驚きを押さえるために、我慢していたトイレに行くと
総御影石張りの豪華内装水回り空間。
お風呂も、けっこうな檜風呂。
それらがまた、半端でない広さの中に悠然と配置されている。

正気を取り戻しつつ、フロントに婉曲に料金再確認の電話をする。
すこし、声は震えていたかも知れませんね。(笑)
「ハイ、◎◎号室の◎◎さんですね、ハイ、料金は◎◎で間違いありません」との言葉。
なんかの間違いではあることは、明白。
しかし、ま、こうなれば、開き直って豪華設備を満喫してしまうしかない。
のですが、とはいっても、出張中のただの骨休めですから、
特段、広い部屋とは言っても、なにに使えるものでもない。
なにやら、おいしそうなお酒も棚に並んでおりましたが、
間違いに気づいたホテルから、
高額な請求が来るなど、庶民としては心配で、
手持ちぶさたに、ふかふかのソファに居心地悪くころがって、
所在なげに大理石のテーブルにペットボトルのお茶を置いて飲んで、
ため息をついておりました。その後、眠気も襲ってきて、
ただただ、呆然と、広い16畳間の真ん中に敷いたふとんにくるまって朝を迎えました。
まぁ、ふとんがふかふかであったのは、当然でした。(笑)
翌朝の食事は、レストランで、まぁ、普通の食事。

「こういうことなら、もっとゆっくりしたスケジュールにして・・・」とは思いましたが、
あいにく約束は朝早く。
キツネにつままれたような一夜は、こうして終わったのでした。
おととい、知人と話していて、ホテル談義になって
このことを久しぶりに思い出して、爆笑してしまいました。
いまに至るも、あれは一体なんだったのか、腑に落ちない思いを抱き続けております。
でももう、時効ですからね。高級ホテルさん(笑)。
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