終わりよければすべてよし

吉田鋼太郎さん主催の劇団AUNの公演を初見！小劇場とは思えないくらい、迫力があって面白かった。『間違いの喜劇』に通じるテンポの良さやドタバタがあって結構笑えた。観るから読むのが得意な私、早速、原作読んでみようっと。

シェイクスピアは蜷川演出でしか観たことがない。鋼太郎さんの演出はいかに？と興味津々だったけど、なかなか洗練されていた。舞台美術も衣装もモノトーンの白と黒。その中にさし色的に入る赤。豪華絢爛な蜷川舞台とは違ったシンプルさの中にセンスの良さと若さを感じた。鋼太郎さんって結構、おしゃれな人なんじゃないかな。

それにしても、オレステスの名古屋大楽からわずか２週間でシェイクスピアの膨大な台詞を覚え、違う役柄になりきっているからすごい。２時間以上の大作、いつ稽古したんだろう。鋼太郎さんはこの劇団の主宰者として自分のやりたいシェイクスピアを追求している。まさに真の舞台人なんだなあ。

最後のあいさつがダンディでステキだった…
これからもシェイクスピア劇の中でいろいろな鋼太郎さんに出会いたい。

公演は１２日まで。
劇団のホームぺージ
http://homepage2.nifty.com/aun-company/index.htm

デスノート後編

おばさんは落ち着いてから観にこうなんて思っていたけど、各所からの評判を聞くにつれ、いてもたってもいられなくなった。

本日、同僚を無理やり誘って、レイトショー行ってきちゃいました単刀直入に、見応えあった前編より断然良かった
前編だってそれなりに面白かったけど、後編を観ちゃうと印象が薄くなってしまう。それほど、白熱してたし、舞台を観ている時と同じような緊迫感があった。

脚本がよく練られていていい。原作よりまとまっていてわかりやすい。加えて、出演陣の熱さが伝わってくる。みんなでこの作品を良いものにしていこうっていうような気概を感じたよ。

竜也くんはもちろん、L役の松山くんも魅せてくれた。二人の演技のバランスがとっても良い。これは監督さんの手腕なんだろうか。そしてラストは“藤原竜也”の独壇場。近代能楽集の俊徳を彷彿させる迫真の演技で月のぶざまな死に様を見せてくれた。悪いことをした人間は滅びていくのね。でも、月なりの正義や大義名分はあったのよね。混沌としている今の世の中、一番大切なものを見失っていくことの恐さを考えさせられた。

今回、私が一番印象に残ったのは鹿賀さん演じる夜神総一郎だ。親の愛って無償なんだよね。たとえ、子どもから殺意を持たれたとしても、親は子どもを憎めない。子どもが想う以上に親って子どもを想っているのよね。そういう深さを鹿賀さんは若手をがっちりと支える重厚な演技でしっかり伝えてくれた。親殺し、子殺しの事件が後を絶たない今の世の中だけど、本当はこうなんだよって。

後編がこんなに感動作になっていようとは。デスノート現象、さらにヒートアップしていきそう。また、観にいかなくっちゃ。

ズ～～ムイン！

デスノート後編、本日公開です！
主演の３人が朝からズームインご出演との情報を頂きTVをつけてスタンバッていたけど、なかなか出てこないじゃん。ラスト３分あたりの天気予報でやっとご登場！爽やかな竜也くんが観れて幸せ～。
これから舞台挨拶を控えてテンション高い竜也くん、いきなりカメラの前で「ズームイン！」してる。おいおい、「ズームイン！」は松山くんのお株でしょ。以前はやれやれって奨める側だったのに香港あたりから、自分からやっちゃってる。そいで、羽鳥さんに「後ほど、ズームインは松山さんにやっていただきましょう」なんてやんわり言われちゃってるところが笑えた～。

噂によると、後編は前編を凌ぐ、出来だそうでかなり楽しみ。原作読んでて、実際、後編の方が藤原竜也の持ち味を存分に発揮できそうな展開になるだろうって思ったもん。今日は、各地、舞台挨拶で盛り上がるんだろうなあ。おばさんは、ちょっと、落ち着いてから、観にいこうと思ってます。また、レイトショーとか穴場の空いてる映画館を探してね。

さあ、週末、来週とワイドショーチェックだ！

余談ですが、ライフ・イン・ザ・シアターを演出したイギリスの演出家ポールミラー氏のブログにデスノートに関する記事が載ってました～
http://pmiller67.blogspot.com/2006/10/death-note.html

おいしそう…？？

昨日は、午後から半休。明日の土曜日出勤するための代休だった。夜、ピラティスのクラスレッスンを予約してあったので、時間つぶしに普段はめったに行かない海老名をふらつく。大きな映画館もあって近年、急激に開発されてきた街だ。おしゃれなショップがたくさんある。明日公開のデスノート後編のポスターの横を「今日から公開されてたら良かったのにな～」と恨めし気に通り過ぎた。

しばらく行くと、何やらいい香りが漂ってくる手作り石鹸のお店を発見した。面白そうだから入ってみたら、もう、たくさんの種類の石鹸が山積になっている～　職場のエアロ＆ブログ友達のてらみさん（ブックマーク見てね！）が石鹸作りにハマっているそうだけど、初めて目にする手作り石鹸の世界はなかなか奥が深そうで驚いた～　パッケージに製作者のお名前なんぞも書いてあったりして。

試しに買ってみようかなあといろいろ見てみたが、たくさんありすぎてわからない。迷っていたらお店のお兄さんが説明してくれたけど、まあ、好みの問題もあるしなあ。見た目もフルーツババロアみたいで甘い香りのおいしそうな石鹸を奨められたけど、私はさっぱり系が好みなもんで、レモンとミントの香りのものにした。グラム売りなんだけど、結構、お値段もいいのね。早速、ちょっと切って、お風呂で使ってみたら、なるほど、泡のきめ細かさが違う。洗い上がりもさっぱり。石鹸といえども、コスメ的な要素も強いのね。部屋においてしばらく香りも楽しめそうだ。

ということで、最近まで、京都旅行で買ってきたお香が煙ってい私の部屋はいきなり石鹸の香料の香りで満ち満ちている～

↓石鹸やさんのホームページ
http://www.lush.co.jp/enter.html